TikTokバズる方法_ロジック編_

TikTokでバズらせる仕組みを知る

初めまして、えんどりんです。

新卒で入社した京セラでは新規事業立ち上げやアプリ開発に携わった後、CyberAgentに転職し、AbemaTVでマーケティングを担当。自身が運営するYouTubeチャンネルでは開設から1ヶ月で1動画100万回再生達成。現在は20万登録者数を超えるYouTuber、TikTokerを始め、数々のクリエイターのプロデュースやSNS向けショートムービー制作などクリエイティブディレクターとしても活動しています。よろしくお願いします。

TikTokの今の動き

皆さんご存知のYouTubeなどの有名な動画プラットフォームや、SNSの動画投稿機能などが既に存在しているにも関わらず、なぜTikTokが人気を集めているか。
その理由はいくつか考えられますが、主には動画の作成が簡単で、投稿ハードルが低いというところで、いわゆる参入障壁が低いところが人気の秘訣かと思います。(そんなの知ってるわって感じですよねw)

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2019年に行われた「TikTok CREATOR’S LAB. 2019」ではTikTokがクリエイター向けの収益化プログラムを用意するという発表は皆さんもご存知ではないかと思います。西田副社長は同施策を2019年中に開始するとアナウンスし、「TikTokはもうかります」と宣言しました。

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でもこの「儲かる」という点では正直すぐには難しいです。
なぜなら...

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このユーザー属性を見ていただいても分かるように、アプリ利用者は圧倒的に若者が多いんです。
TikTokが儲かると言っている仕組みはいわゆる広告です。
YouTubeで動画を見ていると広告が流れると思うのですがものすごく簡単に言うとあんなやつです。
広告というのは商品を買っていただく為にあるもので、広告主ももちろんそのターゲットに合わせて広告を配信します。
ですが今のTikTokを見ている層はあまりにも若い層が多く、広告を視聴して購入するような層でないんです。
そこでTikTokは年齢層の高いユーザーを掴む為に動き出したわけですね。
これによって何が変わったかと言うと、バズりやすい動画のジャンルに変化が起きたわけです。
ターゲットが変わるともちろん発信するコンテンツが変わってくるのでもちろんこういった流れになってきます。

TikTokは今でも可愛く音楽に合わせて踊って発信するモノ、というイメージがあると思いますが今はもう変化しています。
それではもうバズることが難しいです。
既にフォロワーも多く、その子の音楽に合わせて可愛く踊っているところがが好きというファンが多ければまた少し別ですが...

TikTokを始めた方が良い理由

TikTokはまだ1万未満のYouTuber全員が活用すべきSNSです。
1万以上のYouTuberにとってももちろんメリットだらけですがこれからYouTubeを始めていきたいという人には効果抜群です。

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それはYouTubeは能動的に視聴されるものTikTokは受動的に視聴されるものだからです。
YouTubeに動画をアップしてもそのアップした動画は世の中のYouTubeファンに見つけてもらえずにチャンネル開設当初は再生回数が伸びないなんてことは当たり前のように起きます...

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YouTubeの視聴の70%以上は関連動画からと言われており、僕が担当しているYouTubeのこのデータからも分かるようにYouTubeで見つけて貰う為には関連動画として表示されることやSEO対策をして検索にHITするようにしなきゃいけないんです...
関連動画に載る方法やSEO対策方法、YouTuberにとってTikTokをやったほうが良いという内容はまた別途記事を書きますね!
必ず書くので気になる方はフォローしておいてください!
YouTubeに対してTikTokは人に視聴され、それが評価される所がスタートラインなんです。
ファン(フォロワー)が0人でも多くの人に見られるチャンスがあるということです!
もちろんおすすめに乗り続ける為には良い動画である必要があるんですが、その動画の「良さ」を判断するのは視聴者なんです。
実際におすすめ欄の動画を見ているとファン数やいいね数が一桁の動画がたくさん出てきます。

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おすすめ表示される仕組みについて理解する

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前項でも書いたように、投稿後に審査を受けてオススメに表示されます。
最初に記載したように動画内容を機械が自動的にジャンル判別して意図的におすすめ表示されるジャンルを操作しています。また、不適切な動画でないかもここで判断しています。
例えばアダルト系のものや外部誘導(YouTubeなど)しているような動画がそれに当たります。
おすすめに乗り続ける為に大事なことは高エンゲージ(質の高い動画)である事を機械に認識させることが大切です。
でわ機械はどのように高エンゲージだと判断しているのか。
それはある特定の指標で判断していて、先ほどお話した投稿する動画のジャンルにプラスしてそれらの特定の指標において高い実績を出すことでおすすめに乗り続けることができます。
・視聴回数
・視聴完了率
・視聴時間
・コメント数
・動画保存数
・拡散数

機械による審査対象項目や重みは都度変更するので確定事項ではないですが上記指標が主な指標になってきます。
いかにこれらの指標を高める事を意識して動画投稿を続けるかが大事です。
ただなんとなく投稿すればいいって訳ではないんですね...

おすすめに乗り続けるために大事なこと

でわどのようにそれらの指標を高めていけばいいのか。
例えば一時期話題になっていた「こっちを見ろ」の動画。
あれがなぜあんなにも人気が出たか。

先ほど説明した指標を意識してみると分かると思いますが分かりますか?
まず最初は顔が見えず、どんな顔なんだろうと思い最後まで見ますよね...
はい、もうここで「視聴完了率」が高まりましたw
そして最後の一瞬だけ見れる表情。
フリックしない限りループで再生されるTikTok。
「あれ、可愛いかも!?もっとちゃんと見たい」と思ったらもう一度再生してしまうでしょう。(正直僕は2、3回は見返しますね、はい)
そんなこんなで「視聴回数」、「視聴時間」の指標の値も高まっていく訳ですね。
かなり理に適っているw
バズっている動画を見つけたら、なぜその動画がバズっているのかを真剣に考えることがかなり大事です。
ただ同じ音楽で同じようにやってもバズらないことがあります。
その時はじゃぁなぜバズらなかったのかを真剣に考えることが大切です。
何が言いたいかと言うと、TikTokの動画は見まくることはとっても大切で、それに加えてなぜバズっているのかを考察することが大切です。

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厳選クリエイターになると上記のようなヒントがくるのですが、これはかなり最低ラインですが参考にしてみると良いかと思います。
そして投稿はできる限り毎日ですね。
ジャンルにおいても現在では以下のようなジャンルがおすすめに載りやすいとされています!

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まとめ

今回の記事では今のトレンドの動きからどんなものがバズりやすいのか。
おすすめに載り続けるために必要な要素についてお話しました。
・音楽に合わせて可愛く踊るのはもはやトレンドではない
・おすすめに乗り続ける為には高エンゲージを叩き出すこと

・高エンゲージは特定の指標によって判断されている
・バズっている動画について本気で考察してみる
上記のことがとっても大切です。
次回は今回お話した指標を伸ばし高エンゲージの動画をバンバン叩き出すテクニックについてお伝えします。
今回は一例として「こっちを見ろ」の動画について解説しましたが、次回はハートを多く貰う方法や動画を保存してもらう方法、何度も繰り返し視聴してもらう方法、コメントを多くもらう方法などすぐに使えるテクニックをお伝えしていこうと思います。
これからTikTokを始めようと思っている人、または伸び悩んでいる人。企業様でTikTok運用をしようと持っている方々やTikTokerマネジメントをしている方、YouTuberの方などフォローしてお待ちいただけると嬉しいです!
それではまたお会いしましょう!

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