報告 ハミカミ二川
幸せなことに「演奏報告記事」が続きます。今回は2回目となります「音心 Hamming Coming」の二川版のご報告。
1回目に続き満員御礼で始められたことに、感謝いたします。
会場の様子
こちらは「商家 駒屋」さんの入り口の門の前。演奏関連の荷物をおろして待機中の様子です。秋らしい良い陽気になっているものだろうと思っていたのですが、ぜーんぜんそんなことない。真夏の暑さの中での支度でした。
立派なお屋敷の雰囲気ある建物で行うオカリナライブ、わくわくするシチェエーションのひとつですね。冷風扇が3つ用意してくださっているので、フル稼働させていますが暑い。扇風機も使っていますが結構暑い。
お客様が見える前に早いうちから冷やし始めていたのですが、外の暑さのほうが上手でした。
演奏開始
今回開始時間が1時間早まっていたのですが、特に間違えてしまったという方もおらず、無事全員揃った時点でスタートできてよかったです。
例によって動画からの切り出しのため、画質は悪いですが。今回は少数精鋭のオカリナたちとともに進めて参りました。
季節の曲や自分が好きでやりたかった曲もちゃっかりと。今吹いている黒いオカリナは、森山直太朗さんの歌う「夏の終わり」という、僕が大好きな曲を吹くためだけにつれてきました。伸びやかなメロディーに「風鈴の響き」という歌詞があり、屋敷に取り付けられている風鈴がカラカラと鳴りました。風のいたずらか?大自然の共鳴か?この場を目一杯楽しもうという奏者とお客様のパワーの影響なのか?とにかくもう最高です。
りょうこさんがトークで盛り上げてくれました。笑いとともに和やかな空気が流れるシーン。うまく演奏したいなあというこちらの欲も、こいつらどんな演奏できるんだろうというお客様の気持もふっと消え去り、シンプルになる瞬間でとても好きです。
今回「ふしぎな曼珠沙華」という彼岸花に向けて3年かかって作った(できた?)オリジナル新曲も披露致しました。僕が感じた感覚が、お客様に届けられたら嬉しいです。
楽器紹介
ここで突然、今回のグースさんと駒屋さんで使用した楽器たちのご紹介です!
5本のオカリナと・・・?
真ん中には茶碗とお箸です。
手拍子しているえんじろうの下に見えますか?先程の茶碗が楽器として活躍しています。もちろんお箸がバチです。子供の頃やると怒られたことを使って「炭坑節」を演出しました。だって月が綺麗な季節ですからね。
ラストは「大きな古時計」をじっくりと演奏しました。おじいさんの人生を一緒に振り返るような気持ちで、入り込んで演奏するとちょっとほろっとなりかけていました。
ときに明るくわいわいと、ときには底しれぬ深さに、そしてときには柔らかく温かい音色も出せる。
それが日本で独自の成長をしてきた日本製オカリナの特徴なのかも知れません。
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