見出し画像

追記:本来のTensol.Art の動画の出来。(平凡な状況設定であれば...。)

先の記事で「動画は荒唐無稽」と纏めたTensol.Art でしたが、それは
前提に私がプロンプトで要求する内容(SF 画)が、ChcekPoint ファイル
があらかじめ予定している「道具立て」から遠過ぎるため、というもの
があります。

その前提が恐らく正しいのは、先人様がTensol.Art を通して、普通に
奇麗な動画を生成されているからです。

なので、先の記事とセットで「CheckPoint ファイルが事前想定する
ジャンルや内容に合えば、そこそこきちんと使える」という情報も
出さねばいけないか、とこの記事を取り急ぎ纏めました。

といって、何かゲームキャラやアニメキャラには全く疎い私なので
普段使っているサイバー女子隊員用のプロンプトから、nano-suits や
特別な背景状況を省略したプロンプトを用意しました。
あと、ローカルPC でも同時に評価中ですが、動画の発色なども
これまでの記事の作例では把握し難いので、平凡な日中で晴天、
街中の背景に変更しました。
ネガティブ・プロンプトは先の記事と同じものです。

(( portrait))++, 1 cute and beautiful girl, walk in city, daylight, outodoor, sunshine, walk,20yo, ((solo)), (short cut hair) , best quality,8K,cinematic lighting,ultra HD,masterpiece,ultra high res,(photorealistic:1.2),extremely high quality RAW photograph,

これで先の記事と同じCheckPoint ファイルで静止画と動画を描画させて
みました。

majicMIX realistic - v7 による静止画です。

majicMIX realistic - v7 による静止画

majicMIX realistic - v7 による動画です。

majicMIX realistic - v7 による動画

やはり2 シーンに分かれてしまうことや、何度か描画させるうちに、
他の作例ではクローズアップでない構図の場合に顔に不均整が出るものの、
恐らくはネガティブ・プロンプトの改善で修正が出来る範囲のもので、
先の記事のような荒唐無稽な印象は皆無です。

TQ - BetterReal(Asian) - v.1.0 による静止画です。

TQ - BetterReal(Asian) - v.1.0 による静止画

TQ - BetterReal(Asian) - v.1.0 による動画です。

TQ - BetterReal(Asian) - v.1.0 による動画

MoonFilm | 胶片风真实感大模型 による静止画です。

MoonFilm | 胶片风真实感大模型 による静止画

MoonFilm | 胶片风真实感大模型 による動画です。

MoonFilm | 胶片风真实感大模型 による動画

Wonder Envi - 萬得環境 - TDNM による静止画です。

Wonder Envi - 萬得環境 - TDNM による静止画

Wonder Envi - 萬得環境 - TDNM による動画です。

Wonder Envi - 萬得環境 - TDNM による動画

Film_Realistic - v1 による静止画です。

Film_Realistic - v1 による静止画

Film_Realistic - v1 による動画です。

Film_Realistic - v1 による動画

AWPortrait-111SAKURA-PC- による静止画です。

AWPortrait-111SAKURA-PC-  による静止画

AWPortrait-111SAKURA-PC- による動画です。

AWPortrait-111SAKURA-PC- による動画

やはり「動画は荒唐無稽」の原因は、私がプロンプトで要求する内容
(SF 画)が、ChcekPoint ファイルがあらかじめ予定している「道具立て」
から遠過ぎるため、という推測は正しいようです。
静止画ではそこそこ難無く描画出来ているのに動画になると何故そこまで
破綻するのかの真の理由はさておき、動きの解釈で無理が出るという
感じなのかもしれません。

無難な題材を描画させると、静止画からの印象からそれほど乖離しない
動画を得ることが出来ました。その範囲で満足出来る(何を描かせたいか
決まってないとか、ただ何かの画が描ければよい)人なら、問題ない
充分な仕様と言えます。

一方、私のような描画に目的というか希望するイメージが強くあって
対象に特殊な演出を考えている人間には、CheckPoint ファイルの
事前想定を超えることで動画で無理(ボロ)が出るので、代替手段
として静止画をLeonardo.Ai の Image to Image で取り込んで
簡易動画化するという先の記事で纏めた手段が有用です。


ご覧いただきありがとうございます。


この記事が参加している募集

#AIとやってみた

27,676件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?