見出し画像

令和2年度第3次補正 サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助⾦(経産省t210209)

本事業は「国内で生産拠点等の整備を行う事業(建物・設備の導入等に使用可)」に関する事業です。対象は「大企業・中小企業等」です。昨年話題になった工場建設に使用できる補助金です。あまりにも人気で採択率は8.7%でした。今年度も多くの申請が予想されます。該当する企業は今直ぐにでも準備に入りましょう。
・内容:国内で生産拠点等の整備を行う事業(建物・設備の導入等に使用可) 
・対象:大企業・中小企業等
・お勧め度:△大企業・中小企業等(難易度高い) ◎メーカー(設備導入支援) ◎行政(誘致) △コンサル(難易度高い) 
【内容】
⽣産拠点の集中度が⾼く、サプライチェーンの途絶によるリスクが⼤きい重要な製品・部素材、または国⺠が健康な⽣活を営む上で重要な製品・部素材について、国内で⽣産拠点等を整備しようとする場合に、その設備導⼊等を⽀援します。
(1)⽣産拠点の集中度が⾼い製品・部素材の供給途絶リスク解消のための⽣産拠点整備
半導体関連、航空機関連、車載用電池関連、レアメタル関連、ディスプレイ等
(2)国民が健康な生活を営む上で重要な製品・部素材の生産拠点等整備
医療マスク(サージカルマスク)関連、医療用ガウン関連、手袋(医療従事者用)等
【対象経費】 建物取得費、設備費、システム導入費
【対象者】 大企業、中小企業等
【補助】
大企業:1/2~1/4
中小企業:2/3~1/4
【予算】 2,108億円
【公募期間】 未定(令和2年度:5月22日~7月22日)
【HP】
https://www.meti.go.jp/press/2020/11/20201120005/20201120005.html(令和2年度)
https://www.mizuho-ir.co.jp/topics/supplychain/std01/02.html(令和2年度)
【まとめ】
※昨年度に引き続き予算化された、話題の補助金です。全国どこでも立地可能な補助金です。
※昨年の予算は3,060億円(先行分含む)でした。今回は2,108億円なので、1,000億円程度減額になっています。
※昨年の通採択件数は、146件/1670件(8.7%)となっています。今年度はさらに予算も減っていますので、厳しいことが予想されます。
※補助率は、大企業:1/2~1/4、中小企業:2/3~1/4となっており、昨年よりも下がっています。また、上限金額も150億円⇒100億円と減額になっています。
※一般的な製造業は採択されにくいです。
※マスク、消毒用アルコールは除外の方向性となっています。医療マスクはOKです。
※申請書をつくるときに、各地の経済産業局に相談する必要あります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?