小説が読めなくなってきた
今の仕事に就いてから、日々を送っていく中で
だんだんと小説を手に取ることが減ってきた。
お仕事でロジカルな考えをすること、
それにおいてまだまだその考え方が足りないと思うこと、
そして物理的に小説を読む優先順位が下がっていること、
お仕事が私の真ん中にあって、そこに付随して私が変化してきている。
自己啓発本や新書を読むことが増えた。
会社の人に借りたり、そして会社の人と感想を議論したり。
小説を読もうとすると、時間がもったいなく感じる。
今まで好きだった主人公に対しても、どうしてこんなにうだうだしているんだろうと思うようになる。
こんな自分の状況が気になり、今「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という本を読んでみている。
読書で得る知識は予期していなかったもの=ノイズが含まれるそうだ。
一方で情報は、必要なものだけ。知りたくて、求めていることしか出てこない。
たしかにそうだ。自己啓発本はこれを身につけたいと思うから、その為の本を読む。
小説はどんな内容がわからなくても、物語に没入するような、知らない感情も学ばせてもらうような、そんな感じだ。
なるほどな〜〜
今はきっと情報を欲しているフェーズなのだが、きっとそのうちまた小説のフェーズに戻るときがくる、そんな気がしている。
予期せぬ変化だったが、すこしその変化の謎が解けた。それもまた、本によって。
本が好きなのはずっと変わらなそう
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