青色申告おすすめソフト~失敗緊急レポート~

はい、緊急レポートです。前回e-Taxで確定申告をしたと書きました。それ自体はいいんですが、これまで私、『やよいの青色申告オンライン』を使っていたんですね。

クラウドでどこからでも経理作業できますし、青色申告の初心者にとっては結構わかりやすいソフトではあると思っていたんですけれど、他に移行したい場合、データのエクスポートができないっぽいということが発覚しました。

同じ青色申告でも、デスクトップソフトの『やよいの青色申告』は、これができるっぽいです。やよいの青色申告には、デスクトップソフトとオンラインと、2種類あるんですね。

青色申告は関係の帳簿保存が一定期間義務付けられていますし、『やよいの青色申告オンライン』でもPDF出力できますから、法的には別に問題ないんですけれど、エクスポートできないと何が困るかというと、「今までの帳簿データから思い出を振り返ることができない」みたいなことです。

私みたいな個人事業主にとって、クリック1つで切り替わる年度ごとのグラフは大変な思い出です。ライフログと言ってもいい。ああ、この年は儲かった、この年は体調崩して仕事あまり請けなかったな…などなど。フリーとして昨年で10年目を迎えたんですが、結構な思い出がたまっております。

それを全部捨てなくてはいけない。このことに気づかなかった。

よって、フリーランスの方はエクスポートできるソフトを選ぶべきです。上記に挙げました『やよいの青色申告』(notオンライン)、あるいは『会計freee』。お安く始められるクーポン付きリンクを貼っておきますのでご活用ください。

会計freeeは会計知識がない方でもとっつきやすい入力形式ですので初心者におすすめです。

やよいの青色申告にも「かんたん取引入力」という似た機能があるんですが、会計freeeは簡素なものがデフォルトです。ただ、複式簿記に目が慣れている方ですと、やよいの青色申告のほうが切り替えでゴリゴリ入力できるかもしれません。また、個人事業主の規模としては同等サービスならやよいの方が安いと思います。

他にもマネーフォワードなど、クラウド会計ソフトも充実してきまして、できることは、自動取込など、ほとんど差はないと思います。デザインや使い勝手、付属サービスで選ぶと良いのではないでしょうか。

しかし、データエクスポートができるかどうかは長い目で見るとチェックしたほうが良さそうです。思い出のために(涙)。

おまけの宣伝

簡単な簿記の知識は、私がお仕事させていただきましたこちらをどうぞ。2013年以来のベストセラーです。

さらに、ざっくりした「経費」の理解についてはこちらをどうぞ。

かなり思いきったタイトルではあるものの、原作者さんは元・国税局調査官です。細かい事例は省かれていますが、「事業に関係していれば」経費で落とせるんですよ、という原理原則をおさえる内容となっており、脱税となるとどういった目に遭うのか等がざっくり描かれています。事業規模が小さいからといって調査が入らないわけではないそうですよ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?