◆令和4年度環境省概算要求_w210909

【HP】
重点施策・予算情報)(令和4年度環境省重点施策集

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1-1.「脱炭素社会」への移行
◆地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(20億円)(新)
・意欲的な脱炭素の取組を行う地方公共団体等に対して、「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」により支援します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/1-1_01.pdf
※思ったよりも金額小さかったです。

◆地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する公共施設への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業(100億円)
・災害・停電時に公共施設へエネルギー供給が可能な再生可能エネルギー設備等の導入を支援します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/1-1_02.pdf
※令和7年度まで続きます。

◆地域脱炭素実現に向けた再エネの最大限導入のための計画づくり支援事業(28.5億円)
・再エネの最大限の導入と地域人材の育成を通じた持続可能でレジリエントな地域づくりを支援します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/1-1_04.pdf
※今年度は補助率10/10でしたが、来年度は定率になるようです。

◆電動車×再エネの同時導入による脱炭素型カーシェア・防災拠点化促進事業(10億円)(新)
・地方公共団体の公用車や民間社用車に「電動車×再エネ」カーシェアを導入し、地域住民とのシェアリングやレジリエンス強化も同時に促進します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/1-1_05.pdf
※充放電設備/外部給電器の補助金が出ます。

◆建築物の脱炭素化・レジリエンス強化促進事業(100億円)
・業務用施設のZEB化・省CO2化に資する高効率設備等の導入を支援します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/1-1_07.pdf
※ZEB、設備関連の補助金です。

◆戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業(65.5億円)
・戸建住宅の高断熱化による省エネ・省CO2化を支援します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/1-1_08-1.pdf
※地方の工務店もZEH対応目指すと良いですね。

◆集合住宅の省CO2化促進事業(64.5億円)
・集合住宅の省エネ・省CO2化、断熱リフォームを支援するとともに、災害時のレジリエンスを強化します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/1-1_08-2.pdf
※意外と狙い目な事業です。

◆グリーンリカバリーの実現に向けた中小企業等のCO2削減比例型設備導入支援事業(10億円)(新)
・中小企業等へのCO2削減量に応じた設備等導入補助で、コロナ禍からの経済再生と脱炭素化を同時実現する。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/1-1_19.pdf
※空調機等の設備機器関連の補助金です。

◆脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築事業(80億円)
・2050年カーボンニュートラルの先導的モデルの創出により、ローカルSDGsの実現を目指します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/3-1_01.pdf
※色々な事業があります。

◆工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(40億円)
・工場・事業場の設備更新、電化・燃料転換、運用改善による脱炭素化に向けた取組を支援します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/3-1_03.pdf
※設備機器関連の補助金です。今年度から、始まった事業です。

◆地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業(60億円)(新)
・2030年削減目標や2050年カーボンニュートラル実現に向け、分野やステークホルダーの垣根を超えた地域共創による開発・実証を支援します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/3-1_04.pdf
※一般の企業は入り込めないかもしれません。

◆脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業(70億円)
・先進技術を利用した省エネ型自然冷媒機器の導入を支援します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/3-1_15.pdf
※地方でも、導入事例は出てきました。

◆グリーンボンド等促進体制整備支援事業(5億円)
・グリーンボンド等の発行等支援を行う者を登録・公表し、発行等に要する追加コストを補助制度により支援します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/3-6_01.pdf
※今後、益々増えていきそうなスキームです。

◆脱炭素社会の構築に向けたESGリース促進事業(14億円)
・脱炭素機器のリース料低減を通じてESGリースの取組を促進し、サプライチェーン全体での脱炭素化を支援します。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/3-6_02.pdf
※先ずは、地元の銀行に手を挙げてもらう必要があります。

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1-3.「分散型社会」への移行
◆国立公園満喫プロジェクト等推進事業(123.78億円)
・世界水準の「ナショナルパーク」を実現し、国立公園の保護と利用の好循環により、地域活性化を図ります。
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/1-3_08.pdf
※環境省、力入れています。

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1-5.環境外交の強化
◆脱炭素移行促進に向けた二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業(プロジェクト補助)(133.87億円)
・優れた脱炭素技術等の導入、技術のシステム化や複数技術のパッケージ化、再エネ水素利活用等の促進を支援することにより、途上国の脱炭素社会への移行に向けたJCMプロジェクト等を推進
https://www.env.go.jp/guide/budget/r04/r04juten-sesakushu/1-5_04.pdf
※地方の企業も、このような事業に取り組んでいきたいものです。

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