意外とできていない?上司への相談

資料を作成する際に、まずは上司とストーリーを確認して、方向性を合わせておくことが大事という話をしたいと思います。

ぼく、これは普通やるもんだと思っていたんですけど、やっていないという人がいたので、書いておきます。

ぼくの資料の作り方

まず、ぼくの資料の作成方法を説明します。
パワーポイントの資料を作る場合、各ページになにを入れるのかわかるように、コメントや載せれるなら簡単な図・表を入れたものを作ります。
本当に簡単なもので良くて、ここに時間をかけないのがポイントです。

その後、上司に「このようなストーリーで考えているのですが、確認いただけませんか?」とお願いします。

ここで、「これは完成形じゃない」ということをちゃんと伝えたほうがいいです。
上司が勘違いして、完成形だと思って見られると、めちゃくちゃ修正が入っちゃって無駄に時間をとらせてしまうし、資料をちゃんと作れないやつという烙印を押されてしまう恐れがあります。
あくまでも「ストーリーの確認が目的」であることを前提に確認してもらいましょう。

その後に、「これはこうした方がいい」、「じゃあ追加で〇〇を調査した方がいいね」という議論を上司と行い、やることを決めます。

そうしたら、後はやることをやって、資料を作り込むだけです。
難しい資料は、途中で上司に相談することもありますが、その際にも「完成形じゃない」ことを伝えた上で、チェックしてもらっています。

最初にやることを明確にしているので、途中で悩むことがありません。
資料の完成というゴールに向かって真っ直ぐ走るだけなので、全速力で走れる、効率が良いわけです。

じぶんが思ったとおりにやると絶対修正が入る

最初にストーリーの確認を上司と行っていない場合、じぶんが考えた方向性で報告書を作成することになります。

資料が完成し、じぶんでは満足していても、上司の思いと違っていたら、そこで修正が入ります。
ほぼ100%修正が入ると思っていいです。

少しの修正ですめばいいですが、方向性が大きく変わることもあるので、その場合は1から資料を作り直しになります。

仕事が遅い人って、これを繰り返しているんじゃないですかね?

何度もやり直しているので、すごく時間がかかる。
じぶんだけの時間が無駄になるならまだしも、上司にも無駄な確認をさせることになるし、納期ギリギリになって、夜遅くまで周りの人を巻き込んでしまったりするので、みんなに迷惑がかかります。

改善するためには、どうしたらいいか

上司に最初に相談しない人は、じぶんは一人でできると過信しているのか、上司との関係性が悪くて話しかけにくいのか、どちらかのパターンかと思います。

過信している人は、それで何度やり直しを食らってきたのか思い出してみましょう。そして、改善するためにはどうしたらいいかを考えたら、最初に上司に相談するのが一番いいと気づくはずです。

上司との関係性が悪い場合は、一旦話しやすい先輩に頼ってみるのもいいと思います。
そこで、修正点を確認した上で、上司にみてもらうと、余計に怒られるリスクが減ります。
もし、一人で上司に頼みにくいなら、短い時間でミーティングをセッティングし、先輩にも同席いただいた上で、資料の確認をしたらいいと思います。
そうしたら、アドバイスした先輩も援護してくれるので。

そんな先輩がいないという方は、勇気を出して上司に話しかけるしかないですね。
そこで、理不尽に怒られたりしたとしても、気にしないことです。
相談しないで資料を作っても、後で怒られるんです。
あと、上司が怒ったり、嫌味なことを言ったりすることを気にして悩んでもしょうがないですよ。
それは、上司の問題なので、じぶんがどうこうできる話ではないですから。
この人は、そういう人なんだな、と思うだけにとどめておけば、少しは楽になるんじゃないでしょうか。

修正されるのを恐れるな

修正されると、じぶんを否定された気分になって不貞腐れてしまうパターンもあるなと、書いていて思いました。

修正は、べつにあなた個人を責めているわけではなくて、より良いものを作ろうとしているだけなので、ネガティブに受け止めないほうがいいです。

素直に指摘されたことを受け止めて、「たしかに、そうしたほうがいいですよね」とポジティブに受け止めるべきです。

上司が間違っていると思ったら、もちろん意見をぶつけ合うべきですが。

もし、あなたが上司に指摘されるたびに不貞腐れていたら、上司も指摘しにくくなります。
また、上司に指摘されたことを無視して、じぶんを通そうとするのもやめたほうがいいです。
そうすると、上司はあなたに対して「言っても無駄だ」と思うようになり、アドバイスをくれなくなります。

アドバイスをもらえないと、じぶんの成長が止まりますよね。

不貞腐れる人は、いますぐ改めましょう。
誰もあなたの敵じゃないんだから。

もしかしたら意外と多いのかも?

こうして、記事を書いていたら、上司に相談するのを難しいと感じている人って、結構多いのかなと思いました。

上司との関係性が悪い人、じぶんを過信している人、指摘されたら不貞腐れる人って、少なくないですよね。

上司に最初に相談して、方向性を合わせておくのは、仕事を効率的に進めるためには重要なことなので、出来るように意識してみましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?