雑草は雑草ではない、ということ

外遊びが好きな2歳の息子は、夕方保育園からの帰宅後、少し外で遊んでからおうちに入ります。
外遊びといっても、主にはたらくくるまのおもちゃを使って畑の土を掘ったり運んだりで、今の時期は特に蚊との戦いですが。(笑)

そんな息子が先日、畑にはびこっている、いわゆる"雑草"をみて、
「うわ~、花火みたい!かわいい~。花火!花火やりたい!」
と。
見てみるとメヒシバが生えていました。

ちょっと見づらいですが、この細くてツンツンした草



うん。そう言われてみれば花火にも見える。
そう思うと、なんだか不思議とかわいいものに見えてくる。

そういえばちょっと前の連続テレビ小説のモデルにもなった牧野富太郎先生も、
雑草という草はない、とおっしゃっていたように、人間が勝手にそう定義してしまっているだけで、草の周りには立派な生態系ができていて、誰かの恵みになっているのだな、と。

大人の色眼鏡で見るとくすんでしまう世界も、子供の純粋な目で見ればまるで違う世界に見えるのだな、と感心してしまいました。

雑草は雑草ではない、ということを忘れずにいたい。

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