【予算情報】宿泊施設インバウンド対応支援事業(観光庁:w210324)

本事業は「宿泊施設のWI-FI環境の整備や案内表示の多言語化等の整備/宿泊施設のバリアフリー化改修のインバウンド受入環境整備を支援」に関する事業です。対象は「旅館業法の営業許可を得た宿泊事業者(旅館・ホテル等)」です。これは、「宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業」、「宿泊施設バリアフリー化促進事業」の2つの事業があり、毎年事業あります。公募期間長いので、比較的、余裕を持って準備できます。

◆令和3年度 宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業 

・内容:宿泊施設のWI-FI環境の整備や案内表示の多言語化等の整備
・対象:旅館業法の営業許可を得た宿泊事業者(旅館・ホテル等)
・お勧め度:〇旅館・ホテル等 〇IT関連会社 ×コンサル ※旅館等でWI-FI環境等の整備をする場合は、この補助金使った方がよいです。

【内容】
宿泊施設のWI-FI環境の整備や案内表示の多言語化等のインバウンド受入環境整備を支援
(1)館内共用部の無料公衆無線LAN環境の整備
(2)館内共用部の洋式便器の整備
(3)自社サイトの多言語化(宿泊予約の機能を有するサイトに限る。)
(4)館内共用部の国際放送設備の整備
(5)館内共用部の案内表示の多言語化
(6)オペレーターによる24時間対応可能な翻訳システムの導入又は業務効率化のためのタブレット端末の整備
(7)クレジットカード等決済端末の整備
(8)ムスリムの受入のためのマニュアルの作成
(9)一の客室における無料公衆無線LAN環境、洋式便器及び多言語対応を図るための整備の完備

【対象経費】
機器購入費用、設置費用、設置に伴う関連工事費用、撤去費用、設計・工事・監理費用、雑役務費用、マニュアルの作成・印刷費用、諸経費

【対象者】
旅館業法の営業許可を得た宿泊事業者(旅館・ホテル等)
※宿泊事業者(5以上)による協議会が「訪日外国人宿泊者受入体制拡充計画」を策定・申請を行う。
ただし一定の要件を満たす場合は1者のみで「訪日外国人宿泊者受入体制拡充計画」を策定・申請できることとする。

【補助】 1/3(150万円)

【予算】 33.83億円(内数)

【公募期間】 未定
※令和2年度は3/31~6/30、7/31~9/11の2回募集ありました。

【HP】
予算資料)(R2の公募HP)(専用HP

【まとめ】
※先ずは「訪日外国人宿泊者受入体制拡充計画」を策定・申請する必要があります。
※補助率1/3と若干低いですが、申請した方がお得です。

◆令和3年度 宿泊施設インバウンド対応支援事業 

・内容:宿泊施設のバリアフリー化改修のインバウンド受入環境整備を支援
・対象:旅館業法の営業許可を得た宿泊施設(旅館・ホテル)
・お勧め度:〇旅館・ホテル 〇工務店 ×コンサル ※バリアフリー化改修する場合は、この補助金活用した方がよいです。 

【内容】
宿泊施設のバリアフリー化改修のインバウンド受入環境整備を支援
①客室の必要最低限の改修等(客室出入口、トイレ、浴室、洗面所、その他客室内)
②共用部の改修等(敷地内の通路、駐車場、建築物の出入口、フロント等、廊下、屋内通路、階段、エレベーターその他昇降機、トイレ、洗面所、浴室・シャワー室、脱衣室・更衣室、レストラン・食堂、宴会場、バンケットホール 等)

【対象経費】
使用目的が補助対象事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費

【対象者】 
旅館業法の営業許可を得た宿泊施設(旅館・ホテル)

【補助】 1/2(①と②の合計:上限500万円)

【予算】 33.83億円(内数)

【公募期間】 未定
※令和2年度は3/31~6/30、7/31~9/11の2回募集ありました。

【HP】
予算資料)(R2の公募HP)(専用HP

【まとめ】
※先ずは「宿泊施設バリアフリー化促進事業計画」を策定し、当該計画について国土交通大臣の認定を受ける必要があります。
※補助率1/2は良いですね。工務店等の方は旅館・ホテルへ営業しましょう。

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