見出し画像

英語を学習する全人類に捧げたい一冊。

私の英語の学習歴はほぼ茨の道と言っても過言ではありません。

英語参考書に対するお布施金でアフリカに数校建ちます。また英語の挫折回数は軽く天文学的数値を突破しており、何に対してもめげない💖(心臓)が自然と作り上げられてきました。

思い返せば中学生の頃、ほぼ学級崩壊した英語の授業で先生が不良にバカにされ、教室を飛び出し、1学期の終わりまでDo youを学ぶことがなかった学生時代。高校入試の頃には英語が1番の苦手教科で志望校を潔く諦めました。

さらに高校では発音記号が大好きな英語教諭にぶち当たり、変な記号について延々と50分間説明を聞くという恐ろしい授業を受けた経験もあります。もぅ当時は英語がギリシャ語にしか見えなかったです。それもそんなに力説された発音にも関わらず、卒業時にdoneを見ては「ドーン」と発音し、クラスで爆笑されるというトラウマもあります。

大学入試ではもちろん、英語以外で努力したにも関わらず、どこも受からず、なぜか英語の専門学校へ進学する選択。生粋のド・Mでございます。

おそらく、英検を過去に受験せず入学したのは私がその専門学校初めてでしょう。面接試験では「英検と同じ感じの面接です。」と説明され、「受けたことがありません。」と質問すると、

「なぜここに来た。」という表情で見られたことを昨日のように覚えております。

それでもなぜか受かってしまった専門学校。

よほど男子学生が欲しかったのでしょう。同期の男子はたった4名。

そのうち2名は専門学校卒業後に全く英語とは無縁の職種に就くことになります。残り1名は色々あり退学されました。

専門学校初日の場違い感は今でも悍ましい・・・。

英語がすでにペラペラの帰国子女が数名。そしてもう滞在目的だけがただ欲しいだけの英語圏の外国人が数名いました。

初日の自己紹介では「My name is iPadlover.」をおそらく相当時間をかけて発話し、周囲を引かせました。当時受験したTOEICの成績は300点程。まさに「平成の怪物」です。

さて、過去を振り返っているともう悲しさしか込み上げてこないので、このあとの経歴に関して短縮して書きます。

入学後、猛勉強をし、英検の2級と準1級に1年生の終わりで満点でどちらも合格し、国立大学の3年次編入試験に数校合格し地元の国立大学に進学します。そこで英検1級とTOEIC900点以上をとり就職しました。

その都度、参考書を購入しては諦め、積読のタワーが自分の身長を超えるぐらいに購入し続けてきた中で、間違いなく自分の英語力の根底を支えている参考書があります。

それは、

です。この参考書がなぜすごいのか。

買ったばかりの頃は確かに難しくて読み切れませんでした。しかし、他の参考書を凌駕するぐらいにこの本の中には言語学習では絶対的なルール

「左から右に一読するだけで本来分かる。」の哲学があります。

そして文法訳読式に関して、世論がクソほど批判していた頃からその正しさを力説し、著書で有効性を体現された正攻法の学習法。

もぅ当時もかなり愛して読んでいましたが、最近新装版になりまた世の光を浴びることになりました。

もぅ嬉しくて即購入でございます。

私の中で、英語の問題にぶち当たった時に頭の中で考えるトリガーは全てこの図書の技術です。

つまり文法的に理解できていない英文は絶対に母語に訳せません。これは偽りのない事実です。実際自分がわかっていない英文は語の知識と指示語の理解の欠如です。また、冠詞や省略が見落としている場合が多いからです。

この本の使用方法に関してなのですが、私は結構すぐに訳を見ていました。一度訳文を作ってからとありますが、なかなかそんな時間はなかったので別冊の訳文を見てはすぐに読み方を暗記していました。

そして、ここからは私独自のこの本の勉強の仕方なのですが、


別冊を英作文していました


これをすることによってかなりの英語力が身についたと思います。特にスピーキング力とライティング力。

購入された方は伊藤先生の読解法ばかりに魅了されがちですが、その秀悦な訳をそのままにしておくのはあまりにももったいないです。なので訳を使っての英作文トレーニングをぜひ取り入れられたら良いと思います。


次回、もしこの記事がスキスキスキとフォローの嵐であれば、私の英文解釈教室の勉強法実践編、合コンに行かず必死に勉強を堪えることができた学生生活のコツについて載せたいと思います。

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?