見出し画像

八重山諸島旅行#3 西表島

八重山諸島旅行編、3日目。
前回の記事はこちらから。


3日目は西表島に再訪する目的でもあり、きっかけにもなったオハナアウトフィッターズさんのツアー。
前回来た時は友人とふたり、星空のもとカヤックを漕いだ先の無人島で朝日がのぼるのを眺めてからピナイサーラの滝へ行った体験が忘れられず、必ず夫と再訪しようと思っていました。

前日の夜、天気と集合時間が送られてきます。
この日は4時45分ホテル発。眠い目を擦りながらとりあえず水着に着替えて、濡れても良いパーカーを羽織って出発。
会社の同僚だというアクティブな女性2人と一緒に、強風の中でも風がましな地域まで車で向かいます。

カヤックを車から降ろします。2人で一艇。
ちょうど朝日がのぼっているところ。

全員カヤックの経験ありということでスムーズに漕ぎ出し、マングローブ林の中の川をすすんでいきます。

西表のマングローブには4種類あるのだそう。
マングローブというのは汽水域に生息する植物の総称で、植物の名前ではないらしい。
程よい距離感で自分たちのペースですすみながら
たくさん質問ができて楽しい時間。
背が高いマングローブ林。
この日のこの時間はかなり干潮ぎみ。
川幅が狭くなって探検している気分。


本来の時期はもう少しあとなのですが、ひそかに見れたらいいなと思っていたサガリバナも見れました!

陽が落ちる頃に花を咲かせ夜明け前には散ってしまう幻の花。
日本でも西表島など一部の地域でしか見られない。
きれい。
白い花の方が芳香が強いらしい。
こんなかんじで咲いている花がぽとっと落ちる
川一面に花が落ちてるというよりはだいたい端に固まっていて
ガイドさんが川の真ん中に向かって投げてくれた笑
時期や潮の満ち引きもあるだろうけどインスタ映えの現実??


1時間ほど進むと川が急に浅くなり、カヤックを置いて水の中を歩いてじゃぶじゃぶ進みます。

シダ植物
じゃぶじゃぶすすむ
でっっか
自由に育っている感がすごい
頭上注意!
トカゲや蝶々、見たことないくらい大きなクモもいました。


亜熱帯植物に囲まれて非日常なのに国内旅行という不思議な感覚。
しばらくするとゴールの滝壺?に到着。
荷物を置いて大きな岩をよじのぼり、3mくらいの高さの岩から飛び込んだり、ぷかぷか浮かんで空を眺めたり、ライフジャケットで浮きながらくるくる横回転したり、水中の魚(たくさんいる)を追いかけたり、各々好きな時間を過ごしてから、朝食としてスパムおにぎりとコーヒーをいただきました。
足を水中につけながら小さな岩に座ってスパムおにぎりをいただいたのですが、においにつられたのか大量の魚が寄ってきてびっくりしました。

休憩場所
誰もいないから荷物をパッと置いても安心安全
よじのぼって飛び降りた岩。
写真で見ると低いけど実際はまあまあ高い。


ひとしきり休憩したら戻ります。
そう、ここがゴールとはいえどまた行き道と同じだけの時間をかけて自力で戻らなければいけません。

帰りもじゃぶじゃぶ
来た道をまたカヤックで漕ぐ

明け方からはじまったツアーも昼前に終了。
ホテルまで送ってもらって、軽くシャワーを浴びてレンタカーを返しに行きます。
せっかくレンタカーもあるしということで、レンタカー屋さんに行く道すがら、教えてもらった、近場でおすすめのパイナップルの販売所に寄ってお土産のパイナップルを購入。

300円のパイナップルと300円のバナナを購入
こちらでも300円のパイナップルを購入

レンタカー屋さんに車を返し、マイクロバスでホテルに送ってもらい、部屋で前日ゆらてぃく市場で調達していたお惣菜でさっとお昼ごはん。

天ぷらやじゅーしぃ(おにぎり)、サーターアンダギーなど。
ファミマで購入した朝すば。
シンプルな中身だけどあったまる。
電子レンジがなかったので、ちょっと固くなっていた
おにぎりや天ぷらを汁につけて食べました。

続いては13時半にホテルのロビーに向かい、コンドイ浜でシュノーケリングを行うツアーに参加します。

もともとはなんとか自力で行けないかなと思っていたのですが、コンドイ浜の船と、港までのバスを考えると時間もかかるし接続も悪いし全然滞在出来なさそう。。ということで行き方を迷っていたところたまたま宿泊した星野リゾートのツアーで、コンドイ浜でシュノーケリングというツアーがあったので申し込みました。なお、わたしが普段ツアーを使わずに自力でなんでもいくので(少人数のエコツアーは除く)、夫からおずおずと「嫌かもしれないけど今回はツアーにしない?」と聞かれた時には笑いました。
いやどんだけ自力行動したい人だと思われてるの!?と笑ったんですが、初ヨーロッパの夫に空港着いた瞬間からレンタカーで初日から500km以上運転させるやつ、そりゃ信用ならないな。

てことで20名くらいのツアーを想定していたのですがまさかのこの日の午後は期せずしてわたしたちだけ。
午前中は15名ほどだったらしいのでラッキー!

車で港まで向かい、船に乗せてもらってコンドイ浜へ向かいます。

ツアーガイドさんと運転手さんと私たちの4人を乗せて出発!
近づいていきます
向こうのほうにコンドイ浜が見える!

船に揺られること体感15分程度。コンドイ浜が近づくと遠くからでもコンドイ浜とわかるくらいに白い砂浜と透き通った水色の海が見えてきます。
途中、わたしたちが写真を撮りやすいように船を止めてくれてツーショットを撮ってくださったのですが本当に海の色が綺麗で驚きました。

深いのに透き通っているのがわかる
あー本当にきれい。
浜から見るより海から見たほうが一番綺麗だったから
それだけでもツアーに参加して良かった


陸地に着くと早速ライフジャケットとシュノーケルをつけて海にざぶん!
このツアーではライフジャケット、シュノーケル、荷物を置いておくテント、タオルがついていて軽く体を流せるシャワーもあったので楽ちんでした。

ガイドさんはSUPでわたしたちが見える場所にいてくださいます。
すると海に入って1分後、「ウミガメがいる!」と。
船の中で、「ウミガメがいるよ、午前中は端っこの方にいたなあ」と聞いていたので、探さないと見れないかなあと思ったのにまさかのこんな近くにいるとは!
すぐにウミガメの方に向かいます。

わたしは奄美大島などで何度もウミガメを間近で見たことがあったのでそこまでウミガメと泳ぎたい!と強く思っていたわけではないのですが、やっぱりウミガメは可愛いし時々海面に息をしに行くのがなんとも愛おしくて長い間ウミガメを眺めていました。

iphoneXRに防水ケースをつけてとったよ
可愛いのう

まあまあ長い間ウミガメの近くにいたのですが、もっと海を広く見たいと思ってウミガメとさよならして魚たちを見に行きました。
少し曇り空だったのが残念でしたが、陽が差したときは海底の砂浜がきらきら光って綺麗でした。

手を動かして魚をおびきよせる夫。
効果は1回限りでしたがめっちゃ魚集まってきて笑いました

夫とふたりで魚を存分に眺めて陸地にあがったら、まさかのSUPやってみる?とのこと。
ふたりとも初SUPで特に夫は苦戦していましたが、すいすい進むのが楽しくて迎えの船が来る直前まで楽しみました。
しかもSUPをしながらもウミガメが見えた!(全然移動してなかった)

へっぴり腰ながらふたりでがんばって漕いでる


船で港に戻り、港からはまた車でホテルへ。
聞くと、もともとこのガイドをしてくれている人がつとめているツアー会社が星野リゾートのホテルを持っており、それを売却したらしい。
そのガイドさんも一度は星野リゾートに就職し、別の場所で働いていたがもともとやっていたガイドの職にはつけず、レストラン業務だったようでもとの会社に戻ってきたんだそう。
真っ黒に日焼けしてSUPをする姿からはレストランで給仕をする姿が想像できなかった。その人の話を聞いて、やりたいことができる環境を追求するのってかっこいいなって思ったなあ。まずわたしはやりたいことを見つけることからはじめなきゃ。。!

ホテルに帰ってシャワーを浴びて、海辺でゆっくりしたら本日はホテルのレストランでごはん。
もともと石垣島で食料を買って夜に食べる予定だったんだけど、せっかくならホテルのレストラン行こうとなり、前日の夜に予約をして行ってきました。

ビュッフェ形式で、少しずつたくさん食べれるのがよかった!それにホテル併設というのが何より良い!

マンゴー×ホワイトウォーターのカクテルが美味しくて何度もおかわり。ノンアルで作ってくれて嬉しい!
南国感の溢れる装飾
開店と同時に入ったから全然人がいない!
デザートまで満喫しましたとさ。
奥に見えるのはアイスに塩をふった生クリームトッピングをした夫のデザート。ギルティすぎる。


部屋に戻り、日焼けした肌を鎮静化させようとフェイスパックをしながらデイベッドでごろごろする時間🟰幸せ。
朝4時起きもあって疲れていたのか、youtubeを見ながらデイベッドで気づいたら寝落ちしていました。
なんとか起き上がってベッドで就寝したところで3日目完!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?