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BMX日記② 100バニその2800

 書く内容がなかったり、確定情報になかったり、まとまっていないがとりあえず記載してアイデアや思い付きを記録するような時、それは日記日和。

 世はまさに大型台風ウィークということで、最後の晴れ間にそれこそ使い果たす勢いで練習をしていた。
 おかげでほぼ完治したと思っていた左のテニス肘がリバイバルした。 湿布ですぐに良くなるけど右は何ともないから左肘だけ、まだ種のようなものが残っているのかもしれない。

 梅雨の短期集中バニーホップ合宿その2800本目は高さの成長を期待したものではなく新しいフロントアップを身体に浸透させる意味合いで行われた。

 お陰様で新しいフロントアップは結構浸透してきたかなという手応えを得、かつてはまれだったシートが尻に当たる「いい感じ」を連発していた。
 ただ、結局50~55センチの見た目におけるその高さで尻シートしているということはそもそもの脚の使えていなさを現しているなあと思う限り。
 リヤが思うように浮かない、は跳んでいる感触からバーを引きながら持ち上がるBBの上で脚を使うテコの力が使えなくなったからだ、と何となく考えていてつまり、解決策としてはより早くバーを引けばいいのでは(脳筋)、となったわけである。
 しっかりと後輪に重心が乗っているのでフロントは軽く早く上がり、その結果尻シートが起きているようで、楽しくなって調子に乗り結果的に肘が壊れた。

 バニーホップの記述をするにはあまりにも曖昧なのでとりあえず手応えのみを記し、またの機会に詳しくやろうかなと思う。

 ロールバック、というよりフェイキー戻りについて、速いロールバックからの戻りがあまりにも出来ないので腰を据えて色々考えてみたりもした。

 自分の意識と現実とにどれほどの乖離があるのかを知るのに現代はムービーカメラとその再生機器を使わずして何事ぞ仰せ候ふぞである。

 how toなどを眺め回していくと、フェイキーとは、ハンドルバーには力を入れず、重心は乗り手からしてやや後ろ、進行方向からしてやや前とある。 “やや” といわれるとよくわからなく、普段をして自分のポジションがセンターであるのかすら謎だけれどとにかく乗り手からしてやや後ろ、前はありえない。 という事柄は統一されているのでとにかく後ろなんだろうとやってみるも上手く行かないと上手く行くまで後ろへ後ろへと尻を突き出したくなるのが人情というもの。 
 限界まで尻を突き出して思うのはこれ、全くハンドルバーが動く余地がないですね、という事。
 さては尻ではなく、重心を下げるでござるか? とばかりに座るか座らないかのギリギリの高さまで腰を落とすともう全くペダルを上手く回すことが出来ない。 スタンス足の下死点からの踏み込みをもすら。
 フェイキーの練習にはサドルを高い目にし、シッティング(座って)でやるとよいといくつかのhow toでも見たけどアレはペダル操作をキャンセルしてバランスとハンドルバーの操作関係を学ぶものだと思っていた。 ぼくの自転車のシートポストが10センチ以上あれば試していたかもしれない。

色だけで選んだ

 そうではなく、重心的にはイスに座るあたりの位置が丁度よいという事らしい?
 後ろへの重心が判らなくてひたすら尻を突き出すと上半身は伏せてしまう、伏せてしまうと突き出した尻の重みが上半身で前方へチャラになる上に、上半身の重みをバーで支えてしまう。
 シートの上に尻を浮かべ、上半身を無理無く起こすとあら不思議、 フェイキーで耐えられる距離が飛躍的に伸びた、そんな気がした。 
 まだ速いフェイキーとそこからの戻りについては何も、というかやはりロールバックなんかのフェイキーは重心どころの騒ぎではないようで、 着地点からバランスがどこへ吹っ飛ぶのかを意識したりするのに精一杯な状況である。 残念な事に。


フリースタイルニーソグリップ

 ところでこのODIグリップを使い始めて2年程、最近気が付いたのだけどどうやら取り付けが内と端と逆のようなそんな気がしてきた。
 公式などの写真をいくつか見るとどうもそのような……?
 これはフランジレスのグリップだけど、フランジ付きのグリップはこの反対側にフランジが付いている。
 ところがこの装着法によると、自転車が転がった時にバーの曲がりの部分、肩? いやこの場合膝を擦りむきにくくて気に入っている。

よくこうなる。

 別段、傷が付いても夜も眠れなくなるほど悲しんだりはしないし、特に傷が付く乗り物であるという自覚はあるがなるべく綺麗に乗りたい派にはこれがありがたい。
 よってこれをヨシとして、もしかしたら世のどこかに、「あいつグリップ逆向き奴~~www」とほくそ笑み氏が居たところで正当な理由を以てそれはあなたの意識違いによる柔軟性のない思想のものだ、と思い返せるのでこの方針を貫き続けて行くことにする。 メーカーの写真とか知らない。

 

10キロ切り!?

 まさかの10キロ切りに驚いているがこの中華量りがどれほどの精度をもつものかわからないのでまあ参考程度に。
 ニューメソッドフロントアップ式バニーホップに目覚めを覚え、 とりあえず行けるところまでやってみようとペグやらガードやらを外してみた。 フォークもバーもフレームも、よもや業界において軽量パーツとはとても言えない堅実が服を着た様な作りのパーツでまとめてあるのだけれど、まさか10キロ切るとは…… これでまた一つ、上手くできない言い訳が立たなくなってしまった。

どこから見てもそこら辺の普通のBMXだが

 TPUチューブとかそういうのも効いているのかもしれない。 そうか、10キロ切るということはシグネチャーライダーの乗ってるようなバイクともう遜色ないという事。


 さて台風ウィークで一週間ほどあまり乗れなさそうなので自転車メンテ週(肘もメンテ)としようと思ったけどスポークの張り直しは初日で完了してしまった。

このPWTのパチモン振れとり台はかなりよい。

 フロントは欠点無し、増し締めのみで、リヤは二本ほど緩い目のスポークがあったが及第点から外れてはいなかった。 上出来上出来。

 あとは雑な洗浄で初期グリスが残ったままのチェーンを完全脱脂したいけれど、具合悪くもない理由もないチェーンカットをあまりしたくないので悩んでいる。 

よく見ると汚い。

 ひとつ、新品予備でOdysseyのハーフリンクチェーンがあるのでそれを完全脱脂して取り替えて、このチェーンは練習車二号にスワップしようかな? 
 チェーンカットして繋ぎ直すとチェーンリンクプレートの穴の拡張は仕方ないとしてリンクピンの端部の叩き広げた部分が細ってしまって抜けやすくなるトラブルの不具合を回避する方法、なんかいいやり方はないものか。 ハンマー二つで叩く的な事をしたりもする。 今回のはそれで全く不具合ないので切りたくない的な気持ちでいる。 ハーフリンクチェーンはクイックリンクピンみたいなの使えないから仕方ないが。

 ポゴ180はその場回転の成功率が上がってきて、集中練習とは別に100バニのターンなどで行う事によって回数を稼いでいる。

 バニホ180は未だにフロントの上げ方が判らずにいる。 バーを少し切り込みながらプッシュする? 外側へ身体が取り残されないようにコーナリングのように内側へもっていくのか? みたいなそんな低レベル。

 左フットジャムはぐだぐだだけどたまにペダルに戻れるようになってきて、車上のバランスがかなりよくなってきているのかなとかなんとか。
 今年の目標はなんだっけな、と思うと同時に半分過ぎ去っている事に気付いて卒倒したあたりでおしまい。

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