子供に依存して願望を押し付けてはいけない
妻は妊娠7ヶ月だ。
そろそろ、出産、産後の準備をしなければいけない。
なにを準備しておけばいいのか、保育園はどうするのか?など、周りの人に色々と相談しています。
共通の話題ができた
ぼくも妻も、あまり周りの人とおしゃべりするタイプではないんですね。
限られた人としか付き合いがなく、あまり知らない人とは会話のきっかけをつかむのが苦手でした。
子供ができてからは、子供の話がきっかけになり話しやすくなったんです。
周りは子供を持っている人が多いので、色々と教えてもらってます。
子供ができた、という事実はすごくわかりやすく、お互いに子供が共通の話題だと認識しているから、心理的なハードルが低くて、すんなり会話に入りやすいんですよね。
たとえば、音楽やアニメの話だと、相手が音楽、アニメが好きなのか外側からはわからないので、まず音楽を聞いたり、アニメをみたりするのか聞かなければいけません。
このように会話には、「共通の趣味・話題を探る」というワンステップが必要ですよね。
ワンステップを踏むのに尻込みしてしまって、「共通の話題がなかったらどうしよう」と思って話しかけれなかったりするんです。
子供はめちゃくちゃ強いコンテンツ
子供の話題って尽きることがないです。
妊娠している時期は、妊娠中に気をつけることを教えてもらったり、妊娠中の苦労エピソードについて話したりします。
生まれた後は、その成長段階に応じて、幼稚園や、学校生活、部活動に関わる話題があります。
成人してからは、子供が結婚した、孫ができたとか、生きている限りは話題に事欠かないですよね。
だから依存しやすいという側面もある
うちの母親や、その周りの人のことを思い返すと、子供に関わる話をよくしていたなあと気づきました。
子供が強いコンテンツだからこそ、子供の話ばかりをしていて、そういう情報が自然に集まりやすくなっているんですよね。
情報が子供に偏ってしまうことで、それに依存する危険性があります。
依存することで、子供にじぶんの願望や欲求を押し付けたりする可能性がある。例えば、自分がやりたかったことを子供に強制的にさせたり、子供の選択を制限したりすることがあるかもしれません。
また、依存が過剰になると、子供が成長して独立していくことを許容できなくなり、自由を縛り付けて、子供との関係に悪影響を与える可能性があります。
子供に依存することがないよう、趣味を広げたり、新しいことを学んだりと、自分自身の成長や自己実現のための時間を持つことが大切です。
子供を言い訳にしない
子供を言い訳にして、じぶんがやりたいことができなかったと話す親もいますよね。
他人のことなので本当の所はわかりませんが、子供を言い訳にして、じぶんがやりたいことから逃げていただけじゃないのか。
行動しなければ傷つかなくてすみます。
現状維持が最も心理的には安全なので、新しいことをやるにはそれなりのパワーが必要なんですね。
現状維持バイアスという言葉があるように、人は新しいことを恐れ、現状を維持しようとする傾向があります。
ただ子供に依存し、それを言い訳にするような親にはなりたくない。
子供をサポートするつもりで接しよう
子供に依存し、子供を支配したい(言うことを聞け)と思ってはいけません。
だからといって、子供に無関心になるのも親子関係を悪化させるのでよくないです。
子供がやりたいことを尊重し、それをサポートするという姿勢で子供と付き合っていくのがいいのかなあと思っています。
子供の意見を真剣に聞いたり、押し付けるのではなく子供の興味関心を広げるように色々な経験を積ませたりして、その中で子供自身がじぶんの好きを見つけ、自ら考えて行動できるようにする。
そういうサポートを子供にしてやりたい。
そして、じぶんのことも疎かにせずに、学び行動する姿を、子供のお手本になれるように示していきたい。
妻とも、こういう考えをちゃんと共有して、生まれてくる子供の良い両親であれるように頑張ります。
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