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ちょっとツライお話しです(/ _ ; )

ある男性の話しです。

お母さんが施設に入居中、なかなか会いに行けないパンデミックな状況下、その入居されているお母さんが亡くなられてしまいました。

葬儀の後の住職の法話が

「姥捨山」の話しだったのです。

とっても良い話しなんだけど、家族にとってはとても耳の痛い辛い話しになってしまったかもしれない・・・

掟のために母親を山に捨てに行く息子。息子に背負われた母親は道すがら枝を折っているので、自分の帰り道の道標をつけていると息子は思っていた。

「母ちゃん、村の掟なんや・・・枝を折り帰り道を標したようだが、そうはいかんのや・・・堪えてくれよ」と息子が母親に言うと、

「そうやないんや、こんな山奥まで来てしまったので、お前が無事に帰れるように願いを込めて道標を付けていたんや」と母に聞かされた。いつまでも親は子どもへの慈しみを忘れない。

簡単に言うとそんな内容だった・・・

確かにそうです。御住職の言われることは間違いありません。

しかし聞いていた喪主の息子は悲しみを深くされたような気がしました。

亡くなった母親は・・・

「ご住職、その話は息子にしてくれるなよ、息子が悲しむではないか」と・・・そう言っているような

4人の子どもを持つ私としては亡くなった母親の気持ちを感じてしまった(/ _ ; )

こんな想い私だけでしょうか?

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