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WebtoonにおけるIP力とスピンオフについて考えている話

はじめまして。
縦スクロールコンテンツの事業に携わっている遠藤と申します。
先輩はおとこのこ」がアニメ化ということで読んでいたのですが数日で一気読みしてしまいました…良すぎたのでなんなら単行本も購入したのでそっちも読みたいと思っています。

さて、今回は先日のAnimeJapanでも「先輩はおとこのこ」をはじめ色々とアニメ化していますが、その中で感じたIP力、というものについて考えたので残しておこうと思います。

コンテンツの中のIP力の一つに「スピンオフ展開」というものがあるなと最近感じています。

例えばですが「俺レベ 外伝」がWebtoon的には新しいニュースです。

その他には、AnimeJapanでアニメ化が発表された「ブルーロック-EPISODE 凪-」や映画までやっている「ソードアート・オンライン プログレッシブ」、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア」は12巻まで出ていてアニメ化もしています。

これらのスピンオフは、スピンオフとしても売れている作品も非常に多いなと思っています。もちろん、原作が売れており、IPとして強いことが一つの要因ではあるのですが、スピンオフが売れる理由として他にも「キャラクターの深さ」「世界観の広さ」などがあげられるのかなと思っています。
原作の本筋で追いきれなかったキャラクターに焦点を当てていることや、主要キャラクターの過去の話など、原作の世界観を広げる役割を果たしつつも一つの物語としても非常に面白い、というのがスピンオフ作品のいいところなんだろうなと思っています。

Webtoonは、このスピンオフやユニバース的な展開が実は相性がいいのではないかなと考えています。Webtoonはその特徴故に出せるキャラクターの数や深掘り方にも制限があるのであれば、いっそ複数作品で世界観を共有するような作り方が向いているんではないかな、みたいな風に思っています。
マーベル・シネマティック・ユニバースやDCエクステンデッド・ユニバースのような形で1本の映画が複数出て、集大成の映画がまた別の映画で出るような…
Webtoon特有のキャラクターの深掘りにしにくさや世界観の広げにくさ、みたいな話の解決の一端になるかもと思っています。(とはいえコストは非常に高い上に、とんでもないプロデュース力が必要になりそうな気も…)

のようなことを考えてはいたのですが、すでにWebtoonでもそういった取り組みはされていそうでして、あまり読んだことのない作品だったので読んでみようかなと思っています。

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