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「タロットの勉強始めたんだ〜」と
お友達や知り合いに
軽く言ってみた後で

「わ〜、占って〜」という反応をもらって
カードを引いてみたことって、ありますか?

大抵が、なんかよく分からなかった。。。
という体験になったのではないでしょうか?

初心者さんで
最初からばっちり占えた、という人って
そうそういないので、

質問した人も、
カードを引いた人も
「だから何?」という薄い反応の中で
みんな気まずさを感じて、
特に初心者さんにとっては
自信をなくしてしまう体験になることは
ありがちです。

なぜかというと、
タロット占いに対する質問や期待って
「誰々の気持ち」「何々がどうなるの?」と
いった内容が多いからです。

タロットでそういうことがみれない。。。
という訳ではないのですが

せいぜい解説書からの言葉を
ひとことふたこと言えるぐらいの
タロット初心者さんが
確認ができないことに関して
カードを引いても

言葉が薄っぺらくなってしまって
納得してもらえずに
残念ながら信憑性が出ないんです。

納得してもらって
信頼を得る答えを導き出すには
正直言って
カードの知識と会話スキルが必要です。

普通に考えても、
人は心当たりがあることだけにしか
納得しませんから、
納得できないなら「当たっている」と思われません。

誰に何を言われても
「そうなんだ〜!」と思えないなら
納得できませんよね?

ですからタロットは 
確認できることに関してカードを引くとベストです。

でも確認できることは「目に見えるもの」だけじゃなくて
思っていることや考えていること、
それから知っていることや
過去の記憶なども含みますから

「あたり」をつけて会話をして
心に向かい合ってもらうことを目的にすると
しっかりカードを使えるようになります。


タロットカードは「占いツール」のはずだから
確認のできない物事を言い当てるはず、という
思い込みを持たれてしまってますが

78枚しかないカードが
何百億通り以上あるような
人間の機微を
全て明確に言い当てる訳ではありません。

タロットの一枚一枚が表すものは
誰にとっても
「そういうこと、心当たりある!」と思える
感情や思考、それから行動の全てを
78通りにパターン化したものなので

カードは、あくまでも
言葉を引き出すための
インスピレーションの鍵です。

現象そのものをありのままに表している、
という訳ではないので
リーディングはその言葉通り、
読み込んで「解釈」をしていくことが必要です!


そして
タロットは「心の鏡」のようなものです。

鏡に向き合いながら
身だしなみを整えるように

タロットカードにあわせて
心の状態をチェックして

「自分が自分の人生を生きている!」気持ちを
培うつもりで
今起こっていることを
整理整頓しながら理解して
何が理想で、これからどうしたいかを考えていけば
心にしっくりくるリーディングになっていきます。


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タロットを本質から知る連載、続きます😃♪

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