『スタートアップで働く』備忘録_231223


インプットした事柄によって、社会や世界に、「自分のものさし」をつくり、現在地をプロットすることも大切だ。その結果、みずからがちっぽけな人間だと思えたなら、それはむしろ世界の広さを知ったことになる。

転職を考えるあなたも、キャリアを選択肢、未来を作るためのスキルや「視座・視野・視点」の向上が必要である点だ。世界はどちらへ向いているのか、未来にどういった産業が伸びるのか、競争力を持つ会社のポイントは何かと、インプットが欠かせない。

知らない「悪」

もし「転職をせずに、現職を続けていく」と決めた時にどうすべきか。僕はこの過程こそが大事だと思う。そう決めたのであれば、現職で最大限に脇目も振らずに頑張ることである。

まずはスタートアップに触れる環境へ飛び込もう

僕がすすめるのは、スタートアップ向けのコミュニティに参加したり、カンファレンスでサポーターとして携わってみたりすることだ。そこでは企業かや投資家がプレゼンをしており、それをまた他のプレイヤーが聞きにくる。会場には、企業か、投資家、企業のCxOクラスの人やメンバーがたくさんいる。彼らがどういった表情で声を発し、話を聞き、どのように仕事に対して向き合っているのか。

今のままでは負けていく日本で、「安定」に「普通」を生きることは怖さにつながる。だから、自分が「普通」だと感じる人にこそ、果敢に「旬」の市場を狙って、勝ち馬に乗りにいくことを勧めたい。そして、現代における勝ち馬とは、大企業でも、有名コンサル会社でもないことは、ここまで読んだあなたならわかるはずだ。

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