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花粉に殺されかけた私が薬を手放せた話

朝晩はまだ寒いものの、昼は春の陽気がやってきましたね。
春の香り、楽しめてますか?

最後にプレゼント企画があります。
ぜひ最後までお読みください。
企画は3/11に締め切ります。

3年前の春
私は初めて春の香りを楽しむことができました。

新しい生命が芽吹く香りを
別れと出会いの香りを

私は知らずに20数年間生きてきたのです。

そう、物心からついた時からの酷い花粉症の影響で。

春になると、薬が手放せませんでした。
決められた通りに飲んでも効きません。

花粉症の薬をOD(オーバードーズ)して
粘膜が乾燥して風邪を引くのが毎年の恒例行事。

そんな私ですが、3年前から
花粉症の薬を一切買ってません。

我慢しているわけではありません。

あることがきっかけで
快適に春を過ごすことができるようになったのです。

春の香りを味わうことができるようになったのです。


正直、いろいろ試しました。
「これいいよ」「こうしたらいいよ」
そう言われることは片っ端から試しました。

でも効果がないか
食事制限など我慢の必要なものが続かないかで
結局同じような春を過ごしていたのです。

だから、こんなにも簡単に
心地の良い春が私に訪れるなんて
思ってなかったのです。

過去の私のように
辛い春をなんとか生きている人に

快適な春を届けたい。
そう思ってnoteを綴りました。

記事を読んで、
「役に立つ」と思った方は
必要としているだろう方に教えてあげてください。

そうしたら
その方も私も大喜びします。

プロローグ

忘れられない事件があります。

中学1年生の時の卒業式。

「お前らは学年代表で卒業式に出席するんや!
 絶対動くな!
 校訓が書いていあるところだけを見ておけ!」

格闘技バリバリやっていた体育教師の担任の指示。

人数の関係だったか
卒業式へは学級委員のみの出席でした。

真面目な学級委員長だった私はもちろん
動かず校訓だけを見つめているつもりでした。


が、、、
鼻水は言うことを聞いてくれませんでした。

3年生一人ひとりが名前を呼ばれ
卒業証書を受け取っている間

私は鼻水がいつ
マスクの下から顔を出すかということばかり
気にしていました。

卒業生が涙を流しながら
旅立ちの歌を歌うころ

私は一人鼻水を流しながら
心の中で祈りを唱えていました。


なんとか間に合って欲しい、、、


しかし、ついに鼻水はマスクの下で、下唇の下まで到達してしまいました。


あぁ、もう無理だ、、、
先生、ごめんなさい、、、
私は、動きます、、、許してください、、、
緊急事態なんです、、、

私はポケットに手を伸ばし、ティッシュを取り出しました。


そこで、私は重大な事実に気がつきます。



なんと、ティッシュがたったの2枚しかないのです。

下唇の下まで到達した鼻水を、たった2枚のティッシュでどうしろと言うのでしょうか、、、

でも仕方ありません。

とりあえず、既に鼻から出てしまっている鼻水だけでも拭き取り、あとはまた耐えることにしよう。

そう思い、既に鼻から出てしまっている鼻水を拭きました。

しかし、驚くべきことに、鼻水の粘度がかなり高く、まだ鼻の中にある鼻水まで引っ張り出されてしまったのです。

あれは、例えるなら

うどん




そう、うどんです。
まさにうどんです。

うどんのように繋がった鼻水が、
途中で切れることを知らずにどんどん出てくるのです。

ティッシュは2枚しかありません。

私はびちょびちょになったティッシュの周りに
うどん状の鼻水を巻き付けていくほかありませんでした。



中学1年生にとっての中学3年生が
どれだけ目上の存在だったか覚えていますか?

さらに、中学生という多感な時期。

先生に頼りにされている
優等生の学級委員長である私。

真面目だけどそれなりに可愛くて
人気のある(はず)の私。

そんな私が、偉大なる3年生の
一大イベント卒業式で
鼻水をぶち撒けたら、、、、



それはすなわち「死」
社会的な「死」



そこから先、記憶にありません。


卒業式が終わった瞬間にトイレに駆け込み
トイレットペーパーで
一命を取り留めたことだけ覚えています。


汚い話、すみませんでした。
今からうどんを食べる方、さらにすみませんでした。



「なんだ、殺されかけたって比喩か」
と思われたかもしれません。

いいえ、本当に殺されかけたこともあるのです。

花粉症で
リアルに命の危機を感じたことがあるのです。


大学を卒業した年の春
DUCATIのモンスターで
ツーリングに行くのにハマっていた私は
阿蘇へとツーリングへ行ったのです。

※画像はイメージです

阿蘇は
中学生の夏休みに家族旅行で行ったことがあり
青々と輝く美しさに一目惚れした地です。


車内でGReeeeNのCDを聴きながら
窓から眺めた緑の風は
まさに希望に満ちた未来を描いたような色でした。


その美しさのことしか頭になかった私は
それがちょうど花粉症の時期であること
阿蘇には杉が大量にあることを忘れていました。

ツーリングは最悪でした。
花粉症が酷い方ならわかってくれると思いますが
意識が朦朧とするのです。


コーナーが続く山道を走りながら
次のコーナーで死ぬかもしれないと

気を抜いたら失ってしまいそうな意識をなんとか留めながら走りました。


目を開けていることすらやっとです。


鼻の穴にティッシュを詰めたい気持ちも山々だったのですが

マスクの中が鼻水でびちょびちょの状態で死ぬか
鼻の穴にティッシュを詰め込んだ状態で死ぬか

どっちの方がマシかめちゃくちゃ考えて
鼻の穴にティッシュを詰めるのは辞めました。

あの時は本当に
いつ死んでもおかしくなかったと思います。

なんとか
生きて山から抜けることができて

そして今ここに私は生きています。


もうお分かりのとおり
私は「花粉症だったんです〜」
と気軽に言えるレベルではありません。

ニワカ花粉症ではないのです。

1年のうちの1/4を
「なんとか生きる」レベルで過ごすほどの
プロ花粉症でした。

20年以上のベテラン花粉症でした。
物心ついたときからのエリート花粉症でした。


でも、そんな私の人生は
3年前に終止符を打ったのです。

2週間分の花粉症の薬を
1週間足らずで切らしてしまっていた私が、
この3年間一度も薬を買っていません。

前置きが長くなりましたが、
このnoteは今花粉症に悩んでる方には
必ず役に立つであろうことをまとめました。


花粉症に悩まない世界線は素晴らしいです。

春の色をハッキリと見ることができます。
春の香りを脳いっぱいに味わうことができます。

さぁ、こっちの世界線でお会いしましょう。


花粉症は病気です。


今や、日本人の2人に1人が花粉症と言われています。

これだけ花粉症が多いと、花粉症って大変だけど、実際そんなにやばいものではないんじゃないかって気になりませんか?

気軽に薬は買えるし、これくらい仕方ないことなのかなーって。

日本人って、周りと一緒だったら安心って意識がそれなりに強い人が多いし、
周りの人も辛い中頑張ってるのに、自分だけ弱音吐けないなんて思ってしまう人も多いと思うんですよ。

でも、これって結構やばいことですよ、というのを最初に伝えておきますね。

どのくらいやばいかというと、
2人に1人はガンになるというのと同じくらいですね。

まぁ、もうこれだけ多いと
ガンになったって2人に1人がなるんだから仕方ないよね〜と思っている日本人も多そうですが、、、

ハッキリと言います、花粉症は病気です。
「季節性アレルギー性鼻炎」としっかり病名を持った病気です。

※全てにおいて「病名があるから病気」「病名がないから病気ではない」と言えるわけではないですが

まず、病気なのだという自覚を持ってください。
花粉症は、「仕方ない」で済ませるものではありません。
病気として、しっかりと向き合うことがはじめの一歩です。

病気とは?


「花粉症は病気です」なんて言って
脅す気ですか?

そう思われたかもしれません。

いいえ、病気は恐れるべきものではありません。

そう、病気は恐れるべきものではないのです。

きっと私たちは病気に対して無自覚すぎるんです。

だから、健康診断で病気が見つかり
医師に宣告された時、
怖くなってしまうのです。

自分ではどうしようもできないような不運に見舞われたように思ってしまうのです。

「病気は恐れるべきものだ」
「そして、治るかどうかは医師の手に任されるものだ」
そういうふうに、医療ドラマなど様々な仕組みによって刷り込まれてるんですよね。

小さな病気、すぐには死なない病気に対して無自覚だから、
それが積み重なって大きくなって、向き合わざるを得なくなって初めて気づくんですよ、大事なことに。

でも病気って怖いものじゃないですよ。

病気はただ、元氣ではないという、それだけのことです。

気を氣とわざわざ変換するのは個人的にあまり好きでもないのですが、元氣に関しては意味も変わってしまうので氣と表記しますね。

元氣、つまり元の氣。

元々持って生まれた、宇宙根源から受け継いだ
秩序ある生命のエネルギー。

そのエネルギーのまま生かされている状態が元氣、そのエネルギーからズレているのが病気、
ただそれだけのことです。

病気が、ちゃんと症状を持って出てきてくれることはラッキーなことです。

「あ、ズレてるんだな」と気付けるからです。

気づけば、元の氣へ戻ればいいだけです。

ちゃんと症状を持って出てきてくれてるのに
薬で症状を抑えるだけで放置すると、
どうなるかわかりますか?

ちょっとズレてるだけでも、
そのまま進むと大きくズレて行ってしまうんです。
身体にはホメオスタシス(恒常性維持機能)という機能があるので、何もしなければズレたまま真っ直ぐと進んでしまうのです。

向き合わざるを得なくなった時、
元氣とはとても遠いところに来てしまっているかもしれません。
(たとえ既に遠いところに来てしまっていても、その地点から新たに選択しなおすことは、生きている限りいつでも可能です。)

どうせ、私たちはみんな死にます。
元の氣の行き着く先も、死です。

だから、別に病気になってもいいんだと思う方はそれでもいいかもしれません。

花粉症も、薬で症状抑えてたらいいんだ、って、そのまま進んでもいいんだって方はそれで結構でしょう。

でも、病気で見える景色と、元氣で見える景色は違います。

きっと、死の瞬間に見える景色も違うでしょう。

どう死にたいかを考えることは
どう生きたいかを考えることと同じである
とはまさにこのことだと思います。

このnoteでは、この元氣について
本質を述べているわけではありません。

花粉症という病気に関して、
なるべくわかりやすく簡潔に
原因と対策を書いているだけです。

ただ、花粉症に対して、自分自身に対して
どのような態度を取っているかで
同じ対策をするにしても効果が違うでしょう。

病気は治るのか?


私は医師ではないので、治ると言ってしまえば薬機法に引っかかってしまいます。

治るとか、効果があるとかは言ってはいけないのです。

※気をつけて書いたつもりですが、薬機法に引っかかる表現あったら、詳しい方、教えてください。

また、花粉症は一度発症したら治らないと言われています。

ただ、この病気と元氣の概念で見た時に「治る」という言葉はとても違和感のある言葉に思えるのです。

状態として「元氣」と「病気で、症状を自覚している状態」「病気で、症状を自覚をしていない状態」の3つしかなくて、

方向性として「元氣→病気」の方向か「病気→元氣」の方向の2つしかない中で、「治る」とは一体何を指すのでしょうか?

症状が自覚できなくなるまで小さくなること?
検査してある基準になること?

果たしてそれに意味があるのでしょうか?

「治る」かどうかは気にしなくて良いと思います。
元氣の方向へ向かい、人生が豊かになるならそれでいいのではないでしょうか?

私が伝えられるのは、「治す」ことではなく、そのようなことです。

では、具体的に見ていきましょう。
少々堅苦しい説明になってしまってるので、必要ない方は飛ばしてもらっても構いません。
もう一番大切なことは述べましたので。
飛ばす場合は「結論」から読んでください。

免疫の過剰反応


花粉症はアレルギーの一種です。
アレルギーは免疫の過剰反応で起こります。

免疫とは、病気を引き起こす異物(ウイルスや細菌など)から体を守る私たちに備わった仕組みです。

免疫は「自然免疫」と「獲得免疫」に分けられます。

異物に対して、まずは自然免疫が働き、そして取り逃したものに獲得免疫が働きます。

獲得免疫は、抗体をつくって異物を処理するため、異物に対する抵抗を繰り返すことで抵抗力が高まっていくのが特徴です。

アレルギーに関係するのは獲得免疫の方です。
ある特定の異物(ダニやスギ花粉、食物など)に対して獲得免疫が過剰に反応して、症状が引き起こされることをアレルギー反応と呼びます。

つまり、免疫の過剰反応(=病気)を抑えることで、正常な免疫の働き(=元氣)になり、アレルギー症状は消えるのです。

免疫はかなり複雑な仕組みですし、まだ全て解明されているわけではありませんので、その中からわかりやすいところをピックアップして5つの方面から説明します。

①リンパ球と顆粒球のバランス


免疫の主役を担うのは、お馴染みの白血球です。

実は白血球はかなり細かく分類することができるのですが、大きく分けると
・マクロファージ
・リンパ球
・顆粒球
の3つに分けられます。

割合で言うと、マクロファージが5%、リンパ球が35〜41%、顆粒球が54〜60%。

マクロファージは体外から侵入した異物を見つけると、その異物を食べると同時に顆粒球とリンパ球へと異物の情報を送ります。

細菌などを処理するのは顆粒球です。
そして顆粒球が取りこぼしたウイルスや花粉などはリンパ球へと任されます。

つまり、自然免疫を担当するのがマクロファージと顆粒球、獲得免疫を担当するのがリンパ球(の中のB細胞とT細胞)です。

この顆粒球とリンパ球のバランスが大事で、どちらに偏っても身体は病気になります。

顆粒球とリンパ球のバランスは、自律神経のバランスに相関しています。

自律神経とは、自分の意志とは関係なく自動的に働き、生命維持に必要な機能を24時間調節してくれている神経です。

自律神経には、身体を活動的にする交感神経と身体を休ませる副交感神経があり、その2つがバランスよく働くことで健康的に機能します。

交感神経が優位になりすぎると、顆粒球の割合が高くなります。

顆粒球が必要以上に増加すると、自分自身の粘膜組織などを攻撃してしまい、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、歯周病など、炎症性の病気を起こします。

さらに、顆粒球が働くと活性酸素が発生するので、大量な活性酸素により周囲の細胞が酸化されて、さらに病気や老化の原因に繋がります。

一方、副交感神経が優位になりすぎると、リンパ球の割合が高くなります。

リンパ球が増えすぎると、反応しなくてもいい異物にまで過敏に反応し排除しようとしてしまい、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患を引き起こします。

つまり、免疫システムが元氣であるためには、顆粒球とリンパ球のバランスが必要で、そのためには自律神経のバランスが整っていることが必要になります。

仮説1→あなたの花粉症の原因は、自律神経の乱れかもしれません。

②Th1・Th2のバランス


①で登場したリンパ球ですが、こちらもさらに3つに分類できます。
・T細胞
・B細胞
・NK細胞
です。

T細胞はさらに、ヘルパーT細胞とキラー細胞に分かれます。
ヘルパーT細胞は、リンパ球の中の司令塔です。マクロファージから異物の侵入の情報を受け取ると、キラー細胞とB細胞へと司令を伝達します。

司令を受け取ったキラー細胞は異物と戦い、B細胞は抗体を作って対処します。
B細胞の一部は、抗原の情報を記憶します。

NK細胞は、「ガンの殺し屋」という呼び名があり、ガン細胞やウイルスに感染した細胞を見つけると、独自で対処します。

ヘルパーT細胞は、さらにTh1とTh2に分かれます。

ヘルパーT細胞は、抗原の種類に応じてTh1かTh2に変化します。

Th1は、細菌やウィルスなどに反応し、「IFN-γ(インターフェロンガンマ)」というサイトカイン(生理活性物質) を分泌してB細胞、キラー細胞、NK細胞、マクロファージなどの細胞を活性化させます。

一方Th2は、ダニやカビ、花粉などのアレルゲンに反応し、「IL-4(インターロイキン4)」が分泌してB細胞を活性化させます。

Th1とTh2のバランスが崩れ、Th2が過剰になるとアレルギー症状が起こるのです。

実は「IFN-γ(インターフェロンガンマ)」「IL-4(インターロイキン4)」はTh1とTh2のバランスを保つ働きも担っています。

本来であれば、Th1とTh2のバランスが崩れることはないのです。

ではなぜ、このバランスが崩れるのでしょうか。


「衛生仮説」というものがあります。

私たちは、生まれた時はTh2の働きが優位な状態のようです。
生まれてからウィルスや細菌がからだに侵入し、Th1の働きが発達することで、成長に伴いTh1とTh2のバランスが保たれていくのです。

しかし、現代は衛生環境が整い、細菌やウィルスに感染する機会が激減しました。そのため十分にTh1の働きが発達できないのです。
一方、大気汚染や食生活の変化などでTh2細胞の働きが促進されます。
このような生活習慣の変化により、Th1とTh2のバランスが崩れるというのが「衛生仮説」です。

コロナ禍になり3年。
この仮説が本当ならば、過剰なアルコール消毒やマスクによりさらにこの傾向は加速していることでしょう。

コロナ禍以降、花粉症が酷くなった方は、もしかしたらこの辺が原因かもしれません。

少なくとも、過剰なコロナ対策によりいろんな意味で免疫力が低下していることと思います。
(アルコール消毒による常在菌の死滅、ワクチン、マスクによる酸素量の低下などなど)


子供は特に、これらの影響を受けているでしょうから、お子様がおられる方はお子様の免疫へも目を向けていただきたいと思います。

仮説2→あなたの花粉症の原因は、清潔すぎることかもしれません。

③コルチゾールの働き


次は、また違った角度からのお話をしたいと思います。

コルチゾールというホルモンをご存知でしょうか?

副腎皮質というところから分泌されるホルモンで、抗炎症作用、抗アレルギー作用があります。

ステロイド剤はこのコルチゾールとほぼ同じ働きをするのですが、ステロイド剤を使用することで自分でコルチゾールを分泌する力が弱まり、ステロイドが手放せない身体になってしまうのです。

このコルチゾールが、適度に分泌されていれば、アレルギーの症状は自然と抑えられます。

逆に、コルチゾールが何らかの理由で分泌が減ったり効きが悪くなっているとアレルギー症状が強く出てしまうのです。

では、コルチゾールの分泌が減ったり、効きが悪くなる原因は何でしょうか?

それは
・ストレス
・低血糖
です。

コルチゾールは抗ストレスホルモンでもあります。
ストレスを感じると交感神経を刺激し、脈拍や血圧を上昇させて、脳を覚醒させます。

ストレスが多いと、コルチゾールを過剰に使いすぎてしまうので、必要な時に足りなくなってしまうのです。

ストレスとは、精神的ストレスだけではありません。
過労、睡眠不足、栄養不良、不規則な生活、食品添加物、体内の炎症、冷え、大気汚染、重金属の蓄積など、様々なことでコルチゾールは使われています。

また、コルチゾールは血糖値を上げる働きもあります。
白砂糖など、血糖値が急激にあがるもの(高GI値)を食べた場合、血糖値の上がり過ぎを防ぐために膵臓からインスリンが大量に分泌されます。
すると、インスリンの働きにより今度は血糖値が下がりすぎてしまいます。
そこで、身体は血糖値を上げるホルモンを分泌します。その主役がコルチゾールです。

高GI値の食事を繰り返すことで、大量のコルチゾールが無駄遣いされてしまいます。

このようにコルチゾールが過剰に使われることで、コルチゾールを分泌する副腎は疲れてしまいます。これを副腎疲労と言います。

副腎は、コルチゾールだけではなく様々なホルモンを分泌します。

副腎疲労を起こすと
・いつも疲れている、だるい
・集中力の低下
・朝起きられない、朝起きるのがつらい
・寝つきが悪い、あまり眠れない
・寝ても疲れが取れない
・毎日をやっとの思いで過ごしている
・立ちくらみがする
・イライラする、気が沈む
・うつ症状がある
・甘い物、塩辛いものが食べたくなる
・風邪を引きやすい
・ケガが治りにくい
・便秘、お腹の調子がよくない
・月経周期の乱れ、PMS、更年期障害の悪化
・性欲減退
・考えがまとまらない
・記憶力の低下
などなど、様々な症状が現れます。

当てはまるものはありますか?

花粉症に話を戻しますが、根本のアレルギー反応が続けば、コルチゾールの分泌は止まりません。

ですが、他での無駄遣いを減らすことで症状はかなり良くなるかもしれません。

仮説3→あなたの花粉症を酷くしている原因は、副腎疲労かもしれません。

④腸内環境

アレルギーと腸内環境の関係はよく言われています。

それは、免疫細胞の約70%が腸内にあるからで、腸内の善玉菌、悪玉菌のバランスが崩れることで免疫が正常に働かなくなるからだというものです。

しかし、実際にはそれ以上に様々な因果関係があるように思います。

花粉症とは、「花粉に反応しているアレルギー」ということになっていますが、なぜ昔から花粉はあったのに現代こんなにも花粉症が増えているのでしょうか。

諸説ありますが、ひとつはデトックスが追いつかなくなっているからという考えがあります。

鼻水やくしゃみといった症状は、要らないものを身体の外へ出そうとする働きです。

昔は、花粉が入ってきても花粉だけを出せばよかったんですよね。

でも今は、もともと人間の身体が排泄するように作られていない物質で溢れています。

大気汚染、食品添加物、人工香料など、鼻から、口から、皮膚から、粘膜から、たくさんの排泄すべきもの(しかも排泄方法が備わってないもの)が大量に体内に送り込まれます。

それを、私たちの身体は尿、便、汗、爪、髪の毛を通して頑張って排泄していくのですが、なかなか追いつきません。

特に、便からの排泄は全体の75%を占めると言われています。

もし腸内環境が悪くて便からの排泄がうまくいかないのであれは、さらにさらに排泄すべきものが体内に溜まってしまいます。

そんな状況で、花粉が入ってきたら(もしくは花粉と一緒に大気汚染物質も入ってきているのかもしれません)、大量に鼻水を出したりしなければどうにもならないのかもしれません。

また、それだけ身体の毒素が集まる腸ですから、働きが悪いと炎症を起こしやすくなります。

その炎症は小さなものでも、体内に不必要なものを吸収してしまったり、その都度コルチゾールを使い続けてしまったりと身体への負担が続いてしまいます。

腸内環境とアレルギーの関係性は、まだはっきりとわかっていないことも多いと思います(身体のこと全般そうですが、特に)。

ただ、腸内環境が免疫やアレルギー、そのほかの生体活動に大きな影響があることは間違いないと思います。

仮説4→あなたの花粉症の原因は、腸内環境かもしれません。

⑤ミネラル不足

最後に、ミネラルとアレルギーの関係性を見てみましょう。

ミネラルとは、カルシウムやマグネシウム・亜鉛などで、いずれも体内で作り出すことはできません。

ミネラルには様々な働きがあります。

・骨や歯の構成
・酵素のサポート
・体液の調整
・pH調整
・筋肉の収縮
・神経の情報伝達

簡単に言えば、身体が生きていくために必要なすべての過程においてミネラルが必要です。

例えば、自律神経を調整すること、食べたものをエネルギーに変換すること、吸った酸素を細胞へ届けること、コルチゾールなどのホルモンを作ること、重金属を解毒することなどです。

生きていくための全ての過程に必要といっても過言ではないミネラルなので、ミネラルが不足するということは身体の機能がうまく働かなくなるということです。

それでは、アレルギーという反応が起こってもおかしくはありません。

現代人はミネラルが不足しています。
その原因はたくさんあります。

まず、農業の化学化により、農作物に含まれるミネラルが減少していることです。

次に、減塩が推奨されていることです。99%が塩化ナトリウムの食塩は控えるべきですが、むしろ食べるべき塩まで食べない人が多いのです。

そして、大量の人工甘味料や化学調味料などの食品添加物です。もはや入っていないものを見つける方が困難なほど人工的な食品添加物に溢れていますが、これらを消化するには大量にミネラルを消費します。さらに、中にはミネラルの吸収を阻害するものもあります。

さらに、精神的ストレス、大気汚染、電磁波もミネラル不足を引き起こすようです。

現代に普通に生きていれば、当たり前のようにミネラル不足に陥ります。


仮説5→あなたの花粉症の原因はミネラル不足かもしれません。

結論

5つの方面から、花粉症が起きている仮説を説明してきました。

これらは全て連動して起こっていて、1つだけの原因があるというものではありません。

おそらく他にもたくさんの説明可能な原因はあるし、だからといって必ず正しいといえる原因があるわけでもないと思います。

ただ言えることは、身体のたくさんの機能が連動して立体的に働いており、現状は身体が与えられた環境の中で最善の選択をし続けた結果であるということです。

身体はいつでも、与えられた環境の中で、最善の選択をし続けてくれています。

時には、その機能自体がうまく判断できない状態にも陥ります。
それでも、その状態で最善だという選択をし続けてくれるのです。

私たちが変えられるのは、環境の方です。
身体が最善の選択をし続けることで、「元の氣」に戻れるように舵を切ってあげることです。

最善の選択をし続けた結果として出ている症状を薬で抑えることは、どれだけ暴力的なことでしょうか。

明日から薬を辞めてください、とは言いません。

ただ、この身体に対してどういう立場を取るのかは、今この瞬間から変えられます。

花粉症の症状は、驚くほど早く軽くなります。
私も翌日くらいから楽になりました。

そして、1年、2年と経つごとに、より快適に過ごせるようになります。

今、どのように立場を取るかで、明日の身体は変わるし、来年の生活はもっと変わるし、死ぬ時の景色は大きく変わるでしょう。


薬より経済的に快適な毎日をくれる2つのアイテム

1つめ

Cosmic hemp麻炭パウダー


今でこそ、もっと深いところまで感じて愛用している麻炭ですが、最初は花粉症の症状が消えたことから凄さを実感しました。

実は3年前はまだ麻炭とは出会っていませんでした。3年前は、医療大麻が解禁になり、CBDのドリンクを飲んだことで花粉症の薬を手放せたのです。

ただ、CBDのドリンクは高かったのです。1ヶ月分で2万5000円ほどしました。
ですので、2年前はどうしようかなと悩んでいたのです。

そんな時に「麻炭いいよ」と教えてもらったのです。
でもネットで検索して、これでも高いと思いました。だって、たったの50gで5000円近くするんですもん、、、

でも、その後すぐにCosmic hempを取り扱っているお店に出会い「コスパいいよ」と教えてもらえたんです。

なんせめちゃくちゃ軽いので、50gでもかなりの量を使えるんです。

早速、麻炭を飲んでみました。既に症状が出ていて、「薬飲みたくないけど飲むしかないかー」となっていたのですが、翌日から薬は要りませんでした。

なぜ麻炭で花粉症が楽になったのか、全ての理由は分かりませんが、以下の理由が考えられます。

・腸内環境の改善
・デトックス
・自律神経のバランスの改善

炭のデトックス効果だけではなく、Cosmic hempに入っている有用微生物のお陰で腸内環境が改善されたのだと思います。

また、麻炭にはCBDは含まれていませんが、CBDの情報は残っているそうです。
それも関係しているかもしれません。

私のおすすめはヒマラヤ原種(ゴールドの袋)ですが、
・まずは試してみたいという方
・質より量を摂りたい方
・エネルギー的にこちらの方が合う方
は台湾産(ピンクの袋)でも良いと思います。

味などはほとんど変わりません。エネルギーに繊細な方は、違いがわかると思います

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2つめ

海の精 ほししお

ミネラル不足の救世主、「塩」です。
これだけで、花粉症の症状がなくなった人、めちゃくちゃいるらしいです。

減塩すべきは99%塩化ナトリウムの食塩ですが、では摂るべき塩はと言えば「完全天日塩」です。

「天日塩」と書かれていても、途中の過程で焼かれているものも多いのですが、焼く過程でミネラルのバランスが変わってしまいます。

「完全天日塩」は、ミネラルのバランスが体内のミネラルのバランスととても近いため、いくら食べてもいい、むしろたくさん食べた方がいい塩なのです。

海の精のほししおは、太陽や風の力だけで結晶化した天日海塩。塩の結晶を毎日攪拌するという、たいへんな手間をかけて作られています。

大きな結晶になっているので、いつでも手軽に食べれるのも良いところ。

食べて「しょっぱい」と感じたらミネラル不足の証拠らしいので、バロメーターにもなりますね。

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コスパよし

薬局で花粉症の薬を買ったら、2週間で1400〜1800円ほど。
麻炭プレミアム10g(1080円)とほししお(810円)買っても1890円。
どのくらい使うのかにもよりますが、1ヶ月ほど持ちますよ♪
あら、薬を買う半分の金額で済みますね♪

さらに私を「元氣」へと導いた3つのこと

3年前から薬を手放せている私ですが、今年は特に症状が出ていません。

たまたま行ったサウナのテレビで真っ赤っかの花粉情報を見て「あ〜もうそんな季節なのか」と気づいたほどです。

花粉のせいで死を覚悟したほどの私がここまでになるとは想像もつきませんでした。

そんな私が、この1年で何をしたのかをまとめます。
おそらくこの3つが、さらに私を「元氣」にしてくれたおかげで、花粉症とは完全に縁を切ることができたのです。

ランキング形式で3位から行きますね!

No.3

長岡式酵素玄米

酵素玄米とは、玄米と小豆を同時に炊いて、数日間発酵させたものです。

発酵玄米、寝かせ玄米など類似のものがいろいろありますが、長岡式酵素玄米は次元が違います。

講習会に参加しないとセットを購入できません。
講習会に参加したら「食べ物」に対する意識が変わります。

長岡式酵素玄米を食べると、便がかなり変わります。人生で一番ステキなうんちに出逢えます。
腸内環境が改善されたと思います。

かなりおすすめ。
講習会に参加したい人、詳しく知りたい人は私にLINEするか、長岡式酵素玄米の本部の「太陽の家」さんに直接お問合せください!

えんゆかのLINE

太陽の家「長岡式酵素玄米健康の会本部」


No.2

オーガニック生活

去年のはじめくらいまでは、ちょいちょい普通の外食もしていましたが、ちょうど1年前くらいからオーガニックのものしか食べない生活になりました。
(たまーに減農薬のものを麻炭水で洗うなどもありますが)

花粉症が酷かった頃は、かなりジャンクなものも食べていたので、身体への負担がかなーーり減ったのだと思います。

ちなみに、オーガニックならお菓子もたくさん食べるしラーメンも食べるしお酒も飲みます。

No.3

毒出し
イベント的なものではなく「日常的にできる毒出し」というのを始めました。
正直、私的に勇気のいる金額だったので、知ってから始めるまでかなり時間がかかってしまいましたが、もっと早く始めたらよかったと後悔しました。

始めるまで、自分に溜まってる毒のことも見えていなかったし、自分が頭で考えていることが正しいと思っていました。

毒出しを始めて「ごめんなさい」とマジで思いました。
身体だけじゃなくて、いろんな意味でノイズが消えます。人生変わります。

マジでおすすめ。毒出ししたい人はLINEでメッセージください。

えんゆかのLINE


番外編

こちらもオススメです☆

『【奥義】勉強よりも成果が出る○○○○とは!?』

さいごに

最後まで読んでくださりありがとうございました♪
最後まで読んでくださった方に特別企画のお知らせです。

@yukari_ennoにメンションつけて、Twitterでこの noteの感想をくださった方から抽選で3名様にほししおか麻炭をプレゼントします。

期限は3/11の24:00

↑今思いつきで書きました!ぜひ参加してください!

あと、このnoteが少しでも役に立つと思ってくださった方は、花粉症に困っている方がいたらこのnoteを教えてあげてほしいのです。

1人でも多くの困ってる方に届いてほしい、それが私の願いです。
よろしくお願い致します!

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