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文章作成のコツを教えます(1)一文一義&接続表現

小学校教員資格認定試験の一次試験、2022年受験分から1か月前倒しになりました。この日程変更に対しては、私個人的には困った変更だと感じました。なぜなら、既に小学校で何らかの形で働いている受験者にとって、まとまって勉強できる夏休み(8月)が活用できないからです。

とはいえ、決まってしまった日程をどうすることもできません。受験する方の即戦力を養うため、文章作成のコツ連載していきます。一次試験のⅢ・Ⅳや二次試験の論述に役に立てていただけると幸いです。

コツ(1)一文一義&接続表現を使って書く

文章を書く時、長い文を書くと格式が高い、と思われがちです。また、述べたい内容がたくさんあると、言葉をどんどんつなげて書きたくなってしまいます。しかし、実は一文が長いと、主語述語がねじれてわかりにくい文になりやすいです。例えばこんな文です。

災害の多い日本で防災教育の実施は重要であるが、児童が総合的な学習の時間を使って災害に遭った方の経験談を聞くのは有効な方法である。

↑長~い文…とてもわかりにくいですね。

文をわかりやすくするためには、
一つの文に一つの内容を書くよう文を分解します。これを「一文一義」といいます。
②文を、接続表現(接続詞)でつなぎます。接続表現は、読み手に内容をガイドする役割を果たします。つまり、読み手が予測しやすくなります。

さて、先程の長~い文を、上記①②で検討します。すると

日本は地震や台風などの災害が多い。だから、防災教育は、児童一人一人の命を守るために重要である。そのため、総合的な学習の時間を活用し、防災教育を実施する。例えば、災害に遭った方から体験談を聞く機会を設けるといった活動が考えられる。

↑このように一文一義&接続表現を意識すると、とたんにわかりやすい文章になります。論作文を作成する際、まずはこのコツをおススメします。






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