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連載20・タロットで「当てる」コツは?

タロットには「世界の在り方」が根底にあって
「人や人生の在り方」も反映しているので

一枚一枚が人の感情や思考、
それから行動パターンを表した
原型・アーキタイプです。

たった78枚に世界や人のあらゆるものが
詰め込まれているなら

それぞれのカードから引き出せる
情報量のポテンシャルは莫大ですよね?

だからこそタロットのリーディング結果は
解説書の言葉をそのまま伝えるのではなく、

自分らしい言葉で、
相談者さんの状況に合わせて
表現していくことが大切です。

だから同じカードでも
場合によって言葉が違っていても良いんです。

むしろ、誰もがみんな違う人間で
認識や理解によって
アーキタイプの捉え方も変わるので
解釈の言葉が違うほうが当たり前です。 
 
タロットリーディングをマスターするために
必要なことは暗記ではなく、

カードの一枚一枚が示している
宇宙の在り方のパターンと
人の在り方のパターンを
自分の体験を反映させながら
深く理解することです。

そうやって
自分の体験をを活かすことは、
言葉が生きることにもなって
「当たるタロット」になっていきます。
 
「当たるタロット」。。。なんていうと
胡散臭く聞こえてしまうかもしれませんが

「当たる」と聞くときは鑑定の真っ最中に
その場で聞くことがほとんどで
「予言が当たってる」ということではありません。

相談者さんの「当たっている」という表現が
表すものは
 
・理解してもらっている、
・適切な質問で言葉を引き出してもらっている、
・背中を押してもらっている、
・心に寄り添ってもらっている、
 
。。。といった「共感してもらっている」と感じる気持ちなので

最高の褒め言葉です!
 

タロット鑑定は相談者さん(あるいは本人)に
目的をクリアに認識してもらい
目標に向かって一歩踏み出していただくために
サポートをする
「心との会話セラピー」です。

だからタロット鑑定師は自分の経験や知識を
カードに当てはめて、
自分が理解している世界観と
相談者さんの世界観を繋げるための
共感を表した言葉を紡いでいくと
心を動かすリーディングを
手掛けられるようになります。

ただし、鑑定師の経験や知識に偏りがあると、
偏ったリーディングになってしまうので

相談者さんに
「笑顔と勇気と希望を持ってもらう」という
心を忘れないでください。

悩みは、望みと現状の間にギャップがあると生まれます。

だからそのギャップを埋めるための
心の捉え方や行動を見直すことが
解決への糸口になります。

理想の未来を設定して、
そこへたどり着くために
向き合わなければならない課題を
明確にして、行動することで
成長につながって、
必然的に人生を変えていきます。
 
自分の内にある全ては
鑑定に活かして
人の役に立てることができるので

学びと体験を積んで、自分磨きをして
人生の棚卸をして、
あなただけのストーリーで
タロットに命を与えていきましょう!


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タロットを本質から知る連載、今回で一旦終了です😃♪

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