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匿名ラジオにハマったらよく眠れるようになった

表題の通り、匿名ラジオにハマったら、寝付きが悪かったのがすやすや眠れるようになった。

まず、匿名ラジオはなにかという説明をする。
オモコロを始めとするインターネットコンテンツの制作会社であるバーグハンバーグバーグの社員ARuFaさんとダ・ヴィンチ・恐山さんが10~20分ほど、楽しくある話や、ない話をする音声コンテンツである。
木曜の0時に毎週更新され、オモコロで音声がyoutubeでは内容に合わせた画像も挿入された動画が配信される。
もともとオモコロのコンテンツはすきで、菓子盆選手権や、エロ本隠し、コンビニうろ覚え選手権など楽しんでいた。
あまり動画を見るタイプではなかったのだけれど、ふと作業中に聞きたいなと思って手を出したら止まらなくなってしまった。


ドラえもん一行が来たら、劇場版に映えるような素敵な冒険を提供できるか
ちびまるこちゃんのクラスと一緒に無人島に漂着したら
子供向け番組をつくりたい
という「ない話」からハマった。
ない話を、どちらかが振るのだけれど、振られた側が否定しないのがいい
「面白そうだから聞かせて」となり、「面白い」と喜び、「じゃあ自分はこうする」と作り上げていく。
そのない話がどんどん作り込まれていき、気づいたら立派なお城が出来ているのがとてもいい。

そうしてハマっていくと、パーソナリティの個性にも惹かれていく
自分の腹痛(救急車で運ばれた)やおねしょの体験をもコンテンツにするARuFaさんの行動や、頭はいいが、破壊衝動とすこし抜けているところがあり、不器用なダ・ヴィンチ・恐山さんの可愛げに夢中になっていってしまうのだ。

そうしてハマって、寝る前にも聞いてたら、すごく早く寝入るようになった。
つまらないわけではない、とても面白い。
でも、寝る前に流しておくと、すごく気持ちいいのだ。
理由を考えてみた。
相手の否定をせず、ない話がベースなので、聞いてて感情が波立たない
終始楽しそうに話しているので、まるで修学旅行でみんな楽しく話している最中、あるいは家族で楽しく話しているのを聞きながらうとうとしてきたという体験が擬似的にできる。
すごく気持ちいい。
無音だと時計の音やエアコン、加湿器の音が気になり始めるが、このヒーリングラジオなら、するする…と眠りにつける。おすすめである。


まだ全部聞いていないが、記事の最後に、匿名ラジオの一番好きなところを上げる。
初回、めちゃくちゃぎこちないのが、どんどん仲良くなっていくさまがわかるところだ。
最初はこの球を投げたら受け止めてくれるだろうかという不安が、音声からでもわかるキャッチボールだったのが、50回を超えたあたりから、どんな球でも受け取ってくれるはずだという会話に変わっている。
漫才でも夫婦でも、仲がいい二人の会話を聞くのは好きだ。
だから私は匿名ラジオが好きなのだとおもう。

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