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「勤労感謝の日」の読み解き直し : 12年後を見据えた「収穫」と「種まき」の循環。

なんとなく、から始まった「12年」の循環

「長い目で見て、本当に意味のあることをやりたい」

その漠然とした着想から始まりました。こう思ったのが2019年の年末で、年明け(2020年)の干支がネズミ年だったので、
「今から始めるならば干支1周分(=12年)だな」
と思いました。そこまでは、本当になんとなく。

徐々に共感してくれる仲間が集まり、「イベント」「メディア」という2つの形が見えてくる。

「メディア」はGuriGura-Castというpodcastとして実現し、半年間で50本以上をリリース。
そして「イベント」は、きんかんDAYという姿で立ち現れました。

- - - 第1回きんかんDAY - - -
日時:2020/11/23(月祝) 14:00-16:30
会場:オンライン開催
参加料:¥2,000
詳細: https://kinkanday2020.peatix.com/view
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きんかんDAYの「名前」と「コンセプト」を発見する

感染症の状況を考え、一度は諦めたイベントの企画。
「オンラインならばできそうだ」
という実感を得て、集まったメンバーで議論が再燃。

「いつ開催が良いだろう?」という議論がきっかけで、一気にイベント名とコンセプトが具体化していきます。

「12月は慌ただしいし、開催はなんとなく10月か11月くらいかな?」
「平日と休日ならどっちだろう?」
「内容としてゆっくりと話せると良さそうだから、休日が良さそうかなー」
「平日の夜だと仕事モードが抜けてなかったりしますしね」
「10月とか11月だと、祝日ってあるんでしたっけ?」
「今年は10月はないですねー。11月だと勤労感謝の日くらい?」
「そもそも勤労感謝の日ってなんだっけ…?」

(みたいな会話だったはず、たぶん…笑)

こんな会話の延長で何気なく調べてみると、勤労感謝の日は
勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
ためにあると、昭和23年に定められていることを発見。
(参考)国民の祝日に関する法律(昭和二十三年法律第百七十八号)

この目的の意義や奥深さや味わい、なんというか「言い尽くされてる感」みたいなものに圧倒されます。
そこから色々な議論が一気に加速。

「勤労感謝の日」を言いやすくしてイベント名が「きんかんDAY」になり、「1年に1回の収穫の機会にする」ことから「金柑の実」にもつながり、さらには「12年後を見据えた長い時間の循環」を「金環日食」に重ねる、
という具合に「きんかん」の文字に色んな意味を重ねていきます。

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そしてこの延長で、イベント自体のコアなコンセプトも、「収穫と種まき」へと収斂していきます。

「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。」という勤労感謝の日に込められた願いを、「きんかんDAY」として我々なりに読み解き直すと、
「来し方の1年間の収穫に感謝し、たがいに労うこと」であり、
「行く末の1年間に思いを馳せ、次の1年の豊かな旅路をたがいに願う」こと
になりました。

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(告知)2020年、1回目の「きんかんDAY」

というわけで、第1回となる「きんかんDAY」を、2020年11月23日(月祝)に開催します。

Peatixのイベントページにもあまり詳しく書いてありませんが(笑)、この記事で書いたように、「勤労を尊び、たがいに感謝し合う」ことを、「1年間の収穫と種まき」を考えることで実現する、そんなイベントになればと思います。

何の準備も必要なく、初めましてのご参加でももちろん問題ありません。
・この着想やコンセプトに共感頂ける方
・少し早めに今年を振り返り、来年に実現したいことを考えたい方
・普段と違う視点で自分や周囲への「労い」や「感謝」に思いを馳せたい方
など、なにか共感する点がある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

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「12年後」に向けて、さらに。

きんかんDAYというイベントを通じて、1年間の「収穫と種まき」の循環が何度も続く。
それが12年積み重なることで、労いや感謝が連なりながら、一人では成し得なかった地点まで到達する。
そんな機会に育って行けば良いなと思います。

また、これに加えて、12年後にあたる「2032年」がどういう世界になっているのか?はより焦点を合わせて理解できるようになりたい、とも改めて感じています。
人口動態などは「ある程度は確定している未来」であり、経済指標や地球環境、テクノロジーなど、それぞれの分野から見通せる未来はある(はず)。それを重ね合わせることで、これから先の12年、何に取り組んでいくことが本当に「意味がある」のかをより解像度高く考えられるようになっていくのでは、と思っています。

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