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自分をご機嫌にする努力

人は明るいところに集まるということや、明るい人の方が好かれやすいなんてことを言われます。

明るく見えるかどうかは、他人からの見え方なので、自分が明るいと思っても、傍から見たらそうでもないということになるかもしれませんが、他人からどう思われようが、自分のご機嫌は明るくしておいた方が人生ハッピーなので、自分をご機嫌にするための努力をする大切さについて書きます。


好き嫌いのセンサーを磨いておく

仕事が典型ですが、何のためにやっているのかがわからないようなやらされ仕事ばかりしていると、自分の感情が「無」になったり、やっている仕事が好きか嫌いかがわからなくなってきます。

会社員が会社に不満はあるけれど、転職活動をするほどやりたいことがあるわけでもなく、かといって、会社の現状を改善するために働きかけることをするわけでもない状態というのは、自分の好き嫌いセンサーが鈍感にになっていると言わざるを得ないのです。

やりたくない仕事、嫌いな仕事は沢山挙げることができるのです。しかし、やりたい仕事や好きな仕事が出てこないのです。

1日の大半の時間を費やす仕事の時間で、そういった自分の好きなことがわからなくなってしまうと、仕事以外の時間でも好きなことがわからなくなってしまいます。

そうなると、好きなことをして人生を楽しむことができなくなってしまうので、自分が何か好きか、やりたいのかというセンサーは日々磨いておきたいものです。

周りの人でご機嫌な人というのは、その人が好きなことをやっている様子ではありませんか?好きか嫌いかわからない状態で、気分がご機嫌になる人はなかなかいないと思うのです。

好きなことをやってて楽しそうだね、と言われるのが自然です。好き嫌い関係なく楽しそうにすると、自分の感情を察知する神経がまいってしまいますから、そういったことは極力やめた方がよいです。

私の場合は、嫌いな人を目の前にすると顔に出ちゃうという大変困った癖があるので、顔を見ないように目線すら合わせないのですが、特に困りません。自分の好き嫌いのセンサーが鈍感になってしまう方が自分の人生においてこわいのです。

嫌いなことは極力避ける

自分の好きなことがわかったら、嫌いなことは避けましょう。仕事で嫌いなことばかりやっていては精神衛生上、好ましくない状態ですから、他の人に依頼するなり、嫌いな仕事をする時間を極力短くしたいものです。

仕事以外でも、納得してその時間を使うなら何も問題はありませんが、スマホでYoutubeをだらだら見ていたり、Twitterやインスタのタイムラインを30分以上みていたりすることが、振り返って何か後悔の念を感じるのであれば、極力短くするかゼロにすした方がよいですよね。

嫌いなことばかりに時間を費やしているほど人生長くはないですから、嫌いな人と過ごす時間、後から後悔するとわかっている時間の使い方などは短くする工夫をするに越したことはありません。

私の場合は、ジョギングやランニングなど長距離を走ることが、走っている間が手持ち無沙汰で苦手で嫌いなので、運動は好きですが、ランニングに時間は使わずに、テニスやダンスなど瞬発力が必要な運動をすることにしています。

エンジニアの仕事をしている時も、動作の確認テストが嫌いなので、極力短時間で済ますことができるように一日の中で一番集中できる時間に行なうようにしています。経費精算などの事務手続きも嫌々だらだらやるのではなく、パッと短時間でやっつけてしまえばよいわけです。

そうすることで嫌いなことに費やす時間を短くすることができます。

好きなことに没頭する

子どもの頃は外で遊んでいたら、あっという間に日が暮れたり、夕焼け小焼けのチャイムがいきなり流れて気づいたりして、慌てて家に帰るという経験をされた方は多いのではないんでしょうか。

子どもの頃というのは目の前の遊びに夢中になり、没頭してしまうことはあったかもしれませんが、大人になってそのような経験をする機会というのはなかなかないのではないでしょうか。

好きなことに没頭している間は時間の流れを忘れてしまいますが、大人になると、「今何時かな?」と時間が気になったり、スマホの通知で意識を削がれるということが往々にしてあります。

よく考えると、時間を忘れるほど没頭することは感情としてはポジティブであり、不機嫌ではなく、ご機嫌な状態ではないでしょうか。

そういった時間を、嫌いなことを避けてできた時間を費やして、自分をご機嫌にしていきましょう。
自分の好きなことは他人の評価を気にする必要はありません。他の人が嫌いなことでも自分が好きなら良いのです。他の人が好きなことでも自分が好きだっていいのです。

最後に

人生の時間は短いです。仕事が忙しいから定年を待ってから取り組むようにしようとすると、好き嫌いセンサーがさび付いてしまい、自分の好きなことがわからなくなっていたりします。

また健康寿命の範囲内でしかできないこともあります。人生を逆算して、好きなことを優先的に取り組むことができるように時間を使っていきましょう。

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