初心者向け!簡単に始められる本格ラジコン工具リスト
こんにちは!しょーです。
「手軽に本格ラジコンをはじめたい」
「なるべく簡単に本格ラジコンで遊びたい」
本格ラジコンに興味を持った人なら、誰もが感じることだと思います。
しかし、いざ始めようとしたときに、複雑なシャーシ構造を目の当たりにして
「こんな複雑なものを組み立てられるのか…?」
と感じることも少なくないはず。
もちろん、各メーカーも組み立てを簡単にするために構造をシンプルにしたり、5割、8割完成して出荷してユーザーの負担を軽くしようとしています。
それでも100%完成品出ない限りは自分で組み立てることが必要になってきますし、完成した後も定期的なメンテナンスをする必要があります。
本格ラジコンの世界に足を踏み入れたならば、いつかのタイミングで必ず工具が必要になってきます。
だからといって「難しそう」と不安になる必要はありません。
僕がこの2年間で使い続けてきた工具を紹介しながら
「本格ラジコンのハードルって低いんだね」
「これなら簡単に始められそうだね」
ってことが1人でも多くの人に伝わったら嬉しいです。
本格ラジコン工具リスト
それでは早速、ラジコンを楽しむための必要な工具を紹介していきましょう。メンテナンスやカスタマイズをするときに基本的な工具があると非常に便利ですよ。
1. ヘックス(六角)レンチ、ヘックスドライバー
六角レンチ・ヘックスドライバーは、六角形の穴をしたネジやボルトを回すための工具です。特にラジコンカーのシャーシやサスペンションなどのほとんどのパーツ取り付けるためのビスを締めるときなどに広く使用されています。
「なんでヘックス(六角形)なの?」
「プラス、マイナスじゃダメなの?」
と疑問に思ったかと思いますが、もちろん昔はプラスネジを使っていたんです。
ですが六角ネジの方がトルクを効率的に伝えられ、より強固に固定できるというメリットがあるんですね。
なので最近のラジコンのほとんどがプラスネジよりもヘックスネジを採用しているというわけです。
ちなみに私が自宅で使っている机。配達されてから自分で組み立てたのですが、ヘックスネジを使いました。PCデスクも同じ。家具はすでにヘックスネジが広く浸透していたんですね。
ラジコン用のヘックス(六角)ネジはサイズがありまして、全体の中で大部分を占めるサイズは
"対辺2mm"
というサイズ。
あとはモータのピニオンギアを固定するためのイモネジを締める時には、何ミリかは分からないけど非常に小さなドライバーを使います。
※どこで買うの?※
ラジコンを購入すると、ほぼ100%の確率で付属されているので購入する必要はありません。私も付属していた六角レンチを使っています。
もし事前用意しておきたい場合は、100均一に大きいものから小さいものまでが1セットになったレンチがあるので、それを購入しておくと良いと思います。
本格的なヘックスドライバーが欲しい方は「スーパーラジコン」で購入するのがオススメです。Amazonだとタミヤ製で十分ですよ。
2. 十字レンチ
ラジコンのタイヤを固定するための「ホイールナット」をしめたり、ダンパーやステアリングを取り付けるための「ピロボール」というものを取り付けるときに役立つアイテムです。
しかし、ナットやピロボールの大きさが異なるため大きさが違うレンチを用意する必要があるんですね。
「複数パターン用意するなんて面倒です」
と感じるかも知れませんが、安心してください。
すでにメーカーから最強のアイテムが提供されています。
それがこちら
「十字レンチ」
というアイテムです。
これもラジコンを購入するときに必ず最初に付属してくるアイテムで、本格ラジコンをはじめた方なら1人1個持っている超ロングセラーアイテム。
わざわざ記事に書く必要ないかも?と思いましたが、これから本格ラジコンを始めようとしている方も読んでいる可能性もあるので書いておきました。
※どこで買うの?※
もし今この十字レンチを持っていない場合は、メルカリや100均でもゲットできると思いますので、リサーチしてみてくださいね。
3. ペンチ
小さいパーツを指先で持つことが難しいときに使ったり、押し込みたいときに指だと痛いけどペンチだとラクラク押し込めるよと言った具合に使います。
ペンチは先端がギザギザしていて、強い力でギュッと挟み込むことを得意とした構造になっています。(これでほっぺをつねられたらと思うと…オオコワ)
なのでパーツを強くペンチで握ると壊れたり傷ついてしまうのですが、軽く握る程度でしたら指で持つよりも安定感がありますし、組み立てやメンテナンスがとても簡単になる便利アイテムなんです。
ダンパーやステアリングをピロボールに押し込む時にもとても便利。
もしペンチで握ることでパーツに傷がつくことが心配のようでしたら、ペンチの内側にあるギザギザした面をテープで覆ってしまうのも良いですよ。
「細かいパーツを持つためのピンセット」
ももちろんありです。
私はピンセットを用意するのが面倒だったので、ペンチに「小さいパーツを軽く持つ」「強く握る」の1台2役を担ってもらっていますけど、ピンセットがあったらなお便利なんだろうなとも思っています。
※どこで買うの?※
100均一やホームセンターで買えます。最近ではコンビニでも買える場所があるかも?
4.ニッパー
紙を切るのがハサミ。
だとしたら、プラスチックや鉄線を切るのがニッパーです。
先端はずんぐりむっくりな格好をしていますが、グリップ部分が非常に大きな形状をしています。
物理の授業で習った
「支点・力点・作用点」
「テコの原理」
を応用しているので、軽く握っただけでハサミ部分には強力なパワーが加わります。
その力のおかげでプラスチックや鉄線は紙のように切れてしまうんです。
ラジコンを組み立てるときはプラスチックの枠のようなものに固定されているので、それを切断するときにも使いますし、メカ類の配線の長さを調整切断するときにも使えるので便利ですよ。
これはラジコンを購入しても付属してこないので、ご自身で調達する必要があります。
※どこで買うの?※
ペンチと同じように、100均一やホームセンターで買えます。
5.カッター
ニッパーで切ったプラスチックパーツには、小さな「バリ」と呼ばれる切り遺しがあります。これをカットして表面をキレイにするためにカッターを使いますし、ボディにステッカーを貼る時にも役立つアイテムです。
私はその2パターンでしか使わないのですが、
「カッターを持ってて良かった」
と思えるほど作業が捗るので、事前に持っておいて損はない便利アイテムです。
6.両面テープ
サスペンションやタイヤなどのシャーシと呼ばれる部分は、基本的にネジやピロボールに固定します。
しかしESC(スピードコントローラー)や受信機はネジで固定するための穴がありません。
そこで「両面テープ」があると便利なのですが、ラジコンは走行中に常に衝撃が加わっている状態なので、よくある市販の両面テープだと簡単にはずれてしまう可能性があります。
ラジコン用の両面テープは少し厚めです。(0.5mm〜1mm)
両側から指で挟むと、プニプニした感触があります。
これくらい厚手な両面テープなので接着力もとても強力。
小さな面積でもしっかりとESCや受信機を固定することができます。
これはESCを購入すると付属してくる場合もあるのですが、付属しない商品も多いので前もって用意しておくといいでしょう。
※どこで買うの?※
ラジコン専用両面テープを購入するのがオススメです。
性能が全然違いますし、粘着力がハイパーウルトラ強力なのでオススメです。
ラジコンショップで購入するもよし、ご近所にラジコンショプがない場合はAmazonのリンクからどうぞ。
7.ケーブルタイ
本格ラジコンを組み上げた時に、どうしても気になってしょうがないのが「配線」でしょう。
上級者やプロはこの配線が美しいのですが、僕たち初心者はごちゃごちゃした配線になってしまいます。
そんな配線を1つにスッキリまとめるのが「ケーブルタイ」と呼ばれるもの。
ラジコン用に小さいサイズなので目立つこともなく配線をスッキリまとめることができますよ。
※どこで買うの?※
私が愛用しているのはカワダ製のケーブルタイ。黒くて小さいので目立ちにくく、本数も充実しているので安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それぞれの工具は100均ショップでも調達可能ですし、Amazonや楽天などのECサイトでも安くゲットすることができます。
本格ラジコンをスムーズに始めるための必要工具リストが、1人でも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。
今回もご精読ありがとうございました。
追伸:
Instagramでラジコン動画をシェアしています。
ぜひ遊びに来てください♩
(画像クリックでInstagramページに飛びます)
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