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慌てた!Leonardo.Ai まで簡易動画生成が出来なくなったかと。【不可解な仕様変更あり】

直近記事の続きになります。

サイバー女子探検隊員の動画をStable Diffusion Web UI (AUTOMATIC1111
版)での静止画からRunway で生成させようとして、不本意にもそれが
NSFW 画だと判定されたらしい残念の後、Leonardo.Ai で4 秒の動画を
生成させてみましたら….。

え? エラー??

なんと Leonardo.Ai での動画生成もエラー?

エラーで簡易動画の生成が出来ません…。

Runway がダメでもLeonardo.Ai があるわな、と楽観していたのが
Leonardo.Ai、オマエもかっ!と愕然としつつ、エラーの内容を
見てみましたら…。

「プライベート(非公開)での動画生成は無償利用では許可されて
いない」とのこと。
もともと無償利用では全ての描画が強制的に公開扱いになることは
承知のLeonardo.Ai でしたから、どこかでの設定が変わったのでしょう。

それでImage to Motion (簡易動画化)のオペレーションを1 ステップ
ごとに注視して行きましたら…。

「Visibility」が勝手に「Private」になっていたのを「Public」に。

生成直前のダイアログ中の「Visibility」が「Private」になっていました。
そこを従来通り「Public」に変更しましたら無事、従来通りに簡易動画
が生成されました(安堵)。

しかし一旦「Public」に手動で変更しましたら、「Private」に戻す
ことも出来ませんでしたので自身で「Private」に変更した訳は
ありませんし、別の画を簡易動画化させようとしましたら、再び
そこが勝手に「Private」に戻っており、逐一「Public」に動かす
必要が出たようです。

あまり高頻度にこの機能だけを使わせたくなくなったのか…?
不可解な仕様変更でしたが、無償で使えるなら従うしかありません。

(2024/02/08 追記:本状態は解消されたようです。自動で毎回
「Public」が設定され、エラーを手動回避する必要が無くなりました。)

1 本で4 秒しかない動画なので、2 本纏めてYouTube にアップしました。

やはり今回も8 秒の動画なのにショート動画にはなりませんでした。
一時期のあの改悪は何だったのでしょう…。

ついでながら、Runway の無償クレジット残数ですが、やはり無償契約
でも月当たりの付与のようです。翌日14 時を過ぎても残秒数69 秒は
変わっていません。

Runway の契約一覧

契約体系を見ますと、確かにFree プランは「$0 per editor / month」
とはあったのでしたが、その直下の「125 credits」には「/ month」が
他の有償プランと異なり記述が無かったので、Leonardo.Ai や
Tensol.Art など他のクラウド描画サービスのように、日ごとの付与かと
期待したのでしたが、どうやらそうではないようです。

前日の使用開始時に125 クレジットあったのが、16 秒延長を1本、8秒延長を
1本、4 秒の描画をいくらかテストして….。

ん?

クレジット付与初期値が125 で前日終了時点(翌日も変化なし)の残量が345 ??

その実行後に「1 秒ごとの動画生成に5 クレジットを使うので、345
クレジットが残っている(69 秒残)」の状態で前日に終わったまま、
本日もその状態なのでしたが、初期値が125 クレジット??

なんだか全く分かりません….(^^;)。

無償契約の付与初期値の内訳らしいが一例を記している?

125 クレジットの内訳もありましたが、「25 秒のGen-2 動画生成と、
8 秒のGen-1 動画生成または25 件の静止画生成」と読むのでしょうか。
GUI 中のあちこちを見渡してGen-2 動画のほうがGen-1 動画より
クレジットを使うように理解していましたが、これは一例ということ
なのでしょうか。

それにしても初期値125 クレジットに対して、前日終了時点の
クレジット残が345 だという状態は理解に苦しみます。
初回利用ボーナスでもあったのか? 

残秒数の方を信じるとして、月末まで69 秒残か…。
前日に合計30 秒以上をテスト動画生成で消費したことを考えると
微妙ですかねえ。

サイバー女子探検隊員の静止画を不本意にもNSFW 判定されている件
が無ければ、当初、Leonardo.Ai に対して考えていたように有償契約
をしていただろうと思いますが…。

ついでながら、もやもやしつつ、他のサイトも試してみました。
Pika という同様の動画生成サービスです。

目的はRunway でサイバー女子探検隊員画が不当にNSFW 判定されたので、
サイバー女子探検隊員画が受け付けられるかどうかの一点での試行でした。

ところがサイバー女子探検隊員画どころか、何をプロンプト入力しても、
どんな Image to Motion の元画像を入力しても
「Content violation detected(コンテンツ違反が検出された)」エラー
が出ます。

サイバー女子探検隊員画どころか、何をプロンプト入力しても、エラーが出る…。

藁を掴む思いで画面右上のアカウントに関するプルダウンメニューの
最下部の「Teams of Service」と「Privacy Policy」を別タブウインドウ
画面に出して全文スクロールした後は「Content violation detected」
エラーが出なくなりました。
(文章的には「Pika を使ったことで Teams of Service と Privacy Policy
を承認したことになる」としか記されてなかったのでしたが。)

ユーザアカウントのプルダウンメニュー中の…。

まずは当たり障りない「dog」を入れたら処理が走り出しました。

処理が走り出しました。まずは無難な「dog」を。

次にまだ無難な「1 girl outdoor」を入れてみました。これもエラーが
出ないようでした。

「1girl outdoor」も無事描けました。

それで次に本題である「サイバー女子探検隊員の静止画」を元画像に
指定して、プロンプトはあまり文字数が入らないようでしたので、
「1girl wearing nano-suits」だけを入力して(要は Image to Motion
処理の方向付けが出来れば必要充分な筈です)処理しましたら、
無事受け付けられたようです。

しかし….。

「1girl wearing nano-suits」の Image to Motion も出来ましたが….。

無事生成されましたが、クレジットがもうなくなりました…。
しかも生成された動画はそれぞれ3 秒です。

契約一覧を見てみましたら、確かに「3 秒の動画生成に10 クレジット」
とあり、「初期値が30 クレジット」そしてこのサイトは明示的に
「毎日30 クレジットを充填」とあります。
1 日あたり3 秒の動画を3 本ですか…。

Pika の契約一覧

3 秒ならLeonardo.Ai の4 秒より短い。それにLeonardo.Ai なら1 日6 本
の4 秒動画が生成できます。 
しかも画面右下端にLeonardo.Ai には無い「Pika」のロゴが….。
有償契約でロゴは消えるようでしたが、動画の3 秒は長くなら無さそうで
魅力はないですかねえ…。有償契約中の「Upscale resolution」は
画像の大きさのことで長さではないと考えますし…。

NSFW 判定を不当に受ける元画像はLeonardo.Ai で4 秒の動画を、
そうでない元画像はRunway で月末までの残時間を横にらみしつつ
最大16 秒までの動画素材を生成させる合わせ技が現実的そうです。

候補には「Stable Video Diffusion」というStable Diffusion Web UI 
直系と思しきローカル稼働ツールもありましたが、導入方法が
難しいのと、本格的運用はこれからの印象で、当面様子見します。

AnimateLCM に関しても同様の印象で保留とします。

Creative Reality Studio に関しても人物画が話すシーンで有益そうである
ものの、音声が先にあってそれに合わせて画面の人物の口が動く、という
流れのようで、登場人物が台詞を話すレベルのストーリー動画を目指す
覚悟が現時点で足らず、これも将来の課題とします。
(過去に記したように、そのレベルになると脚本、監督、アイデア出し
など描画以外に手掛けないといけない作業が膨大化します。)

それぞれに有益な情報公開をありがとうございました。
とても勉強になりました。


追記(同日):

Pika で受け付けられた範囲のプロンプト指定、それにNSFW 指定を
されてしまった元画像を再度、Runway に入力してみました。
もしかしたら元画像ではなくプロンプトの長さか内容の一部に問題が
あった可能性にすがりたい気持ちがあったからです。

まずは「TEXT (text to image)」タブで Pika では受け付けられた
「1girl wearing nano-suits」だけで描画をさせました。

「1girl wearing nano-suits」で処理は受付されました。

全く好みでない外観ながら、動画生成は受け付けられました。
「1girl に nano-suits を着せる」という描画意図がNSFW 判定の
根拠ではない、ということです。1 つハードルを越えました(安堵)。

「1girl」に「nano-suits」を着せることがNSFW 判定の根拠では無さそうです。

次にそのプロンプトを残したまま、「IMAGE+DESCRIPTION」タブで
前日にNSFW 判定となった元画像と合わせて処理を投入しました。

プロンプトをそのままにして元画像と合わせて処理を投入。

NSFW 判定を受けることなく、4 秒の動画を、さらに4 秒の延長を処理
出来ました。前日のポリシー違反判定は長いプロンプトの内容かその長さに
原因があったようです。

今回はショート動画になってしまいましたので、他の経過と一緒に
1 分以上繰り返しの内容にして説明用テロップをシーンごとにつけました。
(相変わらずYouTube の仕様がよく分からないです。縦構図っぽかった
からなのか。)

大いに安堵しました。これまで数か月、ローカルPC のStable Diffusion Web
UI (AUTOMATIC1111 版)で磨き上げて来た人物像がNSFW 判定により
「いかがわしいもの」として扱われたのでは無かったのでした。
プロンプトのどこに原因があったかは別途試行を通して調査をしますが
(それでクレジット消費するのは勿体ないので、当面は Image to Motion
に補足するプロンプトを最小限のものとします)、とりあえず画と私自身
の名誉回復にはなりました。

Pika 動画では3 秒でも人物の顔変形が酷い印象で、Runway でも4 秒を
超えると元画像の静止画の人物像の美しい印象から徐々に乖離が
目立ちますので、やはり人物シーンはLeonardo.Ai での4秒動画、
それ以外を4 秒以上のRunway 動画で用意してストーリー動画を
組み上げるバランスが良さそうです。
(Leonardo.Ai , Runway 双方に動画化の変化量を調整出来るファクタが
ありますが、Pika では見つけられていませんし、それを調整しても
この結論は変わらないと考えます。)


ご覧いただきありがとうございます。



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