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今のJuice=Juiceがバスツアーという経験から得たもの

アメブロにはバスツアーの内容を書いたのでnoteではバスツアーを終えた各メンバーがどのように感じたのかを推測(妄想)したり、私自身が感じた思い込みをアレコレ綴っていきたいと思います。

バスツアー終了後に書かれたメンバーのブログは、それぞれ下記の名前にリンクを埋め込んでいます。
植村さん段原さん井上さん工藤さん松永さん
有澤さん入江さん江端さん石山さん遠藤さん

今回のバスツアー、Juice=Juiceとしては5年ぶり(前回2019年5月)で当時のメンバーで残っているのは植村さんと段原さんの2人だけ、井上さんはこぶしファクトリーとして2020年の2月にバスツアーを行なっています。今回のバスツアーはメンバーの中でも大きな変化(あるいは何らかの確信)の、きっかけとなったように感じました。上3人(植村さん、段原さん、井上さん)はバスツアー経験者ですがそれを持ってしても「今のJuice=Juice」として、自分達のことを大好きな人たちとの直接交流はポジティブな感情を強く受信したように思います。
また井上さんもブログに書いていましたが植村さんとの残された時間を強く自覚し、これからの自分達について意識する2日間だったのであろうとも受け取りました。

工藤さん、松永さん以降の加入メンバーについては初のバスツアーですが、研修生加入前からガチのハロヲタであったいちさく(有澤さん・石山さん)の2人はバスツアー決定以降のブログや発言を見ると、その内容をすでに深く理解していたようです。
有澤さんはヲタク時代に参加を試みたそうですが学生として経済的な理由で断念したと車内VTRで発言していました。(どのグループのバスツアーに参加しようとしていたかは不明)
初バスツアーとしてメンバーが感じた新鮮な喜びもブログで語られていますが、コンサートのようにステージ上と客席ではなく2日間という凝縮された時間に直接交流する機会はなかったのでかなりのインパクトがあったのでしょう。
    ※CD発売に合わせて行われる販促イベント、いわゆる「盛りだくさん会」は(基本的に)自分を一番に応援してくれている相手の割合が高めなので、普段コンサート会場の客席で見かける「自分以外のJuice=Juiceメンバーのファン」や「盛りだくさん会」には参加していないファンとこれだけの密度で交流する機会は滅多にありません。

スペシャルライブの最終曲「ボン・ヴォヤージュ~想いの軌跡~」について。
2023年秋ツアーでは表題的な位置付けだった曲ですが、植村さん(と、これまでのJuice=Juiceの軌跡)が繋いで行く概念の曲として大幅に補完されたように思います。昨秋ツアーのオーラスに披露されていた時点での印象は、曲も歌詞も「確かにその通り」なのですが、例えると新品の服のような糊の抜けていない硬さがありました。(そのひたむきな瑞々しさが秋ツアーでのこの曲の魅力でもありましたが)
今バスツアーにおいて参加者との交流やサプライズによって受けた感情がメンバーに与えた影響は少なからずあると思っても良いのではないでしょうか。
落ちサビで感極まって歌えなくなってしまった松永さん。自身としては不本意かも知れませんが、その「事実」が曲に託された想いと同調し、隅々まで血が通った作品として曲の奥行きが大幅に増したように思います。
(あの松永さんです。今後はさらに素敵に歌い上げてくれると確信しています。)

蛇足:かつて上記のような物語が背景に落とし込まれた曲の役割は「続いていくSTORY」や「シンクロ」が担っていたように思っていましたが、金澤さん稲場さん卒業を経て現在の体制でのJuice=Juiceとしては曲の背景情報が大きく更新されてしまいました。特に現体制で披露されるシンクロは以前の「清濁合わせ飲んだ」シンクロとは違う曲として感じています。

我々ヲタクは開催が決まった時点で「絶対に楽しい」という自信に満ちていたのですが、あれだけ内容の濃いハードスケジュールをこなしたメンバーのバスツアー感想ブログを読んでも、印象に残った思い出の一つに刻まれていた事はとても嬉しく思います。

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