2020年5月8日の配信落語


 この一か月で数多くの落語が配信されるようになった。しかしそれらの内容は様々である。私なりにそれらの内容を大きく分類すると以下のように捉えている。

1、既存の落語の映像・音声をYouTube等で(無料・有料)配信したもの

2、生放送で落語の映像・音声をYouTube等で(無料・有料)配信したもの

3、落語家が落語以外の(既存・生放送)映像・音声をYouTube等で(無料・有料)配信したもの

 この枠で捉えると1・3はいつでも見られる傾向があるが、2はその場(時間・環境)でしか見ることができない(もちろん2→1に移動することもある)。なので私の感覚だと配信を見る優先度は、当然だが2が一番高い。

 さらに言うと、いつもの私だったら見ないだろうなと思うような落語家さんの生配信ですら、ここ最近の私は見ていた。で、その結果として少々食傷気味になっている。全く落語がないならまだしも、ある程度の供給が確保された今となっては、量より質の段階に入っているのではないだろうか。

 というわけで、ここにメモしておくのは普段だったら『東京かわら版』を見ながら「どっちの会に行こうかな」と悩む会についての配信予定である。たぶん以下の会を私は見るだろう。

・18:00 渋谷らくご(生配信・有料)https://note.com/shiburaku/n/nfeca00443ff6

 今月から本格的にネット配信を行う渋谷らくご。本日の18時からの会は、桂春蝶師匠と柳家花緑師匠が登場する。プレビューに「東西を代表する人気真打が、なぜ人気なのかがわかる公演となるでしょう」とあるように、絶対楽しい会になりそうな気がする。おそらく普段であっても、この会に足を運んでいたと思う。


・20:00 渋谷らくご(生配信・有料)https://note.com/shiburaku/n/n088aa1b19ea9

 普段だったら楽しく18時回を楽しんだ後、ちょっと外で蕎麦をたぐって戻ってくるくらいで、ちょうどよく20時回に戻ってこられる。あまり私は見たことがない青森さんも見たいし、バカバカしくもほんわかする駒治師匠の新作も楽しみだし、談洲さんが3番手で何を仕掛けるのかドキドキだし、こんな日に一之輔師匠がどんなネタをかけるのかワクワクする。



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