◆令和3年度 長期優良住宅化リフォーム推進事業(国交省w210224)

本事業は「住宅をリフォームする場合の補助」に関する事業です。対象は「リフォーム工事の施工業者等」です。毎年、事業あります。お客様から注文(4月~11月)を受けてからの登録・工事でもいけます。事務作業がある程度できる施工業者なら、対応できます。

・内容:住宅をリフォームする場合の補助
・対象:リフォーム工事の施工業者等
・お勧め度:〇該当施工業者等 △コンサル(施工業者のサポート) 

【内容】
長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、良質な住宅ストックの形成や、子育てしやすい生活環境の整備等を図るため、 既存住宅の長寿命化や省エネ化等に資する性能向上リフォームや子育て世帯向け改修に対する支援を行う事業です。
①評価基準型(性能項目のうち、劣化対策、耐震性、省エネルギー対策について評価基準に適合するもの)
②認定長期優良住宅型(所管行政庁から長期優良住宅(増改築)の認定を受けるもの)
③高度省エネルギー型(上記の認定を受け、かつ、一次エネルギー消費量が省エネ基準比20%削減されるもの)

【対象経費】
1)長期優良住宅化リフォーム工事に要する費用
2)三世代同居対応改修工事に要する費用
3)子育て世帯向け改修工事に要する費用
4)防災・レジリエンス性向上改修工事に要する費用
5)インスペクション(既存住宅状況調査)等に要する費用

【対象者】 以下のいずれかの事業者
・リフォーム工事の施工業者(発注者を共同事業者とします。発注者は補助事業者になることはできません。)
・買取再販業者

【補助】 補助率:基本1/3
①上限100万円/戸(150万円/戸)
②上限200万円/戸(250万円/戸)
③上限250万円/戸(300万円/戸)
※( )内の補助限度額は「三世代同居対応改修工事を実施する」、「若者・子育て世帯が工事を実施する」、又は「既存住宅購入者が工事を実施する」場合を示す。
※リフォーム事業者は、リフォーム工事の発注者に補助金を還元する必要があります。
※買取再販業者は、当該住宅の購入者に対し補助金を還元する必要はありませんが、売買契約締結前に補助金の交付を受けたことを説明する必要があります。

【予算】 45億円

【公募期間】
〇通年申請タイプ(予算がなくなり次第終了)
・事業者登録:4月上旬~11月下旬
・住宅登録:4月上旬~12月下旬
〇事前採択タイプ(安心R住宅※)
・4月上旬~5月中旬
※安心R住宅(国土交通省が定めた基準を満たした安心して購入できる中古住宅の目印です)

【HP】 資料参照)(R2の専用HP
R2の長期優良住宅化リフォーム推進事業に関する登録事業者

【まとめ】
※補助事業を実施するリフォーム業者及び買取再販業者は、毎年度、1度だけ事業者情報を登録する必要があります。
※この補助金を受けて事業を実施する場合、かなりの事務作業能力が求められます。なので、登録されている事業者を見ても、大手かそれなりの事業者となっています。反対に、これに登録して実施できる能力があれば、他と差別化できます。
※令和4年2月中旬には完了実績報告をする必要があります。

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