「apologize」の語源と意味の進化
概要
「apologize」は、英語において「謝罪する、詫びる」という意味を持つ重要な動詞です。この単語は、自分が間違ったことをしたと認め、相手に対して申し訳ないと伝えることを表現します。「apologize」の語源を探ることで、この単語が持つ「弁明する」というイメージがどのように形成され、「謝罪する」という意味に変化していったかを理解することができます。本記事では、「apologize」の語源と意味の進化を詳しく解説し、この単語が英語の中でどのような位置を占めてきたかを明らかにします。さらに、共起表現や派生語、関連語についても触れ、「apologize」の多面的な性質を浮き彫りにします。
主な品詞と意味
動詞(自動詞)
自分が間違ったことをしたと認め、相手に対して申し訳ないと伝える
語源の探究
「apologize」は、1590年代に「弁明する、擁護する」という意味で使用され始めました。この語は、「apology(弁明、謝罪)」と「-ize(〜する)」で構成されています。「遺憾の意を表して認める」という意味は、1725年までに確認されています。ギリシャ語の同等語「apologizesthai」は、単に「説明する、弁明する」という意味を持っていました。
意味の変遷
「apologize」は、当初、「弁明する、擁護する」という意味で使用されていました。この意味合いは、現代英語の「謝罪する、詫びる」という意味とは異なります。
18世紀前半までには、「遺憾の意を表して認める」という意味が加わりました。この意味は、自分が間違ったことをしたと認めることを表現しています。
現代英語では、「apologize」は主に「謝罪する、詫びる」という意味で使用されています。この意味は、自分が間違ったことをしたと認め、相手に対して申し訳ないと伝えることを表現しています。
共起表現
副詞:
sincerely, profusely, humbly, publicly
動詞:
ought to, should, want to, wish to, would like to
前置詞:
for, to
熟語:
I do/must apologize
派生語と関連語
apology(弁明、謝罪)
apologist(弁護者、擁護者)
apologetic(謝罪の、弁解の)
unapologetic(謝罪しない、弁解しない)
apologia(弁明書、弁護論)
apologue(寓話、教訓話)
mea culpa(私の過ち)
excuse(言い訳、弁解)
regret(後悔、遺憾)
remorse(悔恨、後悔)
まとめ
「apologize」は、「謝罪する、詫びる」という意味を持つ重要な動詞であり、自分が間違ったことをしたと認め、相手に対して申し訳ないと伝えることを表現します。この単語の語源は、1590年代に「弁明する、擁護する」という意味で使用され始めたことに遡ります。「apologize」は、「apology(弁明、謝罪)」と「-ize(〜する)」で構成されています。
18世紀前半までには「遺憾の意を表して認める」という意味が加わり、現代英語では主に「謝罪する、詫びる」という意味で使用されるようになりました。
「apologize」の語源と意味の進化を理解することは、この単語が持つ「弁明する」というイメージがどのように形成され、「謝罪する」という意味に変化していったかを認識する上で重要です。この単語は、英語という言語の中で、自分の過ちを認め、相手に謝罪する際に欠かせない存在だと言えるでしょう。
掲載単語集一覧
【システム英単語(5訂版)】366
【ターゲット1200(改訂版)】364
【ターゲット1400】840
【ターゲット1900(5訂版)】813
【速読英単語入門編(改訂4版)】-
【速読英単語必修編(改訂7版)】660
【LEAP(初版)】14
※当記事は英語を教える方が指導する際にヒントとなる情報提供を目的としています。例文や訳例については各種辞書等をご確認下さい。
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