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「人助けが好きなあなたに贈る金持ち父さんのビジネススクール〜私がネットワークビジネスを勧める理由〜」を読んでみた

「人助けが好きなあなたに贈る金持ち父さんのビジネススクール〜私がネットワークビジネスを勧める理由〜」はロバート・キヨサキさんと公認会計士シャロン・レクターさんの共著です。

この本の出会いは、私が不動産投資セミナーに参加した時に、主催者が読んでおくといいよって勧められた本なので、買って読んでみました。

ネットワークビジネスの印象

私はネットワークビジネスに関して否定的なスタンスでした。

・友達やビジネス相手を金づるとしか見なくなる。

・友達を失う。

・宗教のようにハマる。

・ほとんどの人が稼げずに退場していく。(後にはじめた人は不利)

だと思っていました。

こういった部分を指摘する人は多いので、確かに一理あるかなとは思います。

ロバート・キヨサキさんも最初は否定的なスタンスでしたが、この本のタイトルにある通り、肯定的なスタンスになっています。

ちなみに、彼はネットワークビジネスで財をなしたわけではありません。

ネットワークビジネスに携わったことがない第三者の立場である彼が勧める理由に関して紹介していきます。

ロバート・キヨサキがネットワークビジネスを勧める理由

1.ネットワークビジネスを始めるのに費用があまりかからない。

2.ほとんどの会社の場合、参加するのに正式な学位や教育は必要ない。

3.この業界は、性別、年齢、人種に関わらず、すべての人に開かれている。

4.会社が、成功が証明された既存のシステムを提供し、私達のビジネスを築くのに利用させてくれる。

5.多くの会社が、良い教育とトレーニング・プログラムを提供し、私達が成功するように手助けしてくれる。

6.このビジネスで成功しているメンター(良き師)がいて、私達の旅を応援する準備ができている。

7.いまの仕事をつづけながら、パートタイムでネットワークビジネスを始め、築いていくことができる。

8.従業員では利用できないが、ビジネスオーナーになると、多くの税金上のメリットを活用できる。

ネットワークビジネスは多くの人に門戸開放しているため、始めやすいというのがメリットです。

しかしながら、手っ取り早く稼ぎたい人には不向きなのかなと思います。

ビジネスはすぐに軌道には乗らないし、じっくり時間をかけて、ビジネスを育てていく必要があります。

だからこそ、稼げる人が少なく、諦めて退場していく人が多いのかなという印象です。

ネットワークビジネスの教育プラン

そしてネットワークビジネスにはビジネスオーナーの教育プランがあるということが印象的ですね。

そして本に書いてある教育プランは、以下の通りになります。

1.成功するための姿勢

2.リーダシップのスキル

3.コミュニケーションのスキル

4.対人関係のスキル

5.恐れ、疑い、自信のなさの克服

6.断られることへの恐れの克服

7.金銭管理のスキル

8.投資のスキル

9.会計のスキル

10.時間管理のスキル

11.目標の設定

12.システム作り

こうしたスキルはビジネスオーナーや投資家としてやっていくのに必要なスキルです。

目に見えるスキルだけではなく、内面的なスキルも身につけていく必要があるんですね。

これらのスキルを身につけられるようにネットワーク・ビジネスのトレーニング・プログラムで教えてくれます。

これまで、ネットワークビジネスで成功した人はトレーニング・プログラムでビジネスオーナー・投資家のスキルを身につけています。

こうしたスキルを将来的に身につけていきたいなと思っています。

「拒絶」=「成功」

この本を読んでいて一番印象が残った箇所です。

ロバート・キヨサキさんは元々、断られることへの恐怖、低い自己評価、自分に対する自信のなさがあったと言っています。

そんな中、金持ち父さんがすばらしい知恵をロバート・キヨサキに授けました。

世界で最も成功している人は世界で一番多く断られた人なんだ。」と。

逆に断られるのが少ない人は最も成功しないと言いました。

そして、金持ち父さんは、アメリカ大統領の例を挙げました。

「アメリカ大統領を見てごらん。投票者の49%にあたる何百万もの人が、彼に反対票を入れる。彼を拒絶している。何百万もの人に断られたことがあるかい?」と金持ち父さんは言いました。

それに対して、ロバート・キヨサキさんは「いいえ」と答えました。

確かにアメリカ大統領は当選しても、何百万ものの人たちに反対票を入れらていますね。

さらに金持ち父さんは、

「だがもし彼が断られるのを恐れていたら、アメリカ大統領になれたと思うかい?」

と言いました。

それに対して、ロバート・キヨサキさんは、

「いいえ、無理だったでしょうね。」と答えました。

この例から、成功する人は断られる人だというのは非常に納得が行きました。

ネットワークビジネスでは、確かに断られることが多いですよね。

その断られることが成功につながるというのは、今までに考えたことがなかった思考なので、ネットワークビジネスに対する印象ががらりと変わりました。

ここで例えを出します。

例えば、私が営業の仕事をしているとしています。

もし私のセールストークが下手すぎることで断られ続けて、売上が出せなければ、上司は「なんで売上出せてないだ!」と怒ると思います。

もし売上が改善されなければ、最終的に退職勧奨・クビになるかと思います。

つまり、仕事では失敗は許されないというスタンスなのです。

反対に、ネットワークビジネスでは、断られること(失敗)をむしろ歓迎します。

断られることで自分に足りなかったことは何なのかを振り返り、それを次のセールスに活かすという感じですね。

私の場合は前職の仕事で怒られまくって、仕事への自信・やる気を失い、最終的に退職勧奨で仕事を辞めました。

もう仕事への自信は皆無です。笑

反対にネットワークビジネスでは断られることを失敗ではなく、むしろ良いこと・成長と捉えます。

そのため、時間をかけながら、自身が成長していくことができるチャンスがあります。

私の性格は褒めれて伸びるタイプかなと思っているので、こうしたネットワークビジネスは合っているのかもと思ったりします。

ネットワークビジネスに関してはまだロバート・キヨサキさんの本しか読んでいません。

そのため、具体的にもう少しネットワークビジネスに関して情報を収集していく必要があるかなと思っています。

まとめ

本を読んで印象に残ったところだけを取り上げました。

ネットワークビジネスの価値に関しては詳しく本書に載っていますので、興味がある方は読んでみると、ネットワークビジネスに対する印象が変わるかもしれないですね。

それでは、今回はこの辺で。

※ 中古品ではありますが、Amazonで販売されているので、購入を検討される方は確認してみると良いと思います。





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