みんな周りに合わせてるだけ、そんな人生に憧れない

スティーブ・ジョブズは、いつも決まって黒いタートルネックセーター、ジーンズを着用していました。
いつも同じ服を着ることで、自分自身の意思決定に時間とエネルギーを費やすことを避け、より重要なことに集中するためです。

いまの時代、生産効率が重視される中、このような考え方は、多くの人に共感されています。

いつも上下同じセットアップで、黒と白の服しか着ないという人も多いと思います。

昔は同じ服ばかり着ていたら、少し恥ずかしい感覚ってあったと思うんですよ。
だけど、今はみんなそうだから、それを恥ずかしいとも思わないし、みんなと同じことで安心すらしています。

ファッションに気を使う人の方が少なく、逆にファッションを気にする人に対して、人の目を気にしすぎているダサい奴という偏見を持っている人もいるでしょう。

はい、ぼくのことですね。

色々やらないと大切なことはわからない

ぼくは、黒と白の服しか着ないと決めていて、ユニクロで買ったスラックスとTシャツばかり着ていました。

スティーブ・ジョブズだけでなく、多くの著名人、ミニマリストの方が、じぶんの大切なことに時間を使えという発信をしていて、それに共感していたんですね。

いまでもその思いは変わりません。

だけど、その考えに固執しすぎると、視野が狭くなってしまう恐れもあります。

もちろん、じぶんが人生でなすべきことが固まっている人は、それでもいいと思います。
でも、ぼくにはそんな確固たるものがなくて、いつもじぶんがやりたいことは何なのか、どうなりたいのか悩みながら生きています。

そんなぼくと同じような人は、これは嫌いだから、やりたくないから、と決めつけずに、何でもやってみてから判断したほうがいいです。

色々やってみないと、本当に大切なことってわからないです。

ファッションを気にするようになった

ファッションはじぶんにとって大切なことじゃないと思い、排除してきたけど、それは多くのインフルエンサーがそう発信していたから、それに影響されていただけだと気づきました。

『いくつになっても恥をかける人になる』という本を読んだことがきっかけで、ファッションを意識するようになりました。

好きな服を着るのは、恥への免疫力を高めるのに有効な方法のひとつである。周りに合わせずに自分の好きな服を着るには勇気が必要なのだ。

ぼくの周りには、同じような服装の人ばかりで、大人になるとファッションに気を使う人が少なくなっていた。

それに合わせ、みんなと同じことに安心していた。

でも、ぼくは今の自分に満足していなくて、変わりたいと思っていたときに、この本を読んだんです。

服装を変えることは、手っ取り早くじぶんを変えることができます。
服装の変化は、周りからみて変わったことがわかりやすいですよね。
だから、服装を変えるのは恥ずかしさがあり、躊躇してしまうんです。

でも、恥なんか捨てて、もっとじぶんの好きを表現し、追求できるようになりたい、という思いからファッションを意識するようになったんです。

ファッションを意識して変わったこと

スニーカーに黒のスラックス、黒か白のTシャツに、冬は黒いパーカーがお決まりのファッションでした。

いまは、スニーカーではなく革靴に、茶色のスラックスにシャツをタックインしたりと、これまでしてこなかったファッションを楽しんでいます。

いままでは、カジュアル寄りのファッションでしたが、フォーマルとカジュアルのバランスを意識しています。

で、ファッションを意識しだしたら、じぶんの見え方を意識するようになりました。

猫背になっていないか、歩き方は変じゃないかとか、そういった姿勢に関わるようなことが気になるようになったんです。

デスクワークが多くて、スマホやパソコンをみている時間が長いので、姿勢が悪くなっていたんですよね。

姿勢の悪さに改めて気付かされたし、直したいと思うようになりました。

マスクをとることで変わる

ファッションとは少し違いますが、今週からマスクの着用が個人の判断に任せられるようになりましたね。

マスクに感染予防の効果はないのは気づいていて、いまだに付けている理由は、みんなが付けているからという理由が大半です。あと、花粉症。

ぼくの会社内でも、マスクは個人の自由になったのですが、以前と全く変わりません。みんなマスク付けてる。

ぼくは一応、持ち歩いてはいますが、外していることの方が多いですね。
昨日、一昨日と関西方面への出張があったんですけど、そのときも外していました。

都会は、田舎より外している人が多いのかと思ってましたが、外しているのは2%ぐらいの人でした。海外の人はほぼ100%外してた。

マスクを外すことで、周りからのみられ方を気にするようになります。
ファッションと同じような効果があります。

コロナ前は、じぶんの顔をみられることに恥ずかしいという思いはなかったのに、急にマスクを外すとなると、色々と気になっちゃいますよね。

ぼくは、ヒゲが濃くて、深ゾリしてもすぐ青くなるので、それがすごく気になるんです。

いますごくヒゲの永久脱毛に興味があります。

安心をとる日本人

みんなと同じファッションをして、周りに合わせてマスクをつけていれば安心です。人と違うことをすることが怖いんです。
それが日本人。

確かに、ファッションを気にしたり、マスクを外すと、周りからの見え方が気になっちゃうかもしれません。

でも、それがじぶんを磨く原動力になったり、周りに合わせずに自己主張できる力を養うきっかけになると思うんです。

周りに合わせることから抜け出すと、最初は周りからの見え方が気になるけど、それを乗り越えた先に、自己の追求があるのかもしれません。

みなさんの周りに憧れる人、こうなりたいと思える人はいますか?

ぼくが憧れる人は、以前からじぶんで判断してマスクをつけていない人でした。その人は周りに流されずに、いつもじぶんが面白いことを優先して行動しています。

まだ一歩を踏み出したばかりですが、ぼくも、周りに合わせずに、色々と挑戦して、じぶんのやりたいことを追求していきます。

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