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坂東巡礼記2 光明寺(札所7番)

金目山 光明寺

札所5番 勝福寺を参拝した後、車を走らせて、札所7番光明寺へ。

札所通りに廻るのであれば、次は札所6番となるのですが…。小田原市から東に向かう場合は、札所6番の飯上山 長谷寺よりも、札所7番の金目山 光明寺のほうが近いので、このように廻るのが一般的のようです。

ですので、私もこのように廻りました。

仁王門(平塚市重要文化財)

手前が観音堂(神奈川県重要文化財)、奥が本堂。(Wikipediaでは本堂が観音堂として紹介されております 令和3年5月10日現在)

本堂内厨子(附:木造聖観音立像)は、国の重要文化財です。室町時代、1498年(明応7年)の造営。内部に本尊聖観音像を安置する。

https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/173842

http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/bunka/page-c_01245.html より

こんな動画もありました。

そして、前回も紹介させていただいた、この方の動画も。

これらの動画を観ると、また行きたくなってしまいます。笑

評価 ☆★(星1つ半)

光明寺(金目観音)は、源頼朝の信仰が篤く、将軍代々の祈願所となっていたほどの寺院だったそうです。

そして、北条政子が実朝を産むときに、安産祈願をおこなったため、以来、金目観音は、安産守護の観世音として名高いそうです。

しかし、恥ずかしながら、私は、これらの歴史的事実や庶民から愛されてきたという事実を全く知らず、参拝直後の評価が星1つ半(☆★)でした。

一応は、聖地としての普及点をつけているものの、歴史的事実を知ると、我ながら『あんた何様?』と突っ込みたくなるくらいの低評価でした。

今なら最低でも☆☆(星2つ)以上はつけていたでしょう。

ただ、評価が低くなってしまった理由が、境内に神社がなく、神仏分離令の影響で無住に等しいほど荒廃して、今ではすっかり天台宗のお寺になってしまっていることがあげられます。また、御朱印が書き慣れておらず、雑っぽくみえてしまったということも1つの理由かもしれません。

しかし、光明寺は、安産祈願をはじめ、何か勝負事などの祈願をする際には、頼もしいパワースポットとなることでしょう。

宗派 天台宗
本尊 聖観世音菩薩
開基 道儀上人
創立 大宝二年(702)
住所 神奈川県平塚市南金目896
駐車場 あり(無料)
電話 0463-58-0127


閻魔堂

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