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◆【予算情報】 令和3年度 高収益作物転換型(農水省:r210318)

本事業は「水田から高収益作物への転換に関する導⼊計画の策定~基盤の整備~栽培⽅法の確⽴~導⼊・定着」に関する事業です。対象は「都道府県、市町村、⼟地改良区、農業協同組合 等」です。米作から野菜等へ転換を考えているならこの補助金を活用しましょう。

・内容:米作から高収益作物への転換に関する導⼊計画の策定~基盤の整備~栽培⽅法の確⽴~導⼊・定着
・対象:都道府県、市町村、⼟地改良区、農業協同組合 等
・お勧め度:◎農業者等 ×コンサル ※チャレンジしていく農業者にとってはお勧めです。

【内容】
高収益作物転換型では、基盤整備と合わせて高収益作物の導入にチャレンジする地区を対象に、導入に向けた技術研修や、1年目の種子代・肥料代など、高収益作物導入に必要な経費を支援します。
① 高収益作物転換プラン作成支援(最大2年)
② 農地耕作条件改善(最大5年:ハード事業は最大3年)
③ 高収益作物導入支援(最大5年)

【対象経費・補助】
①:プラン作成に係る調査・調整,農産物の需給動向の把握,効果的な輪作体系の検討,販売先に係る調査等(10/10 上限300~500/年)
②:
◎定額助成(10/10)
〇ハード事業:
・農地(田,畑)の簡易な区画拡大:10 万円/10a(水路の管水路化等を伴う場合 20 万円/10a)
・暗渠排水:15 万円/10a (本暗渠管の間隔 10m以下),湧水処理:15 万円/100m
・末端の畑地かんがい施設整備:20 万円/10a(樹園地の場合 30 万円/10a)
・客土:10 万円/10a (層厚 10cm 以上) ,除礫:20 万円/10a((深度 30cm 以上)
・用水路・農作業道の更新整備:10 万円/10m,排水路の更新整備 15 万円/10m
※中心経営体に集約化(面的集積)する又は集約することが確実と見込まれる農地については,定額助成の単価を2割加算
〇ソフト事業:
・条件改善推進費(権利関係,農家意向,農地集積,基盤整備等に関する調査・調整,先進的省力化技術導入):300 万円/単年度/1地区,等
◎定率補助
〇ハード事業:農業用用排水施設,暗渠排水,土層改良,区画整理,農作業道,農地造成,農用地の保全,営農環境整備支援
〇ソフト事業:水管理・維持管理省力化支援,導入作物に応じた品質向上支援,地形図作成等の条件改善促進支援 等
※補助率 国 50%(離島・中山間地域 55%),県 15%
③:
◎定額助成:技術習得方法の検討と実践,技術者の育成,試験販売等の経営展開の支援,現場での研修会開催等
◎定率助成:実証展示ほ場の設置・運営,導入1年目の種子・肥料等への支援,農業機械リース等
※補助率 国 50%(離島・中山間地域 55%),県 15%

【対象者】
農地中間管理事業の重点実施区域、⼈・農地プランが実質化された地域で事業実施主体が計画する整備区域内の農業者等(都道府県、市町村、⼟地改良区、農業協同組合 等)

【予算】 24.79億円(内数)

【公募期間】 随時

【HP】 (予算資料) (概要資料) (福井県の重点実施区域

【まとめ】
※米作から野菜等へ転換を図る場合、計画~整備~栽培方法確率~導入まで手厚い補助があります。米作が多い地域は、この補助金使って、野菜等へ転換していくと良いですね。

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