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川勝知事辞職表明を受けて、県民の所感

こんにちは。
昨日(四月二日)、とんでもないニュースが日本を襲いました。
静岡県の川勝平太県知事が今年6月に辞職するというのだ!!
このニュースには我々静岡県民のみならず、日本中を混乱の渦に巻き込みました。
川勝平太といえばリニア工事でJR東海を批判し県内の工事を認めず、部分開業を訴えるなどして、玉城デニー、吉村洋文と並ぶ日本3大嫌われてる県知事である。
その他にもコシヒカリ発言を筆頭に問題発言が度々物議を醸すなど、危なっかしい人ではあった。そして今回ついに県の新規採用者への訓示として「野菜を売ったり、牛の世話をしたり、ものを作ったりとかと違い、皆様は頭脳、知性の高い方たち」と発言し、露骨な職業差別と問題視され今までのどの発言よりも炎上し、県庁には抗議の電話が相次いだ。これに対して川勝知事は職業差別はしていない。とし、問題発言とされていることに驚いている。とまで発言した。しかしその上で、六月議会をもってこの職を辞任しようと思っている。と発言し、任期満了前に辞職する意向を示したのである。
これに対して県外の鉄道オタク共からは、リニア問題がようやく前に進む!!川勝が消えてリニアが…(以下略)とリニア問題が進展する可能性を喜ぶ声で溢れた。県内でも川勝知事を嫌悪する人は多く、今回の辞職は多くの静岡県民にとって朗報と言えるであろう。

ここからは私の意見であるので、文句ある人はぜひレスバしましょう。

ついに度を超えた失言

以前から川勝知事の失言は問題になっていた。黙ってりゃいいのになんで余計なことを口走ってしまうのか。
今回の訓示もそう。それっぽい言葉ならべてりゃ全然形になるのに、なぜか他の職業と比較した。ご存知の通り静岡県は、お茶やわさび、魚介類といった一次産業で大変栄えております。それらを否定するような今回の発言。到底許されるものではないです。
県知事として静岡を愛しているものだと信じていたのに、全然そんなことないのかもしれないですね。大井川流域区の水を守りたい。という静岡を愛しているがゆえの行動も度重なる失言で怪しくなってきました。
一部のネット民からはリニア建設を妨害している理由が、川勝と中国がズブズブの関係だから、と言われたりしていますが、ホントにその線もある気がしてきました。なぜ川勝知事と中国が仲良いと言われているかといいますと、日本が中国と競っている鉄道技術。その競争に勝つ鍵がリニアなのてす。

中華人民共和国との関係性の有無

リニアを中国よりも早く運用すること、それが競争に勝つ方法なのです。しかし、川勝知事がそれを妨害していることで中国の犬とまで言われているわけですね。試しにグーグルで「川勝平太」と入力してみて下さい。予測検索に毛沢東と表示されます。無知な連中がネットのデマに踊らされて話がめちゃくちゃ飛躍しています。川勝知事が中華人民共和国と特別な関係があるというソースは一切ありません。県民の皆様、ご安心下さい。

川勝知事の後継者

もし本当に6月に川勝知事が辞任するのであれば、その後継者は誰になるのか。あくまで私の意見ですが、次の後継者は現静岡市長の難波喬司氏になると予想しています。元々静岡県の副知事として川勝知事の下で働いてたものの、2年前の静岡市長選を機に川勝知事から距離を置きました。そして今回の川勝知事の失言に関しても、難波市長は川勝知事を厳しく批判しておりました。また難波市長はリニアに関しても肯定的であり、川勝知事と相反する存在であるのは間違いないです。
川勝知事が後継打診した渡辺周氏と難波市長が仮に県知事選に出馬するのであれば、今の静岡県の状況を見る限り難波市長が勝利することになるでしょう。

リニアはどうなるのか

県外の方々が最も注目しているのは県知事かわ変わることでリニアは開通に向け、前に進むことが出来るのか。というところでしょう。結論からすると、県知事が変わってもすぐには着工は始まらないでしょう。
もし仮に次の県知事がリニア開通に肯定的であろうとも、JR東海に、すぐに工事して良いですよ!なんて言うはずがありません。大井川流域区にはまだまだトンネル工事に疑念を抱いている人もいますし、なにより私含めリニア工事反対派の人間がそれを許しません。デモ起こしてでも止めてみせます。
先日大井川に観光に行ったのですが、大変キレイな水で素晴らしい景色に感動しました。
もしこの水が失われたり汚されたりしたら、本当に悲しいし、絶対にJRを許しません。
とにかくもう少し議論の余地が必要であるということです。
現在の静岡県民のリニアに関する考えは、関心がない人がおよそ半分を占めていると感じます。どうせ静岡県内に駅が出来るわけじゃないし、どうでも良いのです。気持ちも分かりますが、自分達の生活に大きな影響を与える可能性もあるのです。関心を持ちましょう。

最後に伝えたいこと

まず私の意見を軽く述べておくと、川勝知事は個人的に信用出来なかったこともあり、今回の辞任は正直自分にとっては朗報でした。任期満了前の辞任ということもあり、職務放棄感が凄いですが…。六月にやめる理由としてボーナスをもらった後にやめるため!とか言われていますが、そう言ってる連中は流石に頭悪すぎですね。6月の議会終了後も自分の息のかかった議員に後を継がせたいのでしょう。
改めて言いますが私はリニアの静岡県内のトンネル工事には反対です。様々な解決案が出されていますが、結局文字だけであり、実際に工事してみないと分かりません。なぜリスクを背負った工事をするにも関わらず県にとってほとんどメリットのないことをJRに任せなくてはならないのか。他県の圧力なんて関係ない。私は静岡県内のリニア開通には断固として反対します。
一応東海道新幹線のこだま、ひかりの増便が検討されるらしいですが、どう考えても土地を提供してリスクのある工事をする対価に見合っていません。
最後に伝えたいことはリニアを2027年に開通することを断念するという報道があった際に多くの日本人がそれを静岡県民全体のせいにして、ツイッターでも、静岡県民はよ死ね。だとか、静岡は電車通さなくて良いよw東海道新幹線も鈍行も。などともちろん冗談で言っているのは分かりますが、県民からすると本当にイラッときます。彼らはもちろん鍵引悪口の刑に処しました。リニアを通したくない。というのは静岡県民の総意ではありません。川勝知事の意見が静岡県民全員の意見ではないのです。そこを分かってほしい。リニア問題で静岡県のイメージは地に落ちました。次の県知事はそんな静岡県の印象を再び良いものにしてくれると嬉しいです。

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