晴天の熊本阿蘇と長崎軍艦島
7月、祖父母と両親、弟2人が九州に遊びに来たのでその記録を。
わたしたち姉弟が社会人になりなんとなく恒例化している7月の家族旅行、昨年はしまなみ海道を通って愛媛や広島を観光しましたが、今年は関西からはるばる九州に遊びに来てくれました。
いつもどおり適当でフッ軽なわたしの家族、私と夫が土日2日間のみ、弟①が1日有給を使って土日月、社会人1年目の弟②と両親、そして祖父母が土日月火参加というばらばらの旅行日数、かつ九州までの旅程もばらばら。
大阪に住む両親が早朝に車で岡山に住む弟①を迎えに行きそのまま車で阿蘇まで。
一方で滋賀に住む弟②は大阪に住む祖父母と一緒に新幹線で熊本まで。
福岡に住む私たち夫婦は車で熊本まで行き祖父母たちと合流というスケジュールでした。
祖父母チームはお昼ごろに熊本駅に着くと聞いていましたが、早めに出発して熊本を観光することに。
熊本県といっても阿蘇はよく行くけれど、熊本駅周辺をしっかり観光するのははじめてでした。
今回、NEXCO西日本の九州高速道路乗り放題プランを使ったので、途中の八女で高速を降りて抹茶ミルクをテイクアウト。抹茶の味が本当に濃厚でびっくり!
毎年八女には新茶の時期にお茶を買いに行っているけれどカフェに行くのははじめて。今回のように高速道路の料金を気にせず途中で降りられたらもっと八女に行っちゃうだろうなあ〜。というほど素敵な空間でした。
祖母に手土産のお茶も買えたので満足。
その後、熊本駅近くの水前寺成趣園へ行くことに。通り道にルフィの像がありました。ワンピース作者の尾田先生が熊本出身ということもあり、熊本地震の復興に向けてONEPIECE熊本復興プロジェクトとして至る所にワンピースのキャラクターの像があります。
その後は水前寺成趣園へ。細川氏によって江戸時代に造営された大名庭園です。
園内は広く、神社などもありました。
熊本駅直結のビルにあるJA?がやっているごはんやさんで祖父母と弟②と合流。
新鮮なお野菜のサラダビュッフェ付きの定食をいただきました!
その後、熊本城へ。地震の影響でまだ崩れたままの箇所もあり、数年前の地震の大きさをあらためて実感。
城の中はそれぞれの階にたくさん展示物があって見応え抜群でした。たぶん私と夫のふたりだったらあと2時間くらいは必要だったな。
とても晴れていたこともあってかなり暑くて体力を奪われたので、車で涼みながら阿蘇へ向かいジェラートを食べることに。
両親と弟①は先にジェラートを店内で食べており、閉店時間ぎりぎりに私たちがつくことになるのでテイクアウトしておいてもらいました。
車で食べながら宿に向かいました。
総勢8人の旅行、大人組と若者組で分かれて4人部屋が2つです。
部屋からは芝生が綺麗に見えたのですが、そこで遊べるようだということで私たち姉弟と夫の4人は着いてから早速遊びに出かけました。小学生かよ。
野球をしたり、ラクロスみたいなものをしたり、サッカーをしたりで汗だくになりました。
そして汗だくのまま夜ごはん。両親は「こんな汗だくな奴らと一緒にごはん食べるの恥ずかしい」と言っていました。ほんとうだよな。
ちゃんと食事会場にも入れてよかったです。笑
オプションでビュッフェではなく会食にしていたので個室でいただきました。
馬刺しやあか牛を使ったトマト鍋、いきなり団子風のデザートなど熊本らしいメニューがたくさんでおなかいっぱいになりました!
その後、部屋にも戻らずまたもや弟たちと夫で卓球大会。最近市民体育館で卓球を習っていたらしい母も少し参戦して、みんなでトーナメント戦をやったりダブルスをしたりとワイワイ盛り上がりました。
外では焚き火ナイトと称して焚き火でマシュマロが焼けたり、焚き火の前でバンドの演奏があったりとなかなか楽しかったです。
夜お酒飲もうぜーとか言って弟がお酒を買ってくれていたのですが満腹だしもう何もいらないよーとなりオリンピックを見ながらすぐに就寝。ハンドボール、良い試合だったなあ、惜しかったなあ。
翌日、朝食会場で集合。夫はふだん朝ごはんをとらないので、行かずに出発ギリギリまで寝ておこうかなと悩んでいましたが、連れ出して大正解。
結果的に昼ごはんは食べなくても満足というほど満腹になるまで食べました。
個人的に満足度が高かったのは鯛めしとろろごはん。その場で焼いてくれるワッフルなんかもあって、当初の想定以上に食べてしまいました(ビュッフェあるある)
その後、早々にチェックアウトをして向かったのは阿蘇大観峰。何度も行ったことがありますが、やはりしっかり睡眠をとって、朝食もがっつり食べたうえで午前のうちに大観峰に着くのは阿蘇泊の1番のポイント!
きっぱり晴れた青空のもと、新緑の景色がひろがっていて壮観でした。祖父母にも喜んでもらえたようでよかった。
大観峰で両親・祖父母たちとは一旦解散し、夫と弟2人と私の計4人で軍艦島クルーズに向かいました。
軍艦島クルーズは弟が全員分予約してくれていたのですが、前日時点で波が高く上陸は難しそうということで両親・祖父母チームはグラバー邸などを観光することにして、別行動となりました。
阿蘇から長崎市、かなり遠い(200キロ以上)のですが、高速道路の乗り放題券を購入していたので高速を思う存分活用して、なんとかたどり着きました。
こんなに長い間、閉じられた空間で夫と弟たちは話したことがないので気まずくなるかなと思っていましたが意外と会話が弾んでよかったです。
※そこから2ヶ月経った今、この旅行中の会話がきっかけで私たち夫婦と弟たちと母の5人で11月台湾と年末年始トルコに旅行に行くことになっているの、謎すぎん!?展開早くない!?
フッ軽とコミュ力おばけ(もしくは何も考えていない人たち。きっとこっちが正しい)が集まっている。
軍艦島クルーズはチケットを交換したあと、トイレ休憩などを挟むとすぐにフェリーに乗り込む時間に。
調べたところ、進行方向右側に座ると良さそうということと、暑いのでクーラーが効いた船内に座りたいということで早速フェリーに向かうことに。
そんなタイミングで船内を散策しているっぽい弟1から、おなかすいたからちょっとなんか買ってから行くわ。とのLINEが。
私たち3人は先にフェリーにむかったのですが、入船するときに必要なチケットをまとめて弟②が持ってくれていたので弟①が入れないということで、炎天下の中わたしがチケットを持って弟を待ちましたとさ。
のんきにホットスナックかじりながら現れました。笑
船内では無事、目当ての席がとれたようでクーラーで涼みながら快適な船旅となったことは良かったな。また、進行方向右側というのも、出航してほどなく船内アナウンスで見えている造船所などの案内が流れるのですが、案内物のほとんど進行方向右手側にあったので見やすくて◎
もちろん左側に座っていても帰り際に同じ場所を通るので安心!
しばらくすると軍艦島が見えてきます。
もちろん座っている席からも窓越しに見えたのですが、船内にいた人たちがみんな船上テラスに向かったのでわたしたちも荷物を置いてカメラだけを手に持ち、行ってみることに。
想像以上に船上テラスに人がいてびっくり。夏日だったこともあり皆さん暑そうだったので、できれば早めに船に向かって船内に座って、軍艦島が見えてきたら船上に向かうのが良いかなあと思います!
軍艦島自体は、2年前に長崎市の軍艦島デジタルミュージアムに行ってしっかりと予習を済ませていたこともあり、説明自体にもついていくことができてよかったです。
良い暮らしを夢見て軍艦島(端島)に移り住み、世界一の人口密度の中、過酷な労働をしていた人たち。
船でぐるっと回るのにも数分しかかからなさそうな小さな島の中でたくさんの人たちの生活が営まれていたと思うと感慨深いな。
そして、人間の造ったものはどんどん朽ち果てていくのに対して、植物は新たな芽を出していて、その対比がなんだか心に残りました。
上陸はできなかったけど船上からでも十分楽しめて満足でした。いけてよかったな。
波が少し荒れていたので夫は船酔いしていて可哀想でした。
その後、まだ両親祖父母チームはグラバー邸にいるとのことで出島ワーフで休憩。
たまたま入ったこのお店、海目の前のすごく良い場所だったのにお手頃価格、かつコーヒーも美味しくておすすめです。このポテトも本当においしかったなあ。
たまたまその日が長崎の花火の日らしく、出島らへんはすごく混雑していて交通規制もかかっていたので、夜ごはんまで一緒に食べてから解散する予定を変更して私たちは先に帰ることに。
ホテルまで弟たちを送り届け、祖父母両親に別れを告げて帰路につきました。
最初は私たちふたりだけでも長崎市内でさくっと食べて福岡まで帰ろうと思っていたのですが、早めに市内を脱出しないと交通規制で帰れなくなりそうだなということで、さっさと高速に乗って市内からは出てしまいました。ただ、まだ早い時間だしせっかく高速道路の乗り放題パスを持ってるしということで寄り道。
まずは千綿駅へ。ここはすぐ目の前に海が広がる絶景の駅。社会人1年目の頃、仕事で長崎に来たときに先輩が寄ってくれて印象に残っていたからまた来れて嬉しい!
ちょうど夕日の時間で光が差し込んでいて綺麗でした。
高速を降りたまま、なにか食べるものを探していると美味しそうなハンバーグ屋さんがあったので行ってみました。ハンバーグは肉汁たっぷりだったし、パイスープも美味しかった!今度家で作りたい!
福岡の商業施設にも何店舗かあるらしいのでまた行ってみよう。
帰り道の高速から見る夕焼けがとても綺麗でした。
わたしたちが帰ったあとも、祖父母たちは長崎中華を食べたり、花火を見たり、山口では角島に行ったり秋芳洞に行ったりととても満足してくれたようでよかった!
家族で旅行できるのも当たり前じゃないから、1回1回大切にしていきたいなあ!
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