八重山諸島旅行#1 石垣島、竹富島
6/13-16の4日間で訪れた八重山諸島。
1日目は石垣島の空港に到着し、竹富島で宿泊しました。
前回の記事はこちらから。
待ちに待った旅行当日。
旅行といえば早朝もしくは夜移動の私にとって、昼の飛行機は新鮮に感じながらもゆっくりと9時ごろに起床して旅行前の家事を終わらせ、バスに乗って空港に向かいました。
福岡は気持ちの良い晴れ模様。
石垣島も晴れてたらいいなあなんて会話をしながら向かいます。
福岡は空港が近いのが本当に便利。
空港に着いてチェックインを済ませ、飛行機に乗り込みます。
お金をケチって座席の事前予約をしなかったので夫とは席が離れてしまったのですが、おかげで機内ではひとりでゆっくりと本を読むことができました。
福岡空港の滑走路の混雑でしばらく離陸できないトラブルがあり到着は遅れてしまったのですが、時刻は15時、昼ごはんも食べてないということで乗りたいバスまでの少しの時間で早速空港店舗内のミルミル本舗でジェラートを食べました。
ジェラート片手に外に出ると、東南アジア諸国に降り立ったときのようなじめっとした湿度と多湿による独特のにおいに、ついに到着したぞ!という実感がわきました。
このバスはVISAタッチが使えるので便利でした。
最近福岡の公共交通機関もVISAタッチができるし、特に交通系ICカードを持っていない海外からの観光客は助かるだろうなと思いました。
バスにはあまり人が乗っていなかったのと、直行のバスを選んだこともあり、スーツケースを置いて座ることができてよかったです。
離島ターミナルに到着し、まずはチケットを購入しました。
ネットから購入も可能ですが、今回は臨機応変に動きたかったので当日購入です。
時期や曜日の関係もあるかもしれませんが、4回乗った船はすべて余裕で空きがあったので無理して予約する必要はないなと感じました。
ただし、たとえば竹富島は往復の船料金ととレンタサイクルがついたお得なチケットもあるみたいなので確認しておくのが良いと思います!
船の出港時間まで時間があったので、まずは腹ごしらえ。
ゆらてぃく市場にも行ってみたのですがすでに16時ごろだったのでお店も終わりかけで閑散としていたので残念。
スーツケースを引きずって汗だくになりながら離島ターミナルに戻りました。
夫がお手洗いに行っている間、ささっとマリヤシェイクを購入。
これは前回飲んで感動し、絶対飲みたかったもの。
若干思い出補正かかってたな!?とも思いましたが相変わらずの美味しさで、船を待つ間に夫と奪い合うようにして飲み干してしまいました。
石垣島から竹富島へは15分程度。
クーラーのきいた心地よい空間の中で窓の外を見たり、ついていたテレビを見ていたらあっという間に着いてしまいました。
竹富島の港から島の真ん中にある集落まで、場所にだいたい20分歩けば着きますが、宿の人に送迎を頼んでいたのでありがたく車に乗せてもらい宿へ向かいました。
島の昔ながらの建物のような民宿で、敷地の中に入って角を曲がるとぱっとひらけた空間(屋根付き)があり、わっと嬉しくなりました。
チェックインを済ませ、夕食の18時まで30分ほど時間があったので散歩に向かいます。
すると宿に出て1分、なんと鶏が!こんなにふつうに歩いているんだ!とびっくり。
さんごのかけらが敷き詰められた白い砂浜をすすみ、宿の周りを一周しました。
宿に戻り少しするとごはんができましたよーとの声がかかり、宿泊者みんなで食堂へ。
なんだか高校生の時の食堂を思い出すような、机と椅子が規則的に並んだ空間に、はじめて来たのに懐かしさをおぼえる。
卓にはお盆に乗った具沢山のおかずたちが置かれており、ほどなくして白米とソーキ汁が運ばれてくる。
みんなでわいわいやるのかな?と思って少し緊張していたけど、平日だからか宿泊グループごとに席が離れていたので、テレビで流れる沖縄本島の大雨の状況を見ながら夫と感想を言い合ってゆっくりごはんをいただくことができました。
このときのごはんすべてが本当に美味しくて、特にソーキ汁の旨味とだし、中に入った冬瓜のとろとろ加減にふたりで感動してしまいました。
旅の終わりに夫と美味しかったものランキングを発表しあったのですが、ふたりとも上位にこの時のごはん(ソーキ汁やゴーヤハンバーグ)が入っていました。私に至っては1位!
最初は、石垣島で1泊2000円くらいの安いホステルに泊まろうかと思って予約していたのですが、途中で旅程を変更して竹富島に泊まってよかったねってこのごはんを食べただけで思ったくらい。
満腹になったあとは、曇り空ながらも一縷の望みをかけて夕焼けが見たいと思い歩いて15分くらいの西桟橋に向かいました。
桟橋にはどんどん人が集まってきて、中には会話から島に住み込みで働いている人?もいて、彼女は海に照らされ反射した光のもとで本を読んでいてなんて素敵な読書なんだとうらやましくなりました。
残念ながら下の方に分厚い雲がかかっており、期待していた夕焼けにはならなさそう。空が明るいうちに西桟橋を退散し、砂浜の先に見えるコンドイ浜に向かうことに。
たぶん15分くらいの道のりだったと思うけど、珍しい植物にあれやこれや言ったり、急に足元で何かが動いたとおもったらたくさんのやどかりが大移動をはじめてびっくりしたり、赤い嘴のアカショウビン(鳥)を見つけて興奮していたらとても長く感じました。
すでに日が落ちていることもあって、ひとりも人がおらず、海を見たり、カメラを置いてタイマー機能でツーショットを撮ったりしました。
宿に帰り着く頃にはすっかり辺りが暗くなっていて、別の宿泊者(八重山の魅力に取り憑かれたおじちゃん)と楽しくおしゃべりをして、シャワーを浴びて、途中まで見ていた西表島のドキュメンタリー映画を見て就寝しました。
なお、見ていた動画はこちら。
youtubeで無料だとは思えないほど美しい映像でおすすめです。
島の人の暮らしや考え方、特に自然と共存する(共存、という言葉しかわたしのボキャブラリーでは出てこなかったけどあまりに人間本位な言葉かも。自然の恵みを少し分け与えてもらって暮らすっていうニュアンス)考え方は「なるほどなあ」と思ったし、人生の中で、もしくは人生なんかよりも長いスパンの中で、なにが大切で幸せなのかをちゃんと考えなきゃなと思った。
当たり前のように会社員として働いて、トレンドの洋服を買って、マンションの部屋を借りて、休日に(つくられた)自然に触れる。SNSに惑わされてるのかな。うーんでもこれが心地よい自分もいるんだよな。なんてうとうとしながらぼんやりと考えて就寝しました。
そんなこんなで1日目は終了しました。
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