【生物工学部門】予想問題 (II-1-X クリスパーCas9)

II-1-X クリスパーCas9の原理を説明し、生物機能工学における応用の可能性を述べよ。

回答案：552文字
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【engenieer443回答】
・クリスパーCas9の原理
　クリスパーCas9は、ゲノム編集技術の一つで、既存の手法(ZNFやTALENなど)と比較して簡単で効率がよく、自在に遺伝情報を書き換えることができる。クリスパーCas9は、ガイドRNA(gRNA)とヌクレアーゼ（Cas9）から構成される。gRNAは、標的とするDNA配列を特異的に認識して結合し、Cas9がDNAの二本鎖を切断する。クリスパーCas9は主に遺伝子のノックアウトに使われるが、DNAドナーテンプレートを同時に導入することで、標的遺伝子に新しい配列をノックインすることもできる。