東京科学大学 機械系 B日程(外部院試)
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私は「2025年度東京科学大学(旧:東京工業大学)工学院機械系」に合格しました!!過去問を見たときに合格できるか怪しいと感じ、外部に友達を作ったりと工夫をしたため、そういった合格に向けた対策について記載します。
今年は筆記通過者が148名と多く、募集要項では工学院全体で450名程度募集すると記載されていましたが機械系だけで209名合格しています。テストが従来より簡単だったので、ボーダーがかなり高くなったことが原因だと思います。見たことある問題ばかりでしたので💦
大まかなスケジュール
私自身は以下の様に進めました。
4~1月:TOEICの勉強
1月:TOEICをしつつ、気分転換に「4力精選」を進める(息抜き程度)。
2月:専門の復習開始
気になる研究室の調査
3月:研究室見学+過去問購入(学校全体で研究室公開している説明会
に参加できなかったため、あせり始める)
過去問を解き始める
4月:すずかけ台キャンパスの研究室を複数公開している見学会に参加
「過去問入手」
「外部の友達・東工大の先輩の連絡先ゲット」
オンラインによる大学院入試説明会に参加
5~8月:過去問を周回
↓
答えを覚え始める
↓
参考書の問題を解く
↓
過去問を解く を何度も繰り返す!!(; ・`д・´)
(過去問は気づいたら解き方どころか数値も暗記してた。15周ぐらい?)
TOEIC
私は元々700点ぐらい取れればいいかなと思っていたので、B3の1月末に700点とってTOEICは終了しました。もう少し勉強してもいい気がしますが、点数配分が高くないのでそこまで気にしなくていいと思います。B日程を受験した内部生は600点下回っている人がいますし、合格した友達も700点切っていたため気にしなくていいと思います。
研究室見学
研究室見学にも様々な書類があり、大まかに分けると以下のようになります。
研究室単体でオープンな見学会を主催
研究室の先生と個人でコンタクトをとり行なう
研究室で説明を受ける形式
会議室でプレゼンを聞く形式
キャンパス内の研究室全体で見学会を主催(大学院説明会など)
これらはそれぞれ、直接対面形式・オンライン形式 と2種類あります。これらの情報については、研究室のホームページや東工大のホームページに掲載されています。
個人的には「キャンパス全体で行う研究室見学会」をお勧めします。理由としては、
様々な研究室を見て回れるため、興味のある分野を探しやすい
研究室のHPと実際に見学した際のイメージにズレがあった場合に、別の研究室に進路変更しやすい(遠方から見学会に参加すると交通費がかなりかさむため、同時に色々見に行ける方がお得)
研究室について説明してくれる先輩の数が多いため、多くの情報を聞くことができる
私は3月末に「対面形式の見学会」、4月の「すずかけ台キャンパス全体の研究室見学会」に参加しました。ここで、東工大の先輩や外部院試を同じように受ける人と連絡先を交換し、見学会の時に思い浮かばなかった疑問点を聞いたり、過去問の解き方について話し合いました。すずかけ台キャンパスには外部生が多くいるため、どのような勉強をしたのか等様々な事を聞けました。
研究室見学について、上記以外に特任教員の研究室見学を参加しました。特任教員はその人自身から許可を頂かないと志願できないと募集要項に記載されているためご注意ください。
専門
勉強の概要
過去問を研究室見学で集めることは必須条件だと思います。テストは4力なのですが、流体がかなり難易度が高く「どれほど問題文をしっかり読んで理解できるか」という形式なので訓練が必要です。実際、流体以外の3力はそこまで難しくないので、他の科目で80点以上取って流体で6割超えたら大丈夫と言っている先輩もいました。
私は過去問をメルカリで20年分購入し、その後研究室見学で15年分頂き、それらを見比べながら正確な解答を友人と話し合って作成しました。合格自体は過去問が完璧に解けるようになれば大丈夫だと思います。
材料力学
「JSMEテキスト演習シリーズ」と「サイエンス社」の問題集を購入しました。JSMEテキストだけでいい気がしますが、「円弧はり」や「特殊方程式が使いにくいたわみの計算」などが記載されていたため、テストに出そうな部分だけしました。
私は東北大学も受験するつもりだったので、東北大の過去問もしました(東北大のテストで材力を選択しないのですが、東工大対策として解きました)。
機械力学
学校の参考書が分かりにくいため、「振動工学の基礎」と問題集として「JSMEテキスト演習シリーズ」をしました。機力の試験範囲は振動学と同じなので、機械力学の参考書をするよりも振動学の参考書を使用する方が良いと思います。
熱力学
学校で使用している教科書とマセマ熱力学を参考書として使用しました。7月ごろに過去問の答えを覚えてしまったため、JSMEテキスト熱力学の問題を解いてました。
サイクル系やタービン内の変化等の計算問題、分子の自由度等の暗記系といった基礎的な問題が多いように感じます。ただ、断熱自由膨張の考え方が少し特殊なのでお気をつけて。
流体力学
問題を予測して対策を立てるのが他の科目と比べて難しく、試験範囲が広い為、基礎固めが最も重要だと思います。勉強の方法としては、YouTube・「JSME演習シリーズ」で基礎を固めて、「過去問」・「四力精選」をすると良いです。4力精選は昔の院試の過去問が集まった問題集ですが、流体は東工大の過去問と傾向が似ているのでかなり勉強になります。私は参考書として、「演習で学ぶ流体力学入門」を使用しました。これはかなり分厚いので、テスト範囲の部分だけざっとした感じです。
色々な参考書を紹介しましたが、過去問を解いて時間があれば「四力精選」・「JSME演習シリーズ」・Youtubeの解説動画で勉強し、それでもまだ時間に余裕があればサイエンス社などの問題集をすれば良いと思います。実際に、試験会場では「四力精選」と「JSME演習シリーズ」をしている人がほとんどでしたし、内部生の先輩もその辺りの問題集を使ったと言っていました。
実際のテスト
大体の問題が、見たことのある問題でした。
材力:過去問でよく使用されている熱応力
東北大のL字はりの誘導問題
機力:JSMEテキスト演習シリーズで見たことがある問題
運動方程式の特性方程式から回答する問題
流体:ヘリコプターの問題(東工大の講義資料に類題が掲載されてた)
ドローンの羽における流量・通過する空気量における問題
管内の流量問題
熱:驚くほど簡単だったので省略。過去問してれば満点取れる難易度
テストでは電卓なしの基本答えだけ埋めていく形式なので、部分点がなく計算ミスがかなり致命的です。
面接
面接対策でしたこと
私は以下の事を対策しました。
第1~3志望研究室の志望動機
志願書で記載した研究の概要・メカニズム(学術的)・社会的意義性
自身の研究概要
大学院卒業後の進路
今後発達が期待されている技術について
時事問題
また、友人と電話で技術者倫理的な事を聞かれた時の対策として、事故例を探してそれについてどのように対策すればよかったか対策しました。
実際の面接
1対3形式で行われました。この3人のうち、会議室の案内人が1人、採点係が1人、質問を投げる人が1人となっていました。質問内容としては、
志望動機
その志望動機で述べた研究について学術的に説明(ロボットなら、メカニズムなど)
手元の文章を1分黙読してください。その文章に書かれたことについて質問。文章を見ながら答えてもらっても良い。(おそらく留学生向けの問題かな?そのまま紙に書かれていることを読み上げるだけだし)。
その紙に書かれたことを踏まえて、
機械工学の未来とはどのようなものか?
新たな技術が導入された時に教育にどのように取り入れるべきか?
などが聞かれました。
質問に対して返答しても「はい。では次の質問です。~」と流されたので、お気を付け下さい(ある意味圧迫面接だった気がします)。
概要としては以上になりますが、何か質問があればメッセージ下さい!!
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