報告 初回二川ハミカミ

この記事は以前使っていたブログから引っ越して再投稿した過去記事です。ご了承ください。

初筆 2022年7月14日

7月第2水曜日午後、豊橋市の二川にございます「商家駒屋」さんに行って参りました。音心初となる「音心 Hamming Coming 二川版」の初回公演でございます。

お昼頃から準備

この辺りは東海道の宿場町ということで「二川宿」と言われるようです。趣ある建物が並んでいる中で、この駒屋さんは文化財でありながら利用可能な貸出施設として豊橋市が運営しているようです。

演奏のためにご相談させていただいたのが春頃だったでしょうか?わからないことが多い中ですが、この地に詳しい生徒さんのお力もお借りし、奥にある「蔵カフェ」の方にも教えてもらって当日を迎えることができました。

いきなりの売切れ

初の演奏場所でどうなるかなあと思っていましたが、生徒さんが宣伝に力を貸して下さったおかげか、受付したその日のうちにご予約が定員に達するというありがたい状況の中当日を迎えることになりました。

旧家の洗礼?

とにかく暑い日でしたが、雨に振られなくて本当に良かったと思いました。施設で用意されている空調機器をセッティングし、障子の戸を調節していたとき、ことは起こりました。

ちょっと手を擦っただけで、見事にトゲが皮下に刺さりました。当たると違和感はあったので、見える人に状況をみてもらい、割としっかり刺さっていたようでとりあえず演奏終了まではそのままになるかなと諦めかけた頃、見てくれた人の技で見事に安全ピンなどを使うことなく抜いてもらうことができました。本当に助かりました。やっぱり違和感あると演奏に影響出ちゃいますからね。

いやーそれにしても、トゲが刺さるなんて経験は、ここ数十年以上ご無沙汰だった気がします。これが旧家駒屋の洗礼だったのでしょうか?

中はこんな感じでしたが、結局座布団より椅子の方が良いという意見が多く、演奏開始時にはすべてが椅子になりました。

今回のセットはこんな感じです。結構コンパクトに、すべてをオカリナテーブルに乗せて行いました。

新たな地の響き

場所が変われば音の響きも全く変わります。プログラム的には「浜松版 グース」さんと同様だったのですが、音の広がり方や響くオカリナの種類などが違うんです。そういう違いを感じては、それじゃあどうしたらこの雰囲気を楽しめるかなとあれこれ考えるのもまた楽しいです。

トークも浜松版同様の朗らかトークが発動でき、割りとリラックスした雰囲気を醸し出せたのではないかと思います。最近特に思いますが、やっぱり僕がやりたいこと(やれること)はご機嫌ビームを振りまくことくらいだと思うんです。自分を最大限ご機嫌状態にコントロールし、その状態をお見せして皆様にも共振して貰える機会を作る。それに尽きるのだと思いました。そしてえんじろうにとってその「ご機嫌な状態」を作り出せるツールが他でもないオカリナなのですね。

先日仲間に加わったオカリナも参加。まだ仲は追求しきれていませんが、これからまだまだ音色が深くなると思います。

嬉しいこと

お客様の雰囲気を見て嬉しいなと感じることがあります。最初は身構えるような気持ちの方が多いと思います。その気を受け取るから僕もちょっと緊張というか身構える感覚になります。しかし演奏が始まるとそれが消え失せてゆく事が多く、今回数名男性の方もおいででしたが、皆さん和やかな雰囲気になってくださるのが判ると、僕もほっとして更に自分らしいトークが展開できるのを感じました。

みんな参加しましょう!ではなく、割と自由な感じのハミングも、ハミカミの醍醐味かと思います。これからこんな雰囲気で各月のライブをさせていただけたらと思います。

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