MBO?TOB?(・∀・)
ニュースで見掛ける単語だが良く分からず過ごしてきたので株式は少ししか運用してないですが…折角学んだのでアウトプット!!「MBO」と「TOB」は、それぞれM&Aの手法の一つであり、主に上場企業の譲受手段の一つとして活用されます。混同されることも多い2つの手法ですが、どのような違いがあるのか、詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。因みに私は学ぶまでは良く分かりませんでした(゚-゚;)
MBOとは、Management Buyout(マネジメント・バイアウト)を略した言葉です。日本語では「経営陣買収」などと訳しますが、「MBO」という略称で使われることが多いです。企業の経営陣が既存株主から自社の株式を取得し、オーナー経営者となる行為を指します。
一方、TOBはTake-Over Bidの略で、「株式公開買付」などと訳されます。対象企業の発行済株式を買付期間や価格、買付予定株数などを公表して、証券取引所を通さずに既存株主から買付けることを指します。
MBOとTOBの違いは、誰が株式を買取るのかという点です。MBOでは、現経営者など内部の者が自社の株式を買収するのに対し、TOBでは通常、外部の第三者が対象企業の株式を既存株式から買付けます。
MBOは現経営者が自社の経営権を取得するため、友好的な買収として従業員から比較的受け入れられやすいことが特徴です。従業員の雇用を守り、経営権を引き継げることから大企業が子会社を手放したり、中小企業の事業承継の手法としても用いられます。
一方でTOBは、買収される側が同意していなくても買収を行うことが可能です。株式公開している上場企業であれば、合理的に買付けを行うことができとの事です(´・∀・`)