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普通なことがコンプレックス…そんな人ほど英会話を始めた方が良い理由

"英語を話す"ということは
突き詰めて言うと、自分とどれだけ向き合っているかだと思う。

どんなに英単語を知っていても
文法をマスターしていても
ネイティブ並みの発音を身につけていたとしても

相手に知って欲しい、聞いて欲しい
"伝えたい想い"がなければ
自分の内側から何も湧き出てこないからだ。

現に、英語圏の人々はこちらが驚くぐらい自己主張をする。

例えば、「アメリカ人の人生は生まれてから死ぬまで自己主張で出来ている」と言うぐらい主張・主張・主張!なのだそう。(夫談)


でね、この自己主張ってのは

・何が好きか
・どんなことに興味があるのか
・将来どんな道に進みたいのか
・何をしているときにワクワクして情熱が溢れてくるのか
・逆にどんなことは嫌いでしたくないのか、どうしてそう思うのか
・それなら一体どうするのか…etc

「なんでそう思うのか」を繰り返すと見えてくる。


なんで好きなの?
なんで将来そうなりたいの?
なんでそれをやると情熱が溢れ出るの?

なんとなく…という言葉に甘えず、

自分の心の声に関心を持って
一つずつその想いを汲み取り
素直に言葉にする。

日本語で言葉にするこのプロセスをすっ飛ばすと
理想としてる形で英語をしゃべれることには繋がらない。

だから、英語を話せる人は必ず通る道なんですけど、

「みんなと同じで普通な自分がコンプレックス」だったり
「自分のことがわからない」なんて人には、
英語を話すことって結構本気でオススメなんですよね。

実際、過去のクライアントさんにこんな方がいらっしゃいました。


あなたは"優しすぎる人"になっていませんか?

あるクライアントさんに

「次回までに、下記の内容を記入してみてくださいね」と

宿題を出しました。

すると、次のセッションで話を聞いたときに、

「うーん、なんとなく」
「私、めっちゃ普通ですよね…」
「自分が何をしたいかわからないんです」という回答が
何度も出てきたのです。

(…自分のことなのに"わからない"ってどういうことだろう?)

どうしてそう思うのか話を伺っていくと、
どうやらこの方"優しすぎる人"のようだったのです。


自分を変えたい、決断したいのに
「家族に聞いてみます」

英会話カフェに通えるかは
「〇〇の都合によっては行けます」

オンライン英会話は
「新しいパソコンを導入したらできます(いつ購入するかは未定)」


…他人の意見や状況を尊重しすぎ!
"あなた"のしたいことや気持ちはどこに行っちゃったのー!?



日本ではグループの協調性や連帯感を
大事にする教育が主流です。

一方、英語圏の国では個を尊重します。

どちらが優れているかという話をしたいのではなく、

日本で育った私たちはグループを
優先する価値観が土台にあります。

そのことを踏まえ、英語を話す時は
その国の文化を念頭におき、これでもか!と
自分では驚くぐらい自己主張して良いと意識的に思う必要があります。

それなら、英語は気が強くて社交的な人じゃないと出来ないって思うかもしれませんが、むしろ逆です。

内向的で、不安で、自分のことがわからない。
普通すぎる自分に悩んで迷う。

そんな人こそ、とことん自分と向き合うから変わっていけるのです。

なんでそれが好きなのか
なんでそれをしたいのか
なんでそこに行きたいのか

自分の気持ちを我慢する必要も
他人より優先させる必要もない。

英語をしゃべることには
今は好きになれない自分を
乗り越えていける可能性がめっちゃあるんですよ。

あと、案外自分では普通だと思っていても
他人から見たら「全然知らなかった…!」って事もありますし。

優しい人ほど周りを優先させてしまい
自分の意思を封じ込める癖がついている。

もし、あなたがそうだったら、
自分自身に、あなたの意思を示す許可を出して欲しい。

そこから振り絞る勇気で、きっと一歩前に進めるから。

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