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BMX FreeCoaster Wheel 完成。

 件のホイールが完成した。 星工業さんのスポークはキッチリ1ヶ月の納期で納品いただいた。
 ハブとリムについては過去記事⬇参照

 さてハブとリムの準備が出来てから紆余曲折、色々ありまして、それは今回多く語ることはないのたけど気になる方は過去記事⬇参照。

 ということで、今まで最強ではないかと思っていたロクハチダブルクロスイタリアンを見直し、ハチハチダブルクロスイタリアンで組んで行くことにした。
 BMXのハブは多段変速のホイールに比べたら偏芯度は少ないし、おおよそコグ側は大径フランジなので左右同じ組み方で大丈夫というかその方がいいのだろう。 と、考え直すことにした。

おそらく買いすぎ。

 スポークまだか、まだかと騒いでいる時は楽しいものだけど、届いて組んでしまうとなんともこれは普通のホイール。 普通でないとすれば、8本組ダブルクロスなスポークと、ハブとリムの組み合わせに、星工業スポークというのは完組等には存在しないので世界のどこにもないとは言わないにしても、けどかなりレア(量産型レア)というそれは自己満足を満たす。
 ただしいくら格好いい自転車に乗っても腕がなければ格好よくはならないのが切ない。
 2輪や4輪のモーターサイクル等も大好きだけど、サーキットやお山に行けなくなってしまってからはゼニさえ積めば誰でも早くて格好よく見える物から興味が萎えてしまった。 最低限の部品だけで行うエクストリームトリックスポーツに魅力を感じているのはそういうところかなあと考えている。 ひ、僻んでるんじゃないんだからね!

 閑話休題

 さて、フリーコースターハブを一番導入したかった理由のひとつに180の修得がある。
 ロールバックでも戻れるのだから要らないでしょうという気持ちもなくはない。 最終的にはカセット乗りでいると思うけれど、新しい技を修得していくのにラクが出来るならそれは近道でよい。 と、考えた。

 フリーコースターハブは初めてではない。 最初の完成車と次のFEDERALの完組ホイールはフリーコースターハブであった。 
 FEDERALフリーコースターホイールを履いた二台目Tallorder 187v2から本格的にフェイキー戻りやロールバックを始めたのだけど、これがもう難しいのわからないのって。 そもそもフリーコースターハブでは踏み込んで戻る方法は不可能であるのに必死でそれをやろうとしていた。
 フリーコースターわからん。 まったくわからんから、色々な文献を読み解くとどうやらカセットハブと呼ばれる自由度の少ない即ラチェットが噛むハブの方が戻りはやりやすいらしい。

 と聞けばいてもたってもいられず買ったのがEclat E440リムとMADERAのカセットハブ。

ショップビルドホイール

 フロントもMADERAのハブに同リムのショップビルドの品を買ったのだけど、リヤは初めてホイールを組んでみる事を楽しみにしていた。 ところがイギリスはsourceBMXでリムとハブを買ったら組まれて送られてきた。 リムとハブ買ったらビルドはフリーってなってたけど、組みたいっていう酔狂な人もいるんですよ! 組んでくれなんて一言も……! といいつつそそくさとしたり顔でタイヤをはめて練習を始めたらそれはそれで難しかったが、最終的に戻れるようになったのはカセットハブだった。

 ヒストリーはこのくらいにしておいて、さて久し振りのフリーコースターハブはどうだろう。 フェイキー時にポゴったりしやすくてフェイキーがラクで楽しくて仕方がないはずだ。 どれどれ

 フリコめっちゃこええ!

 えっ、ちょっとまってフリーコースターハブってこんなんだっけ、こんなに怖かったっけ?
 どうやらカセットハブの時はフェイキー時に回ってくるペダルに足を載せてバランスを稼いでいたらしい。 変な癖が付いていた。 片足をペダルから降ろすにしても、反対の足がカウンターウエイトを失って下がるので降ろしたい側の足のペダルが上がってきて足が踏み出せない!
 もうやだカセットハブに戻したい……

 と思ったけどもうしばらく、フェイキーか、踏まない戻りかが掴めるまで修行してみようかなと思う。

 あと、楽々組み替えのFemaleシャフトハブに縁が出っ張っていてこれ、思ってた作業に差し支えるんじゃあ? と思っていた部分についてはリヤエンドを力で広げながら入れたらスコンと入った。

イージーリプレイスにはならなかったが問題と言うほどでもない。

 ところでここに貼る動画の倉庫にVimeoを使っていたが容量いっぱいになってしまったので色々考えたけど無料で長らく存在しうるとなるとYouTubeしか思いつかなくやむなくYouTuberになり果ててしまった。 

 さておきフリーコースターは怖い。

 ご安全に。


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