令和3年度 花き支援対策(農水省r210204)

本事業は「新たな装飾スタイルの提案・普及・実証等、情報伝達のデジタル化の実証等、生産性向上が期待される技術の実証等」に関する事業です。対象は「花き産業関係者」です。
・内容:新たな装飾スタイルの提案・普及・実証等、情報伝達のデジタル化の実証等、生産性向上が期待される技術の実証等
・対象:花き産業関係者
・お勧め度:◎花き産業関係者 〇IT関連 △コンサル 
【内容】
1.国産花きの需要構造の変化に対応した取組に対する支援
① 家庭や職場等日常生活での利用拡大・定着
新たな生活様式など社会構造の変化に対応した花きの消費拡大を図るため、家庭や職場での利用拡大・定着に向けた新たな装飾スタイルの提案・普及・実証等を支援します。
② 需要拡大を支える生産体制の構築
需要構造の変化に対応した生産体制を構築するため、需要と結びついた新たな品目・品種の導入、栽培技術の習得等の実証に必要な経費を支援します。
③ 需要拡大を支える流通の効率化
需要構造の変化に対応した流通体制を構築するため、コールドチェーン整備、川上と川下が連携した情報伝達のデジタル化の実証等に必要な経費を支援します。
2.地域の「戦略品目」の振興等の取組に対する支援
地域別に生産・需要状況が異なる国産花きについて、花き産業関係者が一体となって行う生産から流通、消費拡大に至る課題解決の取組、今後輸入花きに対抗する上で必要となる飛躍的な生産性向上が期待される技術の実証等に対して、必要な経費を支援します。
【対象経費】 実証の費用等
【対象者】 民間団体等
【補助】 定額(10/10)
【予算】 7.28億円
【公募期間】 未定
【HP】 https://www.maff.go.jp/j/budget/pdf/r3kettei_pr10.pdf
【まとめ】
⇒令和2年度も「花き支援対策(8.78億円)」がありました。内容は以下の通りであり、令和2年度の「1.」が令和3年度の「2.」と同様の内容となっています。
1.地域の「戦略品目」設定とその生産・流通・消費の課題解決支援
2.国と試験研究機関主導による全国レベルでの技術実証支援
3.国際園芸博覧会を通じた我が国の花きの情報発信
⇒事例として、ネット取引、定期契約取引(サブスクリプション)による花き購入などが挙げられています。新たなビジネスモデルの検討・提案・普及・実証などは仕事になりそうです。

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