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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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《ネタバレあり》CLOCK ZERO 〜終焉の一秒〜 Devote *感想*



CLOCK ZERO 〜終焉の一秒〜 Devote

──君のいない世界なんて、いらない。


人生初乙女ゲームで沼に落ちました。

友人におすすめだよって背中を押されて始めてみたら気づけば底なし沼だった。ギルティ。あまりにもハマりすぎて毎日寝不足で日常生活におおいに支障が出たくらい本っっ当に最高の作品でした!


それではプレイレポも兼ねた備忘録を🌱
レポなのでがっつりネタバレあります注意!

初めての乙女ゲー厶に夢中だったとは言え、
心の叫びのままに書いたら長くなりすぎた💫

あらすじ

2010年、秋。
都内にある私立学校「秋霖学園」の初等部に通う、小学6年生の主人公──九楼撫子。幼馴染の理一郎と共に比較的穏やかな学生生活を過ごしていたが、一時期から彼女は毎日のように不思議な夢を見るようになる。
──それは暗く陰鬱な、赤と青に彩られた黒い空が覆う荒廃した世界の夢だった。
そんなある日、撫子と理一郎は新任教師・神賀旭に呼び出される。同じく教室に呼び出されたのは、他のクラスで問題児と噂される生徒や下級生を含め、計6名。そこで先生が告げたのは「問題児である君たちに、課題を与えます」という言葉だった。即席の仲間達と共に、先生に与えられた「課題」をこなさなければならないことになったメンバー。
四苦八苦しながらも充実した学校生活を送る裏で、徐々に【現実】を侵食していく謎の数々。そして、それらに翻弄される撫子の前に現れたのは【夢の世界】で会ったはずの人物だった。
どこか見覚えのある面影の「彼」との出会いによって、運命の歯車は廻りだす──。

CLOCK ZERO 〜終焉の一秒〜 Devote 公式HPより


◆OPムービー

OPテーマ「階差の螺旋」
作詞 - 紺野比奈子 / 作曲・編曲 - 松本慎一郎 / 歌 - love solfege(feat.真理絵)


◇PRムービー

攻略順

理一郎→終夜→円→寅之助→央→鷹斗
友人から勧められるまま、解説書に書いてある紹介を見て幼馴染(理一郎)から始めたけどこれで満足!終夜は鷹斗の前でもいいかも。あとは、寅之助のあとに央を攻略するのが個人的に刺さったのでオススメ。

実質的な真相ルートの鷹斗は絶対に最後!で!

▽以下、すべてネタバレありの感想です
進めながら書いてるレポなので情緒不安定

守りたいこの笑顔













加納理一郎(cv前野智昭)

何があっても、お前を助けに行くから。


ひとりめは理一郎!

 幼馴染設定大好きなので、冒頭のスチル付き会話からもう推し。いつも無愛想で素っ気ないのに、文句を言いながらも世話を焼いてくれる面倒見のよさとか、撫子ちゃんに対する不器用な優しさとか(心配で電話くれるところ優しすぎて泣きました)たまに見せるやきもちとか、幼馴染好きには堪らなくないですか!?

 共通ルートも個別の下校以外は全部実質理一郎ルートに含まれるよね?って思うくらいふたりの会話が可愛すぎる。幼馴染だからこその遠慮のない掛け合い大好き💋

 小学生編は特にラストが最高によかった〜〜!

 いつまでも冷たい態度の理一郎に「本当は鬱陶しいと思ってるんじゃないの」と不安になった撫子ちゃんに対して「オレのほうがいつか放っておかれると思ってたのになんでお前が不安がってるんだ」って素直に白状する理一郎が愛しすぎる。

 お互いに素直になれない幼馴染、尊い。ここの会話があまりにもよすぎて何度も巻き戻して堪能。はあ好き。

 この時点でもうおもしろいのに後半の展開はどうなるんだろう?とわくわくしながら進めていたら分岐前ラストで選択肢をミスってあっという間にゲームオーバー。

 えっ乙女ゲームってこんな選択肢のミスひとつで簡単に分岐するの!? ていうかセーブしてないよ!?

 深夜に半泣きでやり直し、バッドエンド分岐を乗り越え夢で見ていた崩壊した世界で未来の理一郎と再会!

 有心会(反政府組織らしい)で話を聞いたところ、なんとこの世界の撫子ちゃんは事故に遭ってからずっと意識不明のまま眠り続けていて、さらにその身体までもがなぜか忽然と姿を消していたらしく。しかもその身体は政府の地下施設にあったとか。いや本当になにがあったの…?

 そんな壊れた世界で、本当にずっっっと撫子ちゃんのことだけを考えて、救いたい、助けたい、と一心に想い続けてくれていた理一郎。しんどい…

 数え切れないくらい何度も撫子ちゃんが死ぬ瞬間を間近で見て、助けられなくて、心が壊れそうになりながらもひたすら撫子ちゃんを救う方法を探す理一郎があまりにも切なすぎてぼろ泣き😭

 ただ、いきなりこんな意味の分からない世界に連れてこられた撫子ちゃんにして見れば(というか友心会がやばい組織すぎて政府にいた方が安全なんじゃと思うくらい不穏)怖くて不安で心細いのに、そばにいて欲しいときに隣にいてくれないし、なにより理一郎が助けたいと願っているのはこの世界の彼女であって〈私〉じゃないんだって悩んで、そんな理一郎が好きだと気づいてからは自分に嫉妬までする撫子ちゃんが本当に本当に切なくて号泣。

 だからこそ、想いが通じたあとの素直な理一郎の破壊力に心底やられました。ずるい。あんなに捻くれてたのに突然こんな甘々でいいの!? うわああんギャップがたまらないよ! 好き! 推し!!

 理一郎から見れば、撫子ちゃんっていう存在自体が大切だから、どの世界線かとか関係なく全部の彼女が大事なんだよね。なにもう愛が深すぎるよ…、そういうの大好き………!!

 それから敵に追われてるなかで(悠長にしていられるような状況ではないのに)息ができないくらいのキスが止められない甘々な理一郎に心をやられていたら、実は撫子ちゃんを元の世界に返す準備ができているからこれから向かう急展開に。

 決意の固い理一郎に優しく突き離され、無理やり現代に転送されるとき、必死に抵抗する撫子ちゃんが意識を失いながら「あなたのいない世界なんていらないのに」って言ってたのが、もう…!壊れた世界線の理一郎じゃなくて撫子ちゃんがそれを言うのはずるいよ…、余計つらい😭

 そんなこんなで困惑しているあいだに、気づけば現代へ帰還。さっきまで未来の理一郎との別れにぼろぼろ泣いてたくせに、突然倒れた撫子ちゃんを心配してくれていた小学生の理一郎の不器用な優しさに触れてまた涙。

 そうだよね、どの世界線の理一郎も根本は変わっていないんだよね。それでも撫子ちゃんの記憶は薄れていって、あの世界でのことは誰の記憶にも残らない。うううう情緒壊れる…っ


現代エンド
 現代エンドはもう尊すぎて言葉がなかった。ずっと隣で一緒に大人になっていくふたり。でも理一郎が言うには「たまに哀しそうな顔でオレを見ることがある」とのこと。撫子ちゃんは無意識みたいだけど、え、だって、それって、心の奥底では彼のことを忘れてないってことだよね?記憶がないはずなのに。

 えーーーん!泣く!もうだめ!!!!
 そんなのしんどいって!!!!!!!!!


 あまりにもよすぎて後日談からSSまで一気に読み進めたけどこっちも最高でした…!本音だだ漏れ理一郎も甘々だったし、学生時代の両片想いから付き合うまでの話もきゅんで悶えたし、九楼父子との幼馴染らしいやり取りも尊い。甘々。あまりの可愛さにやられて瀕死なのでもう末長く幸せなふたりでいてください!


残留エンド

 こちらは最終的に理一郎の努力が報われてよかったけど、前の世界すべてを切り捨てて今の世界を取った結末は心から幸せだとは言えなくてつらい。

 精神的に年齢差があるから手加減しようとしてしきれていない理一郎にきゅんとしつつも、お互いだけを拠り所として生きていくしかないのが苦しい。ふたりでいられればどこでもいいっていう甘い場面のはずなのにしんどい……


 ………というか、これから別のルートも攻略しにいかなくちゃいけないけど、違う世界線では他の男子と仲よくなっていく撫子ちゃんをすぐ隣で見ている理一郎がいるってことだよね…?なにそれ心が痛すぎるつらい

 ちなみに理一郎のキャライメージソング〈青く揺れるメビウス〉も最高すぎて心に刺さった。歌詞も曲調も切なくて大好き。好きすぎて毎日聴いては泣いてる😢重


時田終夜(cv石田彰)

…私にそなたを、守らせてくれ。

 次は終夜。

 理一郎ルートで優しかった終夜(ていうか円もトラも不穏すぎて選べなかった)最初は独特なテンポに付いていけるか不安だったけど、小学生編からあまりにも重い過去を背負いすぎてて。

 切なくなっていたら、崩壊した世界から生まれたばかりの自分へ次元を超えた意識転送をして有心会の任務を遂行しているとか言う衝撃の事実が判明し、驚いているあいだに気づけば未来編へ👻

 初めから何度も繰り返し人工転生による記憶障害のお話が出てきて不安しかなかったけど、想像以上の早さで記憶が欠け始め、大切な撫子ちゃんとの思い出もぽろぽろと忘れていく終夜。突然知らない世界に連れてこられた撫子ちゃんにとってたったひとり過去を共有できる存在の終夜が記憶を失っていくのしんどすぎる。

 敵地でひとり不安な中で、過去も未来もすべて救おうとするあまり撫子ちゃんの気持ちを蔑ろにしがちだった理一郎に対して、今の撫子ちゃんを大切にする終夜の優しさに涙。自分だって意識転送の影響で心も身体もぼろぼろなのに、本当にずっっと優しくて。

 自分があの世界を壊してしまった、つらい思いをさせると分かって壊れた世界に連れてきた、と罪悪感に苛まれる終夜にはこちらまで苦しくなった。悪いのは終夜じゃなくてこんな風に世界を壊した奴だよ〜〜〜!!

 自分に猶予があるあいだに現代に返す決意をする終夜に対して、元の世界には帰りたいけどあなたを置いてはいけない、終夜を裏切り者にはさせない、と正面から抵抗する撫子ちゃん。かっこよすぎる。芯のある凛とした女の子大好き👏

 それから転送の拒絶反応で記憶を失いかけている終夜と想いを告白し合い、お互いの体温を分けあう口移しの甘いキスとか言う尊すぎるシチュに悶絶したのも束の間、限界に達した終夜が昏睡状態に。そして心を救いに向かった夢の世界で、終夜の真意に触れてまた涙。

 もう時田終夜のすべてが愛おしい。
 大切なものとの向き合い方が不器用すぎるよ…


現代エンド
 まずは現代エンド。過去に戻ると決めたふたりは、向こうで会う約束を交わして元の世界へ!最後まで過去でも未来でもなく、ひたむきに〈今〉を大切に生きる終夜が報われて本っっ当によかった。これからは撫子ちゃんと一緒にふたりで未来を生きていこうね(´;ω;`)

 分岐も気になってバッドエンドの回収も🔚
 ……と軽率に行ったらどれもこれも切なすぎて涙腺崩壊。何ならスチルついてるし本気で泣かせに来てて、もうやめてって嗚咽しながら読んでた…、本気でつらい。

 もしかしてCZって人の心ないんか……?


残留エンド

 こちらでも終夜がいなきゃ世界に意味なんてないって終夜本人に伝える撫子ちゃん。ここでもヒロインに言わせると思ってなかったから崩れ落ちた。

 他人のことばかり考えて自分を犠牲にしていた終夜が、本当に記憶を失いかける瞬間に「忘れたくない」と心情を吐露する姿にもまた嗚咽。泣きすぎてむり。歌のタイミングもずるい。号泣。つらい。世界呪う。最後のふたりが幸せそうだったからよかったけど、やっぱりこんなに優しい終夜を傷つける壊れた世界呪う。

後日談
 平和で穏やかな日常のなかで課題メンバー(拗らせ理一郎は必見)と賑やかに笑い合う終夜がとにかく愛おしすぎて爆発しました。

 このふたりは、どちらも壊れた世界の記憶も持っていて、あの世界の人々のことを忘れてないことにも涙。幸せすぎて胸がいっぱい。もうなんでもいいからこの世界線のみんなまとめて末長く幸せであれ!


英円(cv鳥海浩輔)

ぼくを惑わせた責任、取ってくださいね。

 そろそろ政府の思惑も気になるので次は円。

 先にやったレジスタンスルートでは、未来の円(面影なさすぎるけどたぶんビショップ)が冷酷すぎて怖かったし、小学生編でも強火な央推しだから撫子ちゃんと関わる余地ある?と疑問だったけどそんなことなかった。そんなことなかった!大声

 手作りの可愛いビーズストラップをくれた優しい円に心をやられたりしながら(ビショップとの落差が沼すぎるよ)家族や央に嫌われることに怯える円が寂しげな顔で「我儘を言っていいのか」なんて言う姿にも涙。

 いくらでも言っていいんだよ〜〜〜!!!

 央も含めて3人で手を繋いで帰るシーンも含めてあまりにも尊い。今すぐ英家にお嫁に行こう撫子ちゃん(小学生!

 そのあと両親に我儘を言って(泣いた)撫子ちゃんを英系列の洋菓子店に連れてきてくれた円。ふたりが並んで座っているだけで愛しすぎるのに嬉しそうにケーキを頬張る撫子ちゃんに向ける微笑みが最初とは比べものにならないくらい優しくて反則。

 ていうかこのスチルとんでもなく綺麗すぎない?だからこういうギャップはずるいよ〜〜〜!

 円だけの夢も見つけて、不器用ながらもすこしずつ距離が近づいて嬉しい…、のに、ここからあの未来編へどう繋がるのか分からなくて怖すぎる。もうこれが幸福エンドでいいんだけどなあ!?!!!!泣泣

 とも言っていられず未来編へ💫

 これまでは有心会に転送されていたけど、今回は政府へ。初めてレインと対面し、冷たすぎる未来の円と出会い、想像以上に病んでたキングの激重な愛に震え、カエルくんの切れ味鋭いツッコミに救われながら先へ。

 ここでようやくキングの正体が判明!!

 分かってはいたけど、正面から想いを告げられるとその一途さが逆に怖い。君のためなら世界を壊せる的な展開は大好きだけど、今のところはやっぱり狂気でしかない。何がどうしてこんなことになっちゃったの?!

 ただ、この世界の軸で考えると、事故のあと後悔するばかりで何もできなかった理一郎よりも世界を犠牲にしてでも彼女を救うために奔走して成功した鷹斗のほうが撫子ちゃんを本当の意味で救ったことになるのかな? とか思ったり。これもあとで繋がるのかな。どちらにせよ苦しすぎるけど…。

 すこしずつ距離が縮まる中、たまに苦しげな表情を見せる円だけど、世界が壊れたときキングに拉致され家族を探すことを条件に政府で働かされているとかいう衝撃の事実が判明。円から大切な家族を奪うなんて許せないよ!

 それから、実は撫子ちゃんが事故に遭ったのは円に呼ばれて出掛けた先だったことも発覚。円も関係者だったのね……。脅迫されていたとは言え、罪悪感から鷹斗に逆らえなかったとかしんどすぎる。

 だってそんなの彼女が事故に遭ったことも、そのせいで鷹斗を狂わせたことも、結果的に世界が壊れたことも全部自分のせいだと思って苦しんでたってことだよね。そんなの円ひとりが背負う罪じゃないよ(´;ω;`)

 それから一度逃亡した円に連れ出され(サラッとした連れ出し方もかっこよかった)脱出に成功したあと、そのままいきなり壁ドンからの強引なキス。相変わらず嫌味を言いながらも唇を離さない円の色気が半端ない…! 本当に年下?

 ていうかこのふたり初めてとは思えないほど何度もキスしすぎじゃない!? 本当にCERO:B??

 想いが通じてからは「抑えなくていいと思うと我慢がきかないんですよね」とか今までの意地悪な円からは想像できない甘々な言動にドキドキしながらも、現代に戻るか残るかの選択を迫られ本部で転送されることに。

 そうか円は技術職だし本部なら有心会より簡単で安全なのか…、と納得していたら、転送直前に鷹斗に見つかりバッドエンド。怖すぎて呆然。何が起こった…?

残留エンド
 気を取り直して残留エンド。円から強く「現代には帰しません」と引き留められ(自分の意志をハッキリ伝えられるようになった円に涙)壊れた世界に残ることに。

 何度も追手を差し向けられながらも、頼りになる英兄弟とすこしずつ世界を変えようとする姿が希望のあるエンドでよかった。嫉妬する円も愛しいし、人目を憚らずいちゃいちゃしまくるふたりもかわいくて最高〜!


現代エンド

 こっちもこっちで人目を憚らずいちゃいちゃしてた。人前で堂々とキスをかまして上機嫌になる円にやられました。解釈一致すぎる(笑)

 調子のいい央へのやきもちにブレスレット、そして純真なぼくを惑わせた責任とってくださいねってあの世界の円と同じセリフも。円はやっぱり円だなあ!英兄弟の軽快なやり取りも楽しくて大好き✨

 後日談も、無防備で鈍感な撫子ちゃんに散々振り回される円が最高すぎて悶絶。英兄弟に取り合われながら一生仲良く喧嘩しててください。


西園寺寅之助(cv杉山紀彰)

オレに奪って欲しいって、言えよ。

 次はレジスタンスに戻ってトラ。

 ワイルドで悪そうな男とか特別好みじゃなかったのにしっっっかり心抉られた。いろんな意味で。

 困ったときに手を貸してくれたり、態度や語調は強くても何だかんだ面倒見がよくて優しいトラ。たまに見せる二重人格のような冷酷さには気圧されつつも、不良に威勢よく啖呵切る撫子ちゃんにおもしれー女って言っちゃう姿には思わずニッコリ。そういうの大好き〜〜!

 そして未来編へ。分かっていたけど、この世界のトラは深夜の学校探検とか一緒に過ごした日々を経ていない訳で…、幸先が不安すぎる。

 相変わらず優しいと思ったら途端に冷酷になる危なっかしい二面性にハラハラしつつも、だんだん心を開いてくれるトラがかわいくて…! これが不良少年に恋してしまう心理かっ

 そのあと、大怪我をしたトラを親身になって看病する場面、王道だけどきゅんだらけで参った。有心会の雰囲気も和やかだなあとホッとしたのも束の間、政府に引き渡されそうになる撫子ちゃん。

 前言撤回。やっぱ有心会ってやばい組織だ!

 そんな中でも組織を裏切ってまで助けに来てくれたトラと逃亡先でいい雰囲気に。ていうか上目遣いからの足キスはずるいでしょ!? 反則。しかもちゃっかりキスマークまでつけてるの本当……ッ

 そこでトラと話すうち、実は長はトラの父親で、幼少期から暴力を受けていたことが発覚。ああもう最低!しかも散々なこと言われててつらすぎる。そんな環境なら誰でも性格歪むって…。

 そうやって人に愛された経験がないトラが、自分自身でも持て余すような不安定な気質を怖がりながらも「トラはトラだから」と真っ直ぐに想ってくれる撫子ちゃんに惹かれるのは必然だよね……! わたしはこういうのに弱いです(主に草摩夾のせいで)

 それから想いが通じ合い、後ろから抱きしめたトラから振り向きざまの熱いキス。オレに奪って欲しいって言えよって声色は優しくて穏やかなのに強めの独占欲が垣間見える告白、胸が苦しい。好き。綺麗なオッドアイが揃って見えるスチルも最高…っ

 オレを必要として欲しい、と懇願するトラに対して、トラが見せる怖さも優しさも全部自分のものにしたいとはっきり応える撫子ちゃん。懐が深すぎる!

残留エンド
 独占欲全開のトラと終始いちゃいちゃしていて激甘。独占欲…、というかもはや束縛だけどこれはこれでいいなあ。獰猛な狂犬が自分だけに懐く心地よさってこういうこと? 癖になりそう。

 どう見ても未遂なふたりには悶絶だけど、でも、これって結局は何も解決してないよね? 幸せそうなふたりに反して常に仄暗い箱庭感があってつらい………。


現代エンド

 絶対にお前を守る、と約束してくれたトラと別れて帰還すると、なぜか誰にも鷹斗と先生の記憶がない様子で。それから状況がよく分からず混乱しながら進んだ先で血塗れのトラと再会。

 ………つまりそういうことだよね? えっ、衝撃的な結末すぎて全っっ然受け入れられない。あまりにも呆然としすぎて、いつもは感動で咽び泣くEDもまっっっったく頭に入って来なかった。

 これ…、乙女ゲームだったよね??

 でも、落ち着いて考えたら、自分の内に燻る凶暴性を嫌がって葛藤していたのに彼女の為なら手を汚すことも厭わないってそれはもうトラなりの愛だよね。

 人を殺めた血塗れの手でも、会いに行く約束を果たしたトラの瞳は優しくて。必要だって言ってくれた人の未来を守れて嬉しいって言う姿が切なくて。

 いろいろと本気で衝撃だったけど絶対に忘れられない印象的なエンドでした。(´;ω;`)ウッ…

 ちなみにバッドエンドはどうなんだろう…、と軽率に回収しに行ったら、こっちも心抉られて泣いた。自分自身に嫉妬した末路がしんどい。助けて。(´;ω;`)ウッウッ…


後日談

 本編の衝撃から覚めず救いを求めて、続けて後日談も読んだら違う意味で撃沈した。え、ちょっと待って最高に尊い。どちらの世界でも願いを叶える為には手段を選ばなかったトラが、ふたりで幸せになる為にいろいろな壁と正面から向き合う姿に涙。

 そして夜の教会でふたりきりの結婚式。

 ああもうだめだこれは最高すぎる!!!!!
 この幸せを守ったのはあのトラだよ!!!
 こんなん泣くしかないじゃん!!、!!
号泣

 強気なお嬢様と独占欲強めな不良少年の恋。王道少女漫画的な展開も抑えたうえ糖度も激甘(かつ深すぎる闇まで)盛りだくさんで最高でした〜〜!

 衝撃のラストから後日談後編の破壊力までがひとセット。情緒ぶっ壊れるくらい本当によかった!!!!!

 CEROを1人でぶち上げる男、プライスレス。


英央(cv須藤翔)

君が望むなら、ここから逃してあげる。

 次はずっっと気になってた央!

 どの話でも気さくで優しかった央。政府でも有心会でもないしどうなるんだろうと期待して進んだらとんでもなかった。とんでもなかった!!!!大声

 小学生編でのテンション高めな空回りも初めは驚いたけど、円ルートと side -Twilight- で央の真意を知っていると微笑ましさを通り越して切ない…。うう

 未来の世界で、情報屋として政府にも有心会にも属さない中立的な立場で世界を変えようと奮闘している央。第三者視点で何だか新鮮。

 有心会に追われる途中で偶然出会った央に思わず助けを求めた撫子ちゃんに必ず助けると耳打ちし、危険だと分かったうえで乗り込んできて君が望むならここから逃してあげると言って本当に救い出してくれて…。

 いや待ってこの王子様な助け方はあまりにもかっこよすぎないか? えっ、こんなの惚れない訳がないですよね!? 初っ端からずるいよ英央!!!!

 それから央のアジトに身を寄せた撫子ちゃんが、現状に戸惑いながらも、優しい央と穏やかな日々を過ごす姿に思わず涙。壊れた世界に足りないのは央の優しさ。間違いない。それでも未だ不安が拭えない撫子ちゃんに対するさりげない気遣いとか励まし方とかすべてがイケメンすぎない?

 普段は大人びた央が、寝惚けてふにゃっとしたときの破壊力にも悶絶(スチル含む)照れたときに敬語が交じるのもかわいい。この新婚感だけでもわたしはもう満足だよ…………!!

 そんな中でも諦めず元の世界へ戻る方法を探すため、ひとりで政府に赴く撫子ちゃん。案の定捕まりかけたところへ央が! 政府中枢部へ単身での潜入なんてどう考えても無謀なのに大丈夫、君を助けるって約束したからって危険な状況でも笑顔で手を引いてくれる央の助け方がかっっっこよすぎてずるいよ!!!!!

 政府と有心会に追われ不安は多々ありつつも、一緒に暮らしているうち必然的に惹かれ合うふたり。央が好きだと自覚していつになく積極的な撫子ちゃんに対して、彼女は元の世界に帰るべき人だからと自分の気持ちに蓋をして好意を優しくかわし続ける央。つらい😢

 未練が残らないように、この世界は大丈夫だと背中まで押してあげる央の大人な優しさも切ない。お互いに大切だからこそ伝えられないふたりのすれ違いがもう…、お願いだから救いの道をください(泣

 あと、必死に気持ちを抑えようとしているのに撫子ちゃんの無自覚で天然の煽りに耐えられずグラッとくる央もたまらない。好き。膝枕の選択肢は全人類必読!

 それから元の世界へ戻る寸前になってようやく想いを打ち明けた央から、ついに、君が好きだよとまっすぐな告白とともに優しいキス。伝えるつもりのなかった央の本心を聴いて、一緒にいたいと涙する彼女にさよならを言う央がどうしようもなく切なすぎた。こんなに優しい央をひとりで置いていくのは嫌すぎるよ…!

残留エンド
 そのまま現代エンド…、かと思ったら、央を諦めきれず壊れた世界に戻る決意をする撫子ちゃん。えっそんなのあり!? いったん戻った現代を捨てるっていう初めての展開にハラハラしながらも天才小学生鷹斗の協力のおかげで未来に戻り央と再会。優しすぎて心配だった未来の央が報われて本当よかった!!! 最終的な世界の有様も今まででいちばん希望があって素敵な残留エンドだった…っ

 おそらくこのエンドの想いを描いたのが央のキャライメージソングの〈Greenery〉歌詞もメロディも央らしい明るさと切なさを表しててとっってもいい曲。円の曲と合わせて毎日聴いてるくらい大好き。

 ちなみにこのあたりでバッドエンドも見ておこうかなとか思って呑気に回収いったらしっかり心抉られた。落差でしんどい。矯正エンドもキツかったけど、想いを伝えられないまま離れ離れになる結末のほうがもっとキツかった。ぼろぼろ泣いた。

 ほかのルートに残してきた未来の彼らも、これから現代エンドで置いていくことになるだろう央も、こんな哀しい想いを抱えて生きていくのかと思うとつらい。
彼女のいない世界で生きていける訳ないんだよ………ッ!!!

現代エンド
 そして改めて現代エンドへ。これまでずっと引き留めないように必死で気持ちを抑えていた央から、記憶を失う彼女へ忘れないで、と切なる願いを込めた最初で最後のキス。怖くても懸命に今を生きている姿に救われていたのは自分のほうだ、と涙ながらに伝える央。

 嫌だよ離れたくないよ! と思いながらも現代に帰り目を覚ますと、子どもの央が同じように手を繋いでくれていて。もう涙腺崩壊。号泣。ここでふたりのあたたかさが繋がるのはずるいって…!!!!!!

 それから10年後、料理人になる夢を叶えた央とふたり幸せになる未来しか見えない優しいラストにもまた涙。しかも「会いたかったから帰ってきちゃった」って、未来に戻ってきたときの撫子ちゃんと同じことを言ってて。涙止まらん。どの世界線のふたりも大好きだ…ッ!

後日談
 どれもこれもとにかく照れ屋で不器用なのに時々オオカミな英央に心を破壊された。最高すぎる。未来も現代も全部がイケメンすぎるとかなに? 本編が切ないぶん後日談のギャップで華麗に撃沈。沼が深いよ〜〜!攻め攻めな撫子ちゃんもかわいい。自覚がないまま女の子を泣かせる央も解釈一致すぎてにっこり。笑

 ていうか、あの、SSが信じられないくらいに甘々じゃないですか? 糖度がとんでもなくないですか? 読み終わって天を仰いだ。やばかった。最後まで天元突破のきゅんで無事に爆発しました。ありがとう世界(?)まさかCERO:Bの限界を攻める2人目が央だとは…。

 おはよう、おやすみ。ただいま、おかえり。
 いつまでもそんなあたたかくて優しい言葉を交わしあう幸せなふたりでいてください!

 ………ここまでずっと理一郎推しだったけど、ここから最推しは央だ。ごめんね。だってこんなの好きにならないのなんて無理!最高すぎた!新規に英央ルートを追加してくれたファンの愛に大感謝!ありがとう!!


海棠鷹斗(cv浪川大輔)

君のいない世界なんて、いらない。

 さて…、最後はラスボスの鷹斗を!

 おそらくメインヒーローのはずなのに、どのルートでも愛が重すぎて途中から可哀想になるくらいずっっっと撫子ちゃんに怯えられていた鷹斗。世界を壊した張本人のキングだとは判明しているけど、小学生の鷹斗は聡明で明るくてそんなことをするようには見えないし。真相はいったいどこに……?!

 まずは小学生編。
 最後だからしっかり読みながら進めているのだけど、撫子ちゃんへの好意を隠しもしていない小学生の鷹斗かわいいな。大人びた鷹斗が見ている世界を羨む撫子ちゃんに対して俺が見てる世界を教えるから君が見てる世界を教えてほしいなとかド直球すぎて末恐ろしい。

 課題でバケツを振り回す話をしているだけなのにふたりの世界が出来上がるくらい仲が良くて理一郎が不機嫌になるのも納得。笑

 いつも笑顔で穏やかな鷹斗だけど、実は天才だからこそ夢がないことで悩んでいて。何でも出来るのが故に将来を諦めてさみしげに笑う鷹斗に「夢なんてなくてもいい、鷹斗のすることに意味がないはずない」って必死に伝える撫子ちゃんと、その言葉に救われたように明るく笑う鷹斗に涙。この笑顔を奪われたらわたしだって世界を壊すかも知れない…ッ!

 サラッと好きだと言われて翻弄されたかと思えば、手を繋いだり部屋に招いたりするだけで赤面する鷹斗がかわいくて、もうこんな穏やかな日々が永遠に続けばいいのに…! と願っていたけどそんな訳もなく。つらい。そしてここでも時の停滞が起こり未来へ。今まで以上に怖い! 嫌だ〜〜〜!

 ついに未来編。
 変わってしまった鷹斗にずっと怯えていた撫子ちゃんだけど苦悩の末に「こんな世界は認めない、私が鷹斗の敵になって鷹斗を止める」って決意を固める姿が凛々しすぎた。九楼撫子を攻略させて……!

 それからも鷹斗の心を変えようと必死に奔走する撫子ちゃん。そのなかで外出希望を叶える対価として鷹斗からキスを求められる展開に。えっ!? ずっと片想いしていたとは言え展開が早いよ!? 理一郎の慎重さを見習って!!!?!

 ただ、そんな風に怖いくらいの熱情を向けながらもどこか諦めたような哀しさが切なくて動揺。どうしてそんな顔するの…、自分勝手な願いを押し付けられているだけだと思っていたのに……。

 ちなみに、青いバラを作る課題の話で、鷹斗は【神の祝福、奇跡】の花言葉をもつ青いバラをどう形にするか気になって出題したと話していたけど、そう考えるとペーパーフラワーでバラを作る理一郎本当に青いバラを咲かせる鷹斗で全然方向性が違って胸が苦しくなりました。

 鷹斗の真意が見えなくて、さらにレインの暗躍に悶々とする中「嫌われても構わないからここにいて欲しい、君がいないと心が動かない」と弱さを告白されながら抱きしめられて。鷹斗の心を動かせるのが私だけなら、私だけが彼を救えるのかもしれない、と揺れる撫子ちゃんもひたすら苦しい。

 緊迫した状況のなかで、鷹斗からこの世界の彼女を失った絶望を聞いた撫子ちゃんは、ずっと彼のそばにいることを決意。まだ恋愛的な意味には思えないしそれはさすがに自己犠牲がすぎないか? と内心ハラハラしていると、鷹斗から「一緒に寝たい」とお誘いが。だから展開早ッ!

 そこで、今までは過去の君への執着だったけど本当の意味でもう一度君に恋をしたと想いを告白する鷹斗。

 え…っ、ピュアじゃん…、好き………

 ほかのルートではヤンデレに怯えてずっと怖さしか感じてなかったけど、自分がどうしてこんなにも彼女に執着しているのか、この世界の彼女と私は違うと言った撫子ちゃんの真意はどこにあるのか、真摯に向き合ってくれていた鷹斗。

 そんな鷹斗を知り、この世界で怖い思いもたくさんしたはずなのに、その弱さごと全部を優しく受け入れる撫子ちゃん。スチルの贅沢な差分がまたずるい。

 でも幸せなはずなのにところどころ雰囲気が不穏なのも事実。嫌だ…、どうして…、世界を壊してしまうほどの絶望に苛まれ続けていた鷹斗にはそろそろ救われて欲しいよ……!

 ふたりが幸せになれる結末への道がまっっったく想像できない絶望のなか怒涛の展開に翻弄されていたら、いつのまにか人質に取られた撫子ちゃん。

 そして突然の時間制限ありの選択肢。え?
 慌てて選んだら鷹斗が撃たれる死亡エンドで絶望。むり。半泣きで選び直したら今度は撫子ちゃんが撃たれて絶望。ここまで来て死に別れエンドは気が狂いそう!!やめて!!!!

 ……と思ったけど意外と続き、過去の話に。
 あの事故の日、理一郎が激しく後悔してたから何があったんだろうと思ってはいたけど、元々3人で出掛ける予定だったのに理一郎が鷹斗たちをふたりにするために誘いを断った日に事故が起きたことが判明。

 えっこの世界の理一郎はそんな後悔を抱えて生きてるの…!? さすがにそれは切なすぎるよ理一郎(泣

 同時に、9年前に起きた事故の黒幕も判明
 嘘でしょ信じたくない…。闇落ちしそうになる鷹斗が見てられなくて、再発狂エンドだったらどうしようと焦ったけど何とか踏みとどまる鷹斗。強くなって…っ

 その後なんとか一命を取り留めた撫子ちゃんは、やっと鷹斗へ想いを伝えられて。驚きすぎて挙動不審な鷹斗に笑いながらも、あの哀しいキスのやりなおしの意味もこめて今度こそ優しいキスを交わすふたり。うう、よかったね……!!!!!!!

 しかしこれで終わる訳はなく(泣きたい)爆発音とともに本部が火の海に。そんな状況のなか炎を恐れず突き進む我らがヒロイン…、かっこよすぎない!?


残留エンド
 それから悩みながらも生きることを決め、無事に脱出したふたり。鷹斗が咲かせたちいさな花に希望が灯るラストがあまりにも美しくてぼろぼろ泣いた。素敵スチルあるのもずるいよ。ふたりで生きて、本当の意味で鷹斗を救ってあげて欲しい……っ

 現代エンドも気になるけど気持ちよく幸せに浸る為にもまずはバッドエンド回収を。特に壊れた世界にふたりきりの再発狂エンドがキツかった。こうなるよなとは想定してたけど目の当たりにすると…、絶望しかない………。

現代エンド
 そしてついに本命の現代エンドへ🌟
 安全の為に未来に返す決意をする鷹斗。そばにいるって約束をしたのにと抗う撫子ちゃんに「幸せになって」と送り出す鷹斗に号泣。あんなに手放すのを怖がってたのに…、殺される覚悟すらしている鷹斗をひとりで置いていくなんて嫌だよ……!と抵抗も虚しく現代へ帰還。

 未来からの手紙を信じて事故を回避したけど、それって、あの鷹斗が過去の自分に彼女の未来を託したってことで。未来側の結末はやるせないけど、撫子ちゃんの未来とこの世界の鷹斗の心が無事に守れたエンドでよかった…!泣

後日談
 後日談ではひたすら幸せそうな鷹斗にぼろ泣き。本当に本当によかったね…!としか言えない。後編の結婚式スチルですべての命が救われました(号泣


エンディング

あなたのいない世界なんて、いらないのに。

 ──と言う名の、はじまりの記憶。

 あの事故が起こった日。初めて恋を知って希望に溢れていた鷹斗が、幼い頃からずっと彼女に恋をしていた理一郎が、それぞれ絶望する姿があまりにも苦しすぎて過呼吸になるほど涙。

 鷹斗はもちろん、大切な存在を失って茫然自失とした壊れかけの理一郎に抉られた。初めて政府ルートに入ったとき感じた印象通りだったな……。

ただ、この世界の軸で考えると、事故のあと後悔するばかりで何もできなかった理一郎よりも世界を犠牲にしてでも彼女を救うために奔走して成功した鷹斗のほうが撫子ちゃんを本当の意味で救ったことになるのかな?とか思ったり。これもあとで繋がるのかな?どちらにせよ苦しすぎるけど

 鷹斗と理一郎はもちろん、円もトラも終夜も央も、レインも、総じて理不尽な世界に絶望していて。

 それでも、鷹斗が彼女を救うために世界を壊して、別の世界から撫子ちゃんを攫って来たからこそ救われた人もいる訳で。何かを犠牲にしないと何も得ることはできない。

 この過去の記憶をラストに流すCLOCK ZEROって本当に…、最後まで人の心がなかったな……。でもそんなところも大好きでした………!


まとめ

かわいいうさぎだと思っていたあの頃が懐かしい


 人生変わるくらい本っっ当におもしろかった!!

 この作品に出逢わずに終わる人生じゃなくてよかったと本気で思うくらいの神作でした。これまでに何度も移植されている人気作なだけある。名作は何年経っても名作なんだなあ。すべてが最高だったよ〜〜!!!

個人的な好みをまとめると、
現代END:央、理一郎>トラ&終夜
残留END:央、円>鷹斗&トラ
央はどちらのENDも好きなので別格(´ー`* )

最推しは央!落ちない理由がない
次に理一郎トラ 惚れた女に弱い男が好き
(最初は理一郎推しだったのに… 沼が深い)
後日談のお気に入りは悩むけど理一郎
Latter(結婚式)は絶対トラ!スチルがずるい
バッドも含めて印象的だった√は終夜
SSは理一郎が特によかったな〜〜〜〜!

 そして最推しCPは圧倒的に理撫💋
 このふたりには何があっても幸せになってほしい。逆に言えば撫子ちゃんが誰と結ばれようが理一郎はずっと拗らせ片想いし続けていてほしい(酷い願望

 最終的には撫子ちゃんも含めて箱推しでした!


 事前情報もシステム的な知識もまったくないまま(ムービーがあることすらあとで知った)初めて乙女ゲームに触れたけど、だからこそどんな展開にもわくわくして本当に楽しかった〜〜!!!

 はじめはセーブが100もあることに驚いたし(最後は足りるか不安だった笑)クイックセーブの仕組みが分からなくて選択肢のたびにデータをロードしてやり直したりしたけど、それも込みでいい思い出。

 暇があればずっっっとテーマソングやキャラソンを聴いてにやにやしたり、あまりの萌えに悶え苦しんでいたらいつの間にか朝になっていたり。とにかく寝ても覚めてもCZのことしか考えられないくらい心から夢中になれて本当に貴重な経験でした〜〜!圧倒的感謝💯

およそ社会人とは思えない狂ったプレイ時間


 まだ見られてないエンドとか特典もあるけどもう既にロスが怖い。怖すぎてドラマCDも買い漁ったからこちらも聴きつつ、次は心して中学生編にいこうかな💫

 いまからどきどき………!
 まだまだ思う存分CZ楽しむぞ🐰

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