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タミヤ XV-01を2年間使って。 手放す前の備忘録(良かった点、悪かった点)

こんにちは!
しょーです。

XV-01に興味があったり欲しいと思っている人がどれくらいいるか分からないけど、そんな方の参考になったら嬉しいです。
XV-01は間違いなく名機!

XV-01を手放した理由

2021年(コロナ禍)に出会ってから2年間、遊び相手になってくれたXV-01シャーシを手放しました。

理由は先日静岡ホビーショーと同時に開催されたトヨチャレに参戦した時に

「レース楽しい!」
「もっと色々なレースに出てみたい」
「そして勝ちまくりたい!」

と思いレースの魅力にハマったことがきっかけです。

そのレースに出るためにはレギュレーション(規定)に沿ったマシンを用意する必要があるわけですが、タミヤ公式サイトを見ると

・TT-02 (ハイポジション)
・XV-02 

の2マシンのみなんですよね。

タミヤ公式サイトより 「2024レギュ2稿」

タミヤさんも営利団体であり、社員さんやそのご家族にご飯を食べさせなきゃいけない。なるべく新しいマシンを買ってもらって、売上を上げたいという意図があるのも当然ですね。

僕もタミヤさんを応援するために、その戦略に大いに乗っかっていこうという姿勢です♪

「XV-01が使えるレースあるんじゃないの?」

というツッコミはごもっともだと思います。確かにあるのですが、やっぱり多くのレースはタミヤ公式レギュレーションに沿っているようです。

ということでXV-02にしました。

「TT-02じゃダメなの?そっちのほうが安いよ」

という質問もいただきます。

僕もYouTubeで "TT-02 ラリー"と検索をして動画を見ました。そこにはXV-01と遜色ないレベルでリアルに疾走するマシンの姿がありました。レースで走る際もXV-02よりTT-02の方が操作しやすくてタイムが出やすい(速い)という意見まで見ました。

でも今まで使っていたXV-01に対するリアルな動きに対する信頼度が高すぎて、その血を引き継いでいる(?) XV-02しか選択肢になかったのが本音ですね。

「そこまで言うならXV-01を手放す必要ないんじゃ?持っとけば良いんじゃない?」

これもおっしゃる通りです。ですが僕は1つの用途のために複数台を所有できるほど器用ではないのです。

同時に複数の女性と付き合えないのと同じで、同時に複数のマシンと付き合えないのです。一人の女性、1台のマシンに注力するほうが得意なんですね(笑)

XV-02に乗り換えたので、XV-01は他の方へ譲りました。

ヤフオクで売りました。思い出にパシャリ

XV-01の良かったところ

①モーターが前にあること

本物のクルマは、エンジンが車体の前に搭載されていることが多いですよね。

このXV-01もモーターが車体の前についているので、実写に近い重量配分になっているかと思います。

このおかげで

地面に吸い付くようにリアルに走ります…!

画像クリックでInstagramの動画ページに飛びます

例えばTT-02やLC racing PTG-2Rのようなシャーシだと前輪がひょこひょこと浮く感覚があるのですが、XV-01は跳ねりが少ないです。

ちょっとした段差や砂利道を「すすーっっ」と滑らかに走ってくれます。

XV-01を初めて操作した時に

「え?浮いてない?」

「ドラえもんのような、リニアモーターカーのように数みり浮いて走ってる?」

と感動したことを、いまでも覚えています。

②とっても操作がし易い

運転のしやすさウンヌンは、ドライバーの腕によるところが大きい。でも僕は素人ながらXV-01を手にしたので腕は全然対したことなかったです。今でも目下練習中。

あくまで公園や道路でのストリートな走らせ方にはなるのですが、

「ここでグイっと小さく曲がりたい」

「ここはドリフトしながら曲がりたい」

と思ったときに、それがやりやすいんですよね。なんというか、雑に扱ってもそれなりに曲がってくれる感覚というか。

でも特定のパターンでは扱いにくい時があります。

①グリップコースでの直進ストレートからの180度ターン
②グリップコースでの小さなカーブが続くシーン

この2パターンに関しては、前荷重がおもすぎて本体の前側が外側にぐっと引っ張られる感覚があります。そのためカーブが大きくなってしまうんですね。

砂場などの地面の場合はキレイにドリフトターンを演出してくれるのですが、グリップコースになるとXV-01の操作がトタンに難しくなる印象でしたね。

でも全体的にはやっぱり「操作しやす〜」なんです。

③ドロ?水?気になりません。

普通は本体の下に板のようなシャーシが広がっているわけですが、 XV-01はフタがかぶさったかのようなシャーシ構造をしているので電池やアンプが外から見えません。完全に箱の中に入っているかのように気密性が高いのが特徴です。

むき出しになっているメカはサーボ、あとモーターなのですが、モーターは浸水しても問題ないしサーボも完全防水仕様のものを使っているので問題ありません。

ご覧の通り、本体が隠れるまでドロや土や水や草が覆いかぶさっても、メカ類は守られているので安心して遊べるわけです。

とは言え遊び終わって写真のような状態になっていると

「うげぇ。掃除めんどくさい〜」

となりますけどね。笑

ただし注意があります。

完全密封してしまうとESCの放熱ができずにトラブルの原因になるので、小さな通気口のようなものが数か所あります。

ここから砂ホコリは入ってくるので定期的なメンテナンスが必要ですし、 水浸しに浸ってしまうと通気口から水が入ってしまってメカが浸水します。

僕はこれを知らずに3度壊したのでご注意くださいね。笑

XV-01の悪かったところ

①メカが入らない、収めづらい

XV-01の 高い機密性がメリットでもあり、逆にデメリットでもある部分になります。

これはネットでも多く言われていることなので知っているかと思いますが、 受信機やESCを入れるためのスペースがとてもシビアです。 いや言い方を変えます。とても狭いです。

重量バランスを考えると、低重心にし方がマシンとしての動体性能が上がるので、メカ類は低い位置にキープしたいわけです。

格納スペースを広げてしまうと、メカ類やコードが上に積み上がるためバランスがおかしくなるのでしょう。

開発者としても、苦渋の決断だったと思います。

② バッテリーは底面から取り出し、 メカ類は上から取り出す

なんで、こういう構造にしたのでしょう?

とってもメンテナンスがしづらいです。

すべて底面から取り出せる仕様にしていればボディーを外すことなくメンテナンスができるし、TT-02のように上面から取り出せるのでれば本体をひっくり返す手間も無しです。

ですがXV-01はボディーを外し、本体をひっくり返し。とてもめんどくさいんですよね。笑

モーターの上にはベルトが通っているので、上から外すのが現実的ではないと考えたのでしょう。 だったら電池の蓋を側面に取り付ければよかったのに。 そうすれば本体をひっくり返さずに、バッテリーを横から取り出せて、メンテナンスも楽だったと思います。

③モーターまでの延長ケーブルが必要

一度作ってしまえばその後が楽なのですが、 これを作るのがちょっとした手間です。

初心者の僕は周りに作ってくれる人もいなかったし自分で作るしかなかったので、3時間ほどかかった記憶があります。笑

2年経った今となってはそこまで大したことないってデメリットなのですが、初めてXV-01に触れる人からしたら

「部品も革なきゃいけないし、なんか面倒くさいなぁ」

と思ってしまうのも、無理ありませんね。

まとめ

ここまでXV-01 2年使った感想だったり、メリットデメリットを並べてみましたが、やっぱり総じて最高のマシンです。

リアルに動くし、操作もしやすいし最高に楽しいマシンです。

ただデメリットに関しては扱っていく中で気づいたことですし

「買う前から教えてよ〜」

と思った部分なので、XV-01に興味がある方の参考はなったかと思います。

XV-01で走らせたリアルな動画はInstagramにアップしていますので、よかったら覗いてみてくださいね。

欲求が刺激されること間違いなしですよ♪

ご精読ありがとうございました。

追伸:

Instagramでラジコン動画をシェアしています。

ぜひ遊びに来てください♩
(画像クリックでInstagramページに飛びます)

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