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輪廻転生が存在するけど存在しない理由

輪廻転生、生まれ変わりは、様々な分野で議論があり、とても魅力的な話題です。

人生はここだけではなく、死後も生まれ変わって新しい人生が展開することが分かれば、今を生きる意義を見いだせたりします。

シャーマニズムや臨死体験の視点から捉えると、矛盾しますが、「輪廻転生は存在しないけど、存在する」ということが理解できます。

シャーマニズムや臨死体験では、全ての事象や概念、仏教で言えば「森羅万象」、ありとあらゆることやモノは源(本質:創造の源)からの衝動によって放射され、創造されていることが理解できます。

この視点で捉えると、時間というものが存在しておらず、全ては同時に存在しています。

今のような人生や、全く別の世界も同時に生み出されて、それぞれが相互作用しています。

平行世界、パラレルワールドという概念で、無限の可能性のある世界が同時に存在しています。

人間としての世界、動植物としての世界、機械やモノとしての世界、人智を超えていて説明がつかないような抽象的な世界等・・・数えられないので、無限という表現をしますが、無限に同時に存在しています。

この視点から捉えると、輪廻転生はありません。生まれ変わるというような概念も無く、今の人生も含めて、複数の世界が同時に存在しています。

しかし、今の現実の世界では、時間が存在しています。

時間は過去、現在、未来というように流れていて、物質も存在しており、集合意識(国、文化、社会、言語、思想など)があります。

この視点から、先程のパラレルワールドを捉えると、「あの世界は過去で、あの世界は未来」や「次はあの世界に入る」というようなタイムラインの中でパラレルワールドを理解することができます。

つまりは、輪廻転生という概念が使えますし、時間の順番や、因果関係の中で別の世界を理解することができるようになります。

本質の視点では、全てが同時に存在していますが、この世界は時空があるので全てが別々に存在しています。

両方の視点を理解することができると、より深く本質と繋がりながら、この世界を味わっていくことができます。


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