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音読・丸暗記で英語が話せる?結論⇨無理です。

お疲れ様です。
私が中学校の時に、「明日までに〇〇ページを覚えてきなさい。明日単語テストします。」と先生に言われたのを覚えています。

数十年後、そのフレーズは「明日までに会議資料をしっかり作成してくること、そしてその資料についてしっかりとプレゼンできるようにしておくこと。」に変わるということを考慮すると、当時の英語の先生は私という下僕に世の真理を教えてくれたのだと両手で拝みたいと思います。

今、ある程度英語ができるようになり、会社の歯車として働かされる中で思うことがあります。それは

音読や丸暗記で英語が話せるようになるのは到底無理だということです。

これは明日までにプレゼン資料作り忘れて、グダグダなプレゼンをしたにもかかわらず営業先の営業部長が笑顔で「決まり💓」っていうぐらい無理な話です。

なぜか?

音読は非日常のスキルだからです。
美声で英文を読むことは日常生活でありません。

私のような2児の父親になり絵本を子供に読み聞かせる時と、少し活字が読みづらくなった両親の代わりに利用規約を音読して聞かせる時以外に「音読」というスキルを使うことはありません。

つまり、場面や状況を判断し、相手と円滑にコミュニケーションする実践では使うことなどまずない非日常のスキルです。

いくら、科学的に音読の効果を説明されても、

熱い言葉で科学的でないことを言われても、

科学的なエビデンスのかけらもありません。蛍光ペンを片手に必死に読んだ10年前の自分無念。

私には音読だけでは絶対に英会話ができないことは実体験でわかっています。

昔々、大学生の時に、コンパやらを断りながら、英検1級の勉強をして無事1次試験を突破した時のことです。なんとしても受かりたい2次の要項を読み

「2次試験は東京?なんで田舎では受験会場ないの?え?交通費(新幹線)で2万以上?試験代1万?ブルジョワの試験なの?」

と憤慨した時の話です。

当時私は、難関の面接試験を突破するために、ゼミの教授にアドバイスをもらいました。

とにかく20個ぐらい新聞記事を覚えなさい。そうすれば受かるわよ。

と言われました。当時の無知な私は言われたままに20例文丸暗記して東京に向かいました。

4時間かけて向かった先で聞かされたお題は

「動物愛護法に関してどう考えるか?」

呼吸が止まりました。(神田外国語大学で)

「そんな記事覚えてねぇよ。」

その瞬間悟ったのです。丸暗記と音読の非力さを。

私が犯した間違いは2つです。

1・自分で考えずに、ただ人に聞いたことを実践した馬鹿さ。
2・英語面接や会話では決められた場面状況等存在しないという当然の事実の欠如。

現在受験シーズン真っ盛りです。

多くの受験生がハチマキ巻いて勉強すると思いますがぜひとも間違った勉強方法はしないで欲しいですね。

今回の記事について似たようなことがブログにも書いてあります。
良かったら読んでみてください。

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