2018年の自然経営研究会について
昨年の11月に立ち上げた自然(じねん)経営研究会。
ちょうど1年の区切り、という感じで、12月に開催したMonthly Conferenceにて、今年1年間の総括をしてみました。
当日使ったスライドを引用しつつ、改めて振り返ってみます。
2018年の自然経営研究会の振り返り
活動を開始したのは2017年11月。最初はダイヤモンドメディアの取り組みとして始めました。
その後、色んな実験をしたり、多様な人が関わりやすいようにしたいと、7月に一般社団法人として改めてスタートしました。
法人として代表理事が必要なので、ダイヤモンドメディアの武井さんと山田の2名にて共同代表という形を取っています。(本当はあんまり「代表理事」という肩書を使いたくないところでもある…)
この団体の運営をとにかく「自律分散」にしたいと思っています。
なので、発起人だからといって、団体全体のビジョンを僕らの目指す方向に強引に向けることは出来ません。(もちろん、大きくズレることもなさそうだけど)
私自身の想いとしては、色んな人が「実験」と「実体験」のできる場になればいいと思っています。
ティール組織とか、ホラクラシーとか、色んな新しい組織運営に興味を持っても、「やってみなきゃ分かんない」ことはたくさんあります。けど、既存の会社がいきなり変われるわけでもない。
なので、自然経営研究会に関わることで、色んな人が「あ、こんな感じか」と実感できる機会が増えればいいなと思います。
あと「日本的」っていうのも、色々考えてるのですが、長くなるので詳しくはこちらをご覧下さい。
ビジョンは、「誰でも好きなときにアップデートできる」ものとしています。例えて言うならば、一度インストールしたスマホのアプリが、何度も更新されていくかのように。
現状だとver1.2としてこんな内容になっています。
2018年を総括すると、大きく3つの取り組みがありました。
以下、順を追って概要をご紹介。
取り組んだこと1つ目。
まず分かりやすいところでは、月に1回、定例のイベントを開催しました。現在はMonthly Conferenceという呼び方をしています。
延べの申込者数は459名。ご参加頂いた皆様、改めてありがとうございました。
ちなみにイベントはpeatixで公開していますので、ご興味ある方はぜひpeatixで自然経営研究会をフォロー下さい!
取り組んだこと2つ目。色んな分科会もやってみました。
・自然経営研究会としての「ビジネスモデル」を考える
・自然経営の「定義」とは?
・仮想通貨を視野に入れた新しい市場
などなど多岐にわたります。
最初から計画があったのではなく、その都度、「これやりたい!」という人がいることで分科会が立ち上がってきました。
この資料を作った後でも、「新しい組織運営の実態調査」をやっていたり(2月のイベントで公開予定)、webサイトの刷新を進めていたり、色々とまた動いています。
取り組んだこと3つ目。
自然経営研究会という団体自体、とにかく徹底して、「自然(じねん)」に、自律分散型に運営するようにしてきました。
自然な組織運営の際に、
①情報の透明性
②力(権限・権力)の流動性
③(感情などの)境界の開放性
という3つの特徴を上げています。それに則りつつ、この団体自体も色々と工夫と実験を重ねてきました。
ちなみに数え上げてみたら、実験したことは31個ありました。
分かりやすい参考情報として。主なやり取りはFacebookグループを使っています。1年間で761名の方にご参加いただきました。
また、実務的なやり取りはSlackに移行していて、本日時点で84名に参加いただいています。
2019年に向けて
年内最後のMonthly Conferenceでは、
・上に書いた内容で自然経営研究会の振り返りをして、
・「自分自身」の2018年の振り返り→2019年にやりたいことを対話し、
・「自然経営研究会」の2019年にやりたいこと、
を話してもらいました。
・実践してみて、そのドキュメンタリーを撮ってみる(by起業家の参加者)
・学生と社会人の接点を作りたい(by学生の参加者)
・自衛隊の会議室での開催(by航空自衛隊の参加者)
など、幅広い内容が色々とでてきました(笑)。詳しいログはこちら。
ここに挙がっていないことも含め、年明けからも色々と実験が続いていく予定です。
ご興味お持ちいただいた方は、ぜひ以下にjoinして、お気軽にご参加下さい!
・Facebookグループ:イベント告知や、関連する情報のシェアとか
・Slack:団体運営のもろもろ
・Peatix:イベントの開催
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