動画制作と著作権
※「手軽に動画を作る」の最後を準備中なのでもう少しお待ちください!
著作権や肖像権など
動画制作するときに気をつけたいことということでこちらについて留意して欲しいという意図で記事にします。
どちらも侵害した場合は、その対象者(著作物や肖像のかた)から訴えられればこちらが罰せられますね。
「〜の番組の曲を使って〜」
…というようなご相談を受けることも結構あります。
もちろん公に見せないようなあくまで結婚式の余興ですとか、誰かの誕生日パーティで使うとかであれば本来は違法になるかもしれませんが、特に商業目的というわけでもないのでここは何か言われることはないと思います。
ですが、例えばご自身の事業の宣伝であったり商品を紹介する目的だったりした場合には見つかった時には大変なことになるのでやめてくださいとお話しさせていただいております。
そんな場合はこちらの記事でもご紹介しましたが、
楽曲を著作権フリーにすることで、使ってもらうことで制作者本人の宣伝として許可してくださっているサイトもあります。
こういったところで似たような音源を探して見てください。
画像も注意!
楽曲の利用よりも軽い気持ちで使いガチなのが「画像」。
例えばイベント会場になるところの画像であったり、他社の商品、もしくは宣伝に出ている有名人であったり、、、
今はネットで気軽に画像検索ができて保存もできるので、一見問題なさそうにも見えますが、これらは全て使ってしまうとアウトです。
基本的にご自身で使うものはご自分で撮影をしていたく必要があります。
しかし、それでも気をつけないといけないものもあります。
社員の画像だからといってフリーではない
今は前ほどこういった話は聞かないようになりましたが、2010年頃は誰も右も左もわからないことが多く、社内会議でも話が出ることがありました。
「〇〇さん美人だし、彼女を主体にして動画を作ろう!」のようなもの。
ですが、一般企業で広告としての活用を検討している頃はどの業界もそうですが大体、先人たちの失敗談が聞こえ始める頃なんですよね。
なので、そのような話が出るたびに
「本人へ意思の確認をしてください」
「会社の雇用契約とは別に宣伝に使う旨を一筆契約してください」
とお話ししていました。
そもそもですが、会社にいる社員だから何しても良いということはなく、
会社の宣伝とはいえ本人の肖像権は別物です。このあたりを理解せず後々大変なことになって炎上した企業のニュースを目にしたことがあります。
それに会社の宣伝目的で使った画像が全く意図しないところで使われて、その本人に危害の及ぶような事件などもありました。
こういった部分を会社として責任持って対応できるのか?整備が必要になります。
なので気軽に使うのはNGです。
今は AI画像生成が便利
聞いたことがあると思いますが「画像生成」は気軽につかるものもあるのでおすすめです。
ほとんどの場合は有料(それでもモデルを用意するより安いと思います)ですが、無料で、且つ著作権フリーで使わせてくれるImage Creator Microsofのサービスがあります。
こちらは生成された画像は著作権フリーと謳っているので制限がかかることが今後あるかもしれませんが今(2023年12月)は大丈夫かと思います。
生成される画像はやっぱり「イラスト」感が拭えませんが、割とイメージしたものに近いものが生成されるのでちょっと使いができます。
例えば、「綺麗な日本の夜景」といれて生成すると
このような形で日本を表すアイコンとして「東京タワー」と「スカイツリー」のようなものが映り込んだものが生成されます。
「綺麗な日本の夜景」←この部分を「プロンプト」と言いますが、もっと詳しく指定すると細い画像が作れたりします。
無料でできることも増えましたが気を付けることも増えました
世界を見ても日本ほど無料でできることが多い国も珍しいと思います。
必ずしもいいことではありませんが、お金をかけずに何度もスタートできるというのは良い世界だと思います。
とはいっても、そこに甘んじて全てのルールを無視してしまうと大きなマイナスを背負うことになるので最低限守るべきルールは見極めて制作に活かしてみてください。
ご相談はこちらから
■ 動画制作 えんのした
■問い合わせ窓口(月〜金 9時〜18時)
ennoshita_production_info@cosmowinds.jp
頂いたご相談は営業時間内でお返しいたします。
予めご了承ください。